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この戦争の行方とグローバリズム
http://www.asyura.com/0304/bd25/msg/473.html
投稿者 HAARP 日時 2003 年 4 月 02 日 23:22:11:oQGUNb5q8hjD.

近視眼的なテレビ報道にも疲れてきたので、少し俯瞰した資料を作ってみた。
ジョン・ラッポート氏のノーモアフェイクニュース・コムにあった記事。

http://www.nomorefakenews.com/
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この戦争の行く末はどうなるのか。

最近、私(ジョン・ラッポート)は今行われている戦争についてある諜報関係者とのインタビューを出版した。このインタビューの中でこの人物は英米の部隊は地上戦において泥沼にはまると予測した。

以下は、この人物のその後の発言である。

Q:アメリカは新しい精鋭部隊を送り込んだわけですが、あなたはどのように評価しますか?

A:言えることは、現状は厳しいということです。砂塵と暑さと劣化ウランは今後ひどくなりますからね。この戦争が終わったときには、いわゆる湾岸戦争症候群の新しい形を見ることになりますよ。

Q:それは、いろいろな意味に取れますが。

A:そうです。これは(兵士が受けた)ワクチンやウラニウムの影響なども含めて言っているわけです。

Q:戦争が本当に終了する前にブッシュが勝利宣言をして、部隊をイラク領土から撤退させるということはあるんでしょうか。

A:そう思いますね、これは前回でも言ったとおりです。これは特に国防省が全ての油田が確保されたと言った場合には起こりうることです。しかし、イラクにはいろいろな問題が残されることになります。

Q:ホワイトハウスや国防省、CIAには非難が渦巻いているようですが。

A:そう考えていいでしょう。あなたが仰ったように、戦争立案者たちは当初から宣伝されていたよりも多くの犠牲者が出ることを知っていました。また、それ以上に戦闘がどの位長引くかも予測していたので、(早く終わるという)初期の予測は楽観的過ぎると分かっていたのです。ホワイトハウスは若干混乱していますね。ブッシュは間違った予測を立ててしまったことに気が付いています。

Q:彼はこの状況を収拾できますか。

A:彼の役割は非常に限定されています。彼には狭い選択肢しかないのです。彼は自分の言うことが事実に基づいていないことを悟ってしまった使い走りの宣伝マンのようなものです。彼は使えるネタが少ないので、始めの宣伝文句を繰り返しているわけですが、今となっては陳腐にしか聞こえなくなってしまったわけです。

Q:アメリカのイラク侵攻は失敗するんですか。

A:そう思います。まだ、断言できる段階ではありませんが、それは起こり得ます。

Q:そうなった場合、誰が得をするのでしょうか。

A:一つあげればEUでしょう。いくつかのヨーロッパの機軸国がブッシュを支持することを拒否した時点で、彼らの位置というもが分かったのではないですか。1として、彼らはイラクと大規模な商取引をしてきたので、サダム体制は残しておきたいわけです。彼らが欲しいのは戦争ではなくて経済的な安定なのです。2としては、EUとアメリカはこのところ経済戦争に巻き込まれていたわけですが、EUとしてはこの戦争でアメリカが深刻な打撃を受けることになれば、結果としてEUに利すると考えたようです。3つめには、EUはユーロを世界中の石油取引の基本通貨にしたいわけです。サダムは1999年にドルからユーロに切り替えています。これは、ある意味では彼はEUのパートナーということですね。そして4つめは、まあ、私は考えているところなんですが・・。

Q:それは何なんですか。

A:ブッシュは・・これはホワイトハウスと国務省のことで、これはまだはっきりはしていませんが、また、ちょっと落ち込む話ではありますが、彼らはEUと世界貿易機構(WTO)を相手にアメリカの電気や水といった公共サービス企業を外国の資本に対してもっと解放しようという交渉をしているわけです。

Q:例えばヨーロッパの資本にということですよね。

A:そうです。ヨーロッパの私企業です。しかし、これらの企業のなかには部分的にヨーロッパの国の政府が資金的に支えているものもあるわけです。

Q:ということは、オハイオ州全体や一部の地方の電力を供給している会社をヨーロッパの政府がパートナーになっているヨーロッパ企業に売り渡すこともできるということですか。

A:そうです。このWTOとEUとの交渉が成立すれば、そのような企業の所有権の取引がもっと簡単になるわけです。

Q:どのようにですか。

A:障害を取り除くということです。障害とは、例えば、オハイオ州政府は州の電力施設を管理下から手放すことはしたくないわけです。アイオワなどはもっと良い例でしょうか。

Q:なるほど、しかし、あなたの仰ることからして、これはブッシュの取り巻きとEUの連中はアメリカを騙して膨大なアメリカ資本の資産をヨーロッパに売り渡そうとしていることになります。

A:そういうことになります。

Q:それはどういうことなのでしょうか。

A:アメリカが弱体化するかどうかという最初の議論に戻りましょう。特に、もしこのイラク戦争がアメリカにとって軍事的に非常に悪い状況になった場合です。

Q:わかりました。

A:ではお聞きしますが、これらの始まりはどこだったのでしょうか。これらというのはイラクに対する戦争ということですが、何が最近の発端だったのでしょうか。

Q:911

A:そのとおりです。あれがサダムに直接繋がっていったわけです。いや、直接ではありませんか、とにかくラインがあったわけです。ブッシュは餌に食らいついたのです。これは明らかですよ。

Q:エサというと。

A:覚えているでしょうが、911の後、しばらくも経たないうちに誰かがアメリカはビン・ラディンの一味に大規模な報復を行なうだろうと言いましたよね。これがまさに彼の欲しがっていたものだった。

Q:なるほど。

A:それでは、(ブッシュ以外の)他の誰かにとってのビン・ラディンの代わりはどうなるでしょう。

Q:他の誰かというと、EUのことですか。

A:そうですが、EUだけではありません。私が言っているのはグローバリゼーションを推進する軍団の背後に控える集団のことです。EUはその一部分でしかありません。

Q:この話の流れで、グローバリゼーションという言葉が何を意味しているのかはっきりさせてもらえますか。

A:私はこの言葉を、全世界を弱体化した自主独立性のない国家群として少数の排他的集団が完全に統治する計画、という意味で言っています。この計画が成功するためには、アメリカの弱体化は至上命題なのです。

Q:あなたはこの排他的集団について、政治的には右とか左とか言っていませんよね。

A:そのとおりです。右翼にしても左翼にしても、もし、彼らがしばらく思想的な論議を離れたならば、どちらの陣営もグローバリストの支配の恐怖というものが見えてくるでしょう。

Q:あなたは、ブッシュと取り巻きは911によってこのイラク戦争に引きずり込まれたと仰いましたよね。

A:私の観点からはそうですね。いま、もしこの戦争がなんらかのアメリカの軍事的な勝利に終わるとしたら、そのときはこの罠はうまく機能しなかったということになります。しかし、アメリカにとってそのような勝利には至らないだろうという多くの筋書きがあるわけです。事態の推移は悪い方向へ動くということです。これはいくつか指摘したとおりですが、もう一つの重要な観点はいわゆる戦後のイラクの占領の問題です。

Q:あなたは、911がブッシュをすでに彼が狙っていた場所であるイラクに導くために計画され、実行されたと信じているわけですよね。

A:そうです。

Q:そして、この今行われているWTOおよびEUとの交渉はアメリカのいろいろな施設会社を外国の資本の手に委ねることが出来るようになるわけですが、これも同じアメリカ弱体化計画の一部というわけですか。

A:そう思います。

Q:もし、ブッシュが騙されているとして、もし彼が意に反してアメリカ弱体化に荷担しているとしても、なぜ、彼はこのWTO交渉のあからさまな内容を支持したりするんでしょうか。バカでもわかりそうなものですが。

A:そう急がないでください。ブッシュは何年も掛けてこの手のグローバル化を支持するようにプログラムされてきたのです。彼はこの交渉がアメリカの力を削ぐことになるとは考えていません。彼は、長い目で見ればアメリカの経済は世界に抜きん出て、最終的にはグローバル化の最前線に立つと思っているのです。この信念は彼のプログラミングの一部なのです。

Q:ということは、その誰か強力なグローバリスト達はブッシュをT(プログラムで仕立てやすい人間の意味か)と見なしていると仰るわけですか。

A:まったくそのとおりです。彼らはブッシュを詳細に読んでいるわけです。彼らはどうしたらブッシュが外面とは逆の方向に行動するかが分かっているのです。このプロファイリングはうまくいっていますが、ここには成功した標準的な諜報活動の一端が見えるわけです。

Q:グローバリズムの黒幕としては、自分のタワーが911で破壊されたデビッド・ロックフェラーがいるわけですが、彼は自身の鉄とガラスの理想像をこの謀略のための犠牲に捧げたとお考えになるわけですか。例えば、アメリカの弱体化はイラクへの戦争を確定化するという意味ですが。

A:断言はできないですが、たしかにそのことについてはここ一年ほど考えてはいます。

Q:ちょっと不思議に思うんですが、911以来、ロックフェラーは自分のタワーが壊されたというのに、これについて何も発言していませんよね。

A:そうですね。ご存知のとおり、あのツイン・タワーはロックフェラー兄弟にちなんでネルソンとデビッドというあだ名が付けられていました。あのタワーはデビッドの夢だったんですね。建設については発起人だったわけです。あなたの仰るように、彼がアメリカの弱体化を計画し、グローバリストのアジェンダを強化するために進んで犠牲を捧げたというのは、なにか響くものがありますよね。デビッドというのは非常に興味深い研究対象です。彼はアメリカの支持者というわけでは全くないのです。彼はアメリカを世界の中のカウボーイだと思っていて、これは最も危険なものだと考えているのです。彼は1973年に三極委員会を設立していますが、これは基本的にアメリカの外交政策を乗っ取って、これを「遥かに責任のとれる人物たち」の手に委ねるというものです。この人物たちはドイツを含むいくつかの外国人で構成されますが、ドイツの委員が主な発言力を持っているのです。デビッドはまたCFR(外交委員会)の推進力にもなっていますが、これはアメリカを現在我々がグローバリスト・マネージメントと呼ぶ機構の傘下に置くことに貢献している組織です。また、ロックフェラーの資金の多くは「人口調節」のための研究に投資されてきました。

Q:「この私の夢である双子の塔をもって、事を起こすための犠牲に捧げよう。その崩壊は事態の連鎖を生み、好戦的なカウボーイであるアメリカを跪かせることになる。アメリカは別のものに成り変わり、グローバル・マネージャーのベルトを飾るまた一つの宝石となるだろう。」(WTCには)儀式のためのリングがありましたよね。

A:そうです。秘密結社の儀式を連想させるものでしたね。

Q:それは口から出任せで仰っているわけではないですよね。

A:ええ、違います。

Q:こんなふうに言う人は多いですよね。「よし、アメリカの手足をもぎ取ってやろう。この現代の世界ではあの国は危険過ぎる。」

A:もちろん。しかし、彼らは実際どんなアメリカのことを言っているのでしょうか。憲法によって建国されたアメリカのことでしょうか、それともとっくの昔に憲法が改竄されたあとに出現したアメリカのことなのでしょうか。

Q:ブッシュは明らかにイラクの石油を狙っていますよね。

A:それは餌の一部です。ブッシュは物事の表面のたぶん一段内側は理解できるでしょう。また、そのような人たち同様に最近は自分の洞察力というものに少しのぼせているところがあるようです。しかし、全てのまともな情報活動にはいろいろなレベルがあるのです。あなたがこのような階層を探っていくと、あるところでブッシュは間抜けということになってしまうのです。表面に近いところでは、彼は言うなれば意志の硬い怒れる戦士というところですが、より深いレベルでは、彼は騙されやすいあやつり人形なのです。

Q:あなたはこのことと、ブッシュ家がナチスとの繋がりがある歴史を持っている事実とをどのように辻褄を合わせるのでしょうか。

A:私の信じるところでは、ブッシュ家の歴史は常に惑星規模のコントロール計画の野球場の中にあったわけです。この視点では、彼らは大物たちとプレイしていましたが、本当の権力の核になったことはありませんでした。彼らは常に少し外野にいて覗きこんでいたというところです。これは程度の問題ですが。今の息子、大統領ですが、彼は自分では全くコントロールできないゲームの駒なのです。

Q:あなたはまるで、どこかで誰かが大統領がはめられた役目を見て笑いをこらえているような言い方をしていますが。

A:そういうことです。そんなふうに思えるんです。これは仕返しということじゃないですよ。どちらかと言うと、エリート中のエリートが住んでいる大きな邸宅に入ろうとして常に奮闘している家族をちゃかしているような感じですね。

Q:誰かが大統領は軍事的な終末思想を持っていると言っていることは、どう評価しますか?

A:彼に対して行われた評価ではそのことは問題にされてきました。彼をイラクに侵攻させた人々にとっては、彼の「宗教的再生」は利用価値があったことが知られています。彼の宗教的信念から派生する基本的世界観に彼は反応したということです。

Q:今の状況にはいろいろな要素があるようですが。

A:一般に考えられているのとは違って、全ての諜報活動がCIAのもののように訳の分からないものというわけではありません。非常によく計算されたものもあるのです。

Q:核のオプションが実行されない限りはということですよね。

A:国防省にはそれを阻止するための人員が配置されています。

Q:しかし鉄壁の統制というわけにはいかないですよね。

A:鉄壁の統制ですか、それは、無いとしか言えないですね。

Q:あなたは、ロックフェラー資金の源流をたどるなんらかのツテを持っていますか。

A:現状でははっきりと断定できる材料は持っていませんね。しかし、まあ、なんらかのヨーロッパの川がロックフェラーの宝箱に流れ込んでいるようには見えます。もし、ロスチャイルドの資金が本流だとすれば、私はそう疑っていますが、あなたは源流としてバチカンまで遡れるのではないでしょうか。

Q:ということは、ロスチャイルドは言ってみれば、バチカンの金庫番というわけですか。

A:そうです。

Q:それなら、バチカンの資金はバチカンによって設立された古い時代の軍事、金融組織であるテンプル騎士団にまで遡ることができますよね。また、そうだとしたら、騎士団の資金は昔のロンドンの銀行組織にたどり着くわけですよね。

A:その2つの質問はほとんどそのとおりと言いましょう。しかし、ロンドンの資金とバチカンのそれを比べた場合、選択を迫られるわけです。どちらの勢力が梯子の上のほうにあるのかという問題です。

Q:ほう。

A:ここには、明らかに競合があるのです。しかし、全てを考慮に入れても私はバチカンのほうが梯子の上にくると見積もっています。

Q:これは最近、今の教皇がイラク戦争に関して書いた手書きの文書とどう絡んでくるのでしょうか。

A:あれは完全な茶番です。もちろん、教皇は高位の陰謀組織のメンバーでもなければ彼等の上位に立っているわけでもありません。彼は彼なりにバチカンのブッシュなのです。バチカンの真の支配権は、何世紀にもわたって、ある軍事組織の手中にあるのです。このことは、いわゆる聖なる三位一体に対するそれぞれの個人的信仰が無効になるということではありません。この天空の構造はバチカンの内部を牛耳る勢力が作り上げたものを遥かに凌駕していますからね。

Q:この巨大なバチカン資金の流れに話を戻すと、これはロスチャイルドに流れ、ロンドンに流れ、また、ロックフェラーにも流れてくるわけですね。

A:これらのグループが共通して欲しがってきたものはというのは、今我々が呼ぶところのグローバル・マネージメントなのです。

Q:排他的少数集団が弱体化されて統合された惑星を支配するということですか。

A:そうです。そしてこの集団は膨れあがる官僚機構の背後に隠れているのです。多くの官僚機構の背後にいるのです。

Q:共産主義、ラジカル社会主義、ナチズム、ファシズム、グローバリズム、独裁主義、合衆制、神権制、君主制・・・

A:全ては目くらましの名前です。これらの背後に全てを支配しようという冷酷な集団が存在するのです。

Q:なんのイデオロギーも持たずに。

A:なにもないのです。

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記:この会話がグローバリズムの全てを説明しているとは思えないが、構造の概略はよく表現されているように思う。
これでもネットに出てくるくらいなので、標準的な情報なのだろう。
日本にも皇室を取り巻く環境のなかに似たような構造があるように思う。

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