|  
        | 
      
 
投稿 平成15年04月30日23時06分 
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)四月三十日(水)
(第五百六十三回)
○マイケル・ジョーンズ(哲学博士)が主宰する月刊誌
 「文化戦争(カルチャー・ウォーズ)」、二〇〇三年四月号、十頁
 以下に、「ニューヨークから来たギャング − ネオコンと外交
 政策」、と言う、重要で興味深い論文あり。
○この月刊誌(文化戦争)は、第二十二巻、とあるから、二十二年は
 続いて居るわけだ。
○このマイケル・ジョーンズの立場は、カトリック系で、しかも、反ユダヤ、
 と言うことらしい。
○この人の説によれば、
 米国は、カトリック陣営と、ユダヤ教とワスプ連合陣営とに分裂
 して居る、と言う。
○ワスプは、ユダヤ勢力に取り込まれた、と言う。
○そして、いわゆるネオコンによる米国国家中枢と米国外交の支配、
 又は、乗っ取りは、ユダヤ勢力がワスプを制圧支配したことの結果
 である、と見る。
○「ニューヨークから来たギャング」、と言う米国映画、これは、
 マイケル・ジョーンズによれば、非常にはっきりした「反ネオコン
 的映画」なのだと言う。
○この説は、詳細な検討に値する。
○「ニューヨークから来たギャング」と言う映画は、南北戦争の
 約二十年から始まる。
○この映画は、
 南北戦争は、何等かの神聖な原則にもとづく戦争などではなかった。
 それは、ギャングについての戦争であった。そしてその「ギャング」
 はニューヨークから来た、連邦政府の連中であった、と言う。
○このギャングは、ワスプの支配階級である。
○そして、ユダヤは、あとから来て、ワスプの支配階級と同盟し、
 そして今や、ユダヤがワスプとの同盟で、主導権を握るに至る。
○それが、ネオコンによる米国国家の乗っ取り、として現象して居る
 のだ、と、マイケル・ジョーンズは説明する。
○一九六五年に、カトリック教会陣営は、ユダヤ(+ワスプ)との
 戦闘に破れた。
 それは、ハリウッドのユダヤが、映画制作コードを破棄したことだ、
 と言う。
○これは、恐らく、暴力とセックスに関する映画制作上の規則(禁止)。
○この件については、続報したい。
[出典]
○Culture Wars
 206 Marguette Ave,
 South Bend, IN 46617
 USA
 
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。