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Re: 記事の間違いあり
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投稿者 mizumo 日時 2003 年 5 月 10 日 21:00:37:

(回答先: Re: 記事の間違いあり 投稿者 PPP 日時 2003 年 5 月 08 日 11:31:31)

レスをありがとうございます。御指摘されている各点は何かを書く上で参考になります。

僕は「」ではないです。創価学会についても統一教会についても、”ネットですら”書けない現実の所業をまのあたりにしている者です。
それらのものと、世の出ている「資料」をつきあわせて、自分なりに再構成する作業もしいられています。
僕は単に危険な方向に向かいつつある現況(世界の)を憂えており、こういうことも参考にすべきとの老婆心から書いているにすぎません。

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 「超陰謀」--60の真実--
      ジョナサン・バンキン&ジョン・ウェイレン共著より

 序文 史上最大の陰謀---閉ざされた真実の数々

 人気作家のジム・ホーガンが言っているように、歴史には二種類ある。第一は、安全で、消毒済みの「ディズニー版」で、歴史と言えばこれ以外にないというくらい普及している。第二は、秘密にされ、葬り去られ、名前もつけられていない歴史・・・。
 本書は、ディズニー版ではない。
 しかし、私たちはホーガンとはある些細な点で意見を異にしている(ホーガンは秘密政治に関する古典的暴露本『スパイ』(Spooks)と『秘密の議題』(Secret Agenda)を書いた学究肌の作家)。つまり、第二の歴史にも名前がある、というのが私たちの考えなのだ。「陰謀説」という名前の歴史が。
 こうした名前がつくこと自体、秘密の歴史がいまだに葬り去られている理由を物語っている---これがただの「説」なら、本当の「歴史」ではないのではないか、と。
 しかし私たちの考えは違う。歴史の「事実」だけを述べた無味乾燥な話の中にも、「説」というのはたくさんある---逆に陰謀説の中にも事実はたくさん含まれている。とはいえ、詮索はよしておけ、どのみち主観だらけで真偽のほどはわからないのだから、と言っているわけではない。全く逆だ。私たちは本書が、真実の可能性を「孕んでいるもの」の枠を拡大する手助けになればと考えている。今のところ、その枠はあまりにも狭すぎるから。
 一方、私たちは個人的に、多くの人々とこの問題について率直に議論を交わしてきたが、彼らがいわゆる陰謀説に偏見を抱いていないことがわかり、大いに励まされた。ただ問題なのは、彼らが詳しい知識をあまり持ち合わせていないことだ。JFKを信奉する時代はとうに過去のものになっているというのに、この問題に関して少しでも不名誉な噂が持ち上がると、いまだに秘密の歴史を探る道はほぼ閉ざされてしまう。
 歴史の「ディズニー版」は、「ニューヨーク・タイムズ版」、「テレビニュース版」、もしくは「大学の教科書版」と呼んでもいいかもしれない。陰謀説に抵抗感を抱くのは一般庶民ではなく、メディアや、学者、政府関係者---国や世界の情報網を管理している人々なのだ。
 たしかに多くの抵抗がある。抵抗感を抱く理由も、それだけで本が一冊書けそうなほど、種々雑多で複雑だ。その主な理由のいくつかを(ごくかいつまんで)挙げてみよう。

 ●既得権。陰謀説はその性質上、すでに確立している権威を攻撃する。当然、権威の座にある者たちは反撃に出る。
 ●怠慢。陰謀を暴くのはしんどいものだ。新聞発表をうのみにしておいて、後で誰かに聞かれたら百パーセントわかっているふりをしたほうが、ずっと楽だ。
 ●観念的な精神分析。知ったかぶりや独りよがりの人は、陰謀そのものを評価するのではなく、陰謀説を唱えている人が精神的に異常なのだと考える。残念なことに、ずばり核心をついている陰謀説研究家も、こうした固定観念の対象になってしまう。しかし観念を重視するフロイト派の人々にしても、そのものの見方には、やはり根深い心理的原因があるのだが、彼らはそれを認めようとしない。「ファイアサイン・シアター」に、言わせれば、「あなたが知っていることは全部間違っている」のかもしれないが、そういう可能性にまともに向き合うのが不安なのだ。
 ●仲間からの圧力。報道記者や政治学者、それに政治家の大部分が陰謀説に尻込みしている現実では、仲間に笑われてまで陰謀説にしがみつこうとする人など、ほとんどいない。
 ●悪い連想。「陰謀説」は長いこと、「ユダヤ人の陰謀」とほぼ同義語だった。痛ましいことだが、反ユダヤ主義「理論」(もしそう呼んでかまわなければ)は、もう何千年もはびこっていて、消える気配がない。今も、東ヨーロッパの政治家や特定の黒人雄弁家が吐く暴言の中に、不適切な表現が見られる。また、あからさまな言い方ではないにしても、ときとして選り抜きの保守的有名コラムニスト---それに野球の選手も---の文章にも、反ユダヤ主義が見受けられることがある。一九九四年の初めに、野球殿堂入りしたばかりのステイーヴ・「左腕(レフテイ)」・カールトンは、『フィラデルフィア』誌で、「スイスで会合を開いている十二人のユダヤ人銀行家」が世界を支配していると述べ、野球殿堂から追放すべしと非難されている。
 悲劇的な流言だったユダヤ人の陰謀については、もうこれ以上語る必要はないだろう。しかしそういった流言があったがために、民族や宗教団体を犠牲にしようなどという魂胆はさらさらない事件まで、陰謀説の観点で分析を始めるとうさんくさい目で見られてしまう。
 ●民主主義への信念。私たちは、自分たちの国の政府組織は「遅れた」国で行われているような醜い事件から私たちを守ってくれている、と信じたいのだ。
 ●否定。陰謀説というものは概ね、人間の本来の邪悪な面を映し出し、「尊敬できる」と思っていた人たちも汚い手を使うことがある、ということを暴き出す。私がいい子ならあなたもいい子、という顔をしているほうが気分はいい。
 ●陰謀!実際に起きていることを直視しようではないか。実際に何かが起きたとき、陰謀を図った者たちは、陰謀が暴かれそうな気配だからといってただちに告白するわけではないのだ。

 これを見ると、ある特定の陰謀説が正しいか正しくないか、あるいは考えてみる価値があるかないかということは、陰謀説に抵抗感を抱く理由になっていないことがわかる。
 ところで、本書に収めた語は、どういう根拠があって、”史上最大の陰謀”と言えるのだろうか。私たちはかなり融通のきく基準で語を選んだことを白状しておこう。ただ大部分は、重大な語だということ、また陰謀説とするに足る確認できる事実がたくさんあること、この二つを考慮して選んだ。その範疇に入らないものもあるが、それはただ面白いからという基準で選んだ。陰謀説につきまとう問題があるとすれば、それは、陰謀説研究家が研究対象をあまりにも深刻に受け止めるあまり、ジェラルド・「ケイス・クローズド(閉ざされた真実)」・ポズナーの説を、まるでテレビ・キャスターのデイヴィッド・レターマンが言っていることのように受け止めてしまう点だろう。
 本書で私たちが追求しようとしているのは、ひと味違った世の中の見方だ。ヘンリー・キッシンジャーが、まるで石版を朗読しているように単調な口調で出まかせを言うのを聞いて、私たちが大笑いするのと同じように、陰謀というひと味違った世界観の中にも、多くの何気ないユーモアがあるものだ。
 私たちが本書を著す上でこれだけはすまいと思ったことは、読者を見くびったり、読者の知性を侮辱したりすることだ。ジョージ・ウィリスとテッド・コッペルのようなニュース・キャスターには、読者が信じこむ「はず」のことを言っといてもらおう。私たちが読者にお願いするのは、心を開くことと、少しばかりの知的勇気を持つことだけだ。
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