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アジア問題の今後と「世界帝国」に向けた動き  [アルファンドさんへ]
http://www.asyura.com/0304/dispute9/msg/1112.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 4 月 20 日 00:01:37:


アルファンドさんの『質問を2つほど』( http://www.asyura.com/0304/dispute9/msg/1038.html )へのレスです。
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>>昨年秋以降の北朝鮮絡みの出来事は「米朝合作」であるというのが持論です。

>俺も当然「米朝合作」という見方に賛成だ(日本政府はエキストラ扱いだろうか)
>ただ、『アジェンダ』にとっては実際の軍事交戦が必要かどうかは分からない
>流れでどうとでも出来るハズだからわざわざ開戦させる理由も無いと思うが、
>何と意っても『奴ら』は「血を好む」からなあ・・・
>あっしらさんはどう思う?


まず、「米朝合作」が現在のところまでは北朝鮮も主体的に選び取っている合作なのに対し、北朝鮮問題に関する「日米合作」は、日本が主体的に選び取っているのではなく、米国政権からいやいや押し付けられているという違いがあると考えています。
(それ故、日朝交渉を暗礁に乗り上げさせることになったと思っています)

北朝鮮政権も今後巧妙に米国(世界支配層)に徐々に取り込まれていくと見ていますが、日本政府は、米国政権がせっかくお膳立てしてくれたたのに、自分でお膳をひっくり返してしまいました。
もちろん、米国政権は日本に資金を負担させるためにお膳立てをしたのですが、このままでは、北朝鮮問題で資金を負担させられるだけで、北東アジア問題に主体的に関われないという結末になります。

その現われが、来週開催されるとされる「米朝中の三者会談」だと見ています。

米国政権は、日本に対して、血を流させるよりも、資金を負担させるという位置付けをしていると考えています。

そして、資金を負担させることで経済的疲弊をさらに深め、血が滲むような思いをさせればいいと思っているのでしょう。
(彼らに言わせれば、「戦後から90年までのあいだに与えた恩義を返してもらっているだけだ」でしょう)

朝鮮半島問題と台湾問題というアジア諸国の分断と緊張を通じた支配は、そろそろ終わりにしようと考えているはずです。
そして、それを解決した恩義を楯に、日本を超える貿易黒字国(経済大国)になるであろう中国を取り込み、中国を間接的に使ったアジア支配に切り換える算段だと見ています。(台湾問題が米国の関与で解決できれば、中国の対米意識は大きく変わるはずです)

アジアの非イスラム諸国は、中東及びそれ以外のイスラム諸国と違って、経済的収奪(経済システムを通じたものですが)の対象として“平和”が維持されると思っています。

そのようなアジアにすることが、「対イスラム戦争」を遂行する原資を確保する術でもあります。

>それじゃあっしらさん、最終的な「世界帝国」の確立まで、具体的にあと何年かかる
>と予測する?

年限を切った予測は神でも予言者でもないのでできませんが、今回の「イラク侵略戦争」を見て、次のように考えています。


かたちとしての「世界帝国」はそれほど遅くない段階で成立し、「世界帝国」に抵抗するイスラム勢力との戦いに移行するのではないかと思い始めています。
(先進諸国でも「世界帝国」に抗する戦いが起きる可能性がありますが、武装闘争ではないと見ています)

その理由は、フセイン政権だけではなく、他の中東諸国支配層も“お仲間”である可能性がけっこう高いのではと思っているからです。

(これまで書きませんでしたが、クウェート首長やサウド王室も、フセイン政権がどういう性格なのかを以前から知っていたのではないかと感じています。クウェート侵攻が、米国・イラク・クウェートの合作だった可能性も除外できないと思っています。当時のクウェート支配層は、イラク軍が動員をかけているのを知っていながら声高に非難したり米英に防御を依頼することなく敵前逃亡しています)

恐ろしくとんでもない妄想を書くと、中東諸国の支配層は、イスラム守護者という建前から自分で「近代化」に踏み切ることができず、米国に無理やり「近代化」を押し付けられたというかたちをとって“お仲間”としての役割を果たそうとしているのではないかということです。

イラクのように政権を放棄するかたちがどこまで適用されるかわかりませんが、そのようなかたちや米国の軍事力行使を避けることを理由にした「制度改革」が行なわれるのではないかと危惧しています。

これは、「近代化」に反対する敬虔なムスリムと米国の軍事力を後ろ盾にした政権との内戦を引き起こすはずです。(イラクの今そして今後がその現われの一つになります)

「近代化」に反対する勢力は、「イスラム原理主義者」・「反民主主義者」・「国家反逆者」・「フセインの残党」などのラベルを貼られた“テロリスト”として殺されたり処罰されることになります。

仮に「イラン・イスラム革命」が世界支配層の差配で行なわれたのなら、このようなかたちでの中東全域の「近代化」は、それを目的とする勢力のタイムスケジュールに近い時間軸で進んでいくはずです。
(米国の経済条件と米国政権が採っている政策から、米国の覇権性(国際基軸通貨としてのドル)はあと10年ももつことはないと見ています。世界支配層もそれがわかっているはずです)

イスラム諸国が「近代経済システム」を丸ごと受け入れる法と制度を整え、新たな国際決済システムを確立すれば、「世界帝国」はかたちとして成立したことになります。
そして、その傍らで、「近代」に抵抗するムスリム勢力の掃討作戦が続くという構図です。


このような妄想が現実化しないことを願っていますが、そうなることも想定していろいろと考えていきたいと思っています。

(「世界帝国」ができることは織り込み済みです(笑))


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