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極東の今後再考/「第三次世界大戦」の可能性/“無利息貨幣”の世界経済 [アルファンドさんへ]
http://www.asyura.com/0304/dispute9/msg/1225.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 4 月 23 日 22:27:24:


アルファンドさん、こんばんわ。

>といっても、やはり極東諸国の「自由度」をそれでも高く評価しているように見えるし、


極東諸国のなかの主要国は世界支配層にとって「金の卵を産む鵞鳥」で、産んだ金の卵をスムーズに召し上げられる関係性を維持する対象になります。

アジアの「金の卵を産む鵞鳥」はある時期までは日本だけでしたが、90年代後半から中国と並存するかたちになっています。

日本の支配層が現在のような誤った自国破壊の経済政策を続ければ、中国だけが「金の卵を産む鵞鳥」として生き残り日本はそれからも脱落し、韓国のように鵞鳥ごと召し上げられることになります。
(先進国のなかで唯一安定的に経済成長を続けられる条件を維持しているのが日本経済です)


極東情勢は偏に中国にかかっていると見ています。
中国共産党が、中華第一主義を貫くのか世界支配層の軍門に下るかによって極東情勢の大枠が決定付けられるはずです。

その見通しですが、既に世界支配層の軍門にほぼ下っており、まもなく完全に服すると思っています。

中国が世界支配層ときちんと同盟すれば、中国の産業は持続的に成長します。
そして、世界の経済成長が生産性ベースという低成長になった今、中国経済の成長はすなわち日本経済の低落を意味します。

(日本企業は、中国に進出してせっせと国民経済としての中国経済の成長に“貢献”し、自国経済を破壊しています)

中国が世界支配層の軍門に下る根拠を列挙すると、


● 共産主義は西欧啓蒙主義に由来する近代主義そのものである

 19世紀来、世界支配層が標的とした国家や地域を破壊したり分断や対立をもたらすものとして利用し、産業資本(企業)と勤労者の対立という世界観や歴史観を醸成することで、金融家である自分たちが直接の敵とならない防御楯の役割を担わせてきました。

 共産主義は、どうあがいても生まれる「近代」に対する憎悪を別のものに向けさせる世界支配層の補完思想だと思っています。

 マルクス以来続く生産力主義的な発想は、近代主義の権化とも言えるものです。

(共産主義が国策になることでスターリンや毛沢東のように意に反する動きもありましたが、現在のロシアや中国を見てわかるように大枠ではうまくいっています)


● 中国が経済成長第一主義に覆われている

 中国は外資導入と輸出を原動力として経済成長を持続させることに最大の目標を置いています。

 日本のように余剰通貨があり国際競争力の源泉である技術力を維持していれば、政策を是正することで自立的に経済成長を達成することができます。

 しかし、中国の場合、外国(とりわけ米国)に依存しなければ、経済成長を遂げることができません。
 この条件を世界支配層がうまく活用すれば、中国を「金の卵を産む鵞鳥」とし産んだ金の卵をスムーズに召し上げられる関係にすることはそれほど難しくはないと思っています。

 中国共産党も、13億の国民をなんとかなだめながら権力を維持しようとしたら、そのような関係を是とせざるを得ません。

 戦後の日本は恵まれており、外資規制や外国銀行の参入禁止などがけっこう遅くまで容認されていました。しかし、現在の段階でWTOに加盟した中国は、外資が金融市場を徐々に支配していく条件を受け入れたとも言えます。


● 胡錦涛国家主席は何者か?

中国の共産革命は、延安時代から“国際派”と“土着派”の抗争だと見ることができます。
毛沢東が実権を握ったかたちで革命を成就したのですが、破壊(革命)は得意だが行政能力がない毛沢東派は実権を失い、劉少奇−トウ小平派に国家運営の主導権を握られました。
そのような状況で発生した党内抗争が「文化大革命」ですが、劉少奇はしとめられましたが、トウ小平をしとめることはできませんでした。また、本来なら倒されるべき周恩来も首相の地位を維持しました。

これらには、実務能力で不可欠という判断とともに外部からも強い抑制があったと妄想しています。
ソ連もそうですが、中国が50年代から80年代まで国際金融と無縁でやってきたというのは幻想です。(核開発やICBM開発にまで助力があったかどうかはわかりませんが..)

中国共産党の党内闘争は地域性もあり、革命発祥の地とも言える広東や首都北京を基盤とする勢力は冷遇されたり片隅に追いやられ、かつての魔都上海を基盤とする勢力が主導権を握る結果になりました。

上海近郊出身の胡錦涛は、劉−トウ小平派の流れを汲むとっておきの人物だと見ています。(胡ヨウ邦元総書記を含めて胡一族を調べるのは面白いテーマだと思っています)

江沢民が総書記になるときから、トウ小平はその次の総書記として胡錦涛を政治局・書記局に置いたはずです。
党内基盤が脆弱な胡錦涛は、出る杭にならない態度を示したこともありますが、党内ではなく外部に大きな支えがあると推測しています。(胡錦涛を失脚させることも総書記にしないこともできない事情があると思っています)

端的に言えば、胡錦涛は、世界支配層とそれなりの関係が結べる人物だと思っています。
(朱前首相については、胡錦涛と同種の人物なのか、ロジカルにああいう政策(とりわけWTO加盟)をとったかのかについては判断がついていません)


>『奴ら』が異常なまでに「血を好む」ことへの考慮も薄い気がする
>(俺は、『奴ら』は「目的のために手段を選ぶ」と思っている・・・より残虐で“悪
>魔的”な「手段」を)

これは、SARSや「対イスラム戦争」への派兵である程度実現されると思っています。

日本政府も、今回のイラクでどうかはわかりませんが、「対イスラム戦争」のなかで治安維持名目の自衛隊派遣に踏み切るだろうと思っています。
そして、「テロリスト」との交戦もあると考えています。
(米国政権が戦争そのもので日本の自衛隊が前線に立つことを要請することはないはずです)


Q1:「逮捕されたら“合作”が揺らぐ『フセイン一派の中核メンバー』とは誰か?」

『中核メンバーとは“国際裁判”にかけられて極刑になるか国内裁判で極刑になるような人物 − 拘束された人たちの今後も要注意 −』( http://www.asyura.com/0304/dispute9/msg/1170.html )を参照してください。

Q2:「第三次世界大戦は『奴ら』にとって必要か否か?」

第一次世界大戦と第ニ次世界大戦が一括りで、近代世界構造を再編成するための「第一次世界大戦」だと考えています。
「第一次世界大戦」で、近代主義を基礎にしながらも誇り独自の価値観を掲げ世界支配層の権益を脅かそうとした強大な産業力を誇るドイツや日本という国家を、自分たちの膝下にひれ伏させました。

「第一次世界大戦」は、経済論理から言えば、金融主義諸国家と産業主義諸国家の激突と見ることができます。
(金融主義国家はきちんと連合しましたが、産業主義国家はかたちだけの枢軸でした。ナチスは内部からのドイツ崩壊者という見方をしています)

「第一次世界大戦」後の世界は、金融主義支配層(国家としては米国)が日本やドイツという有力産業主義国家を隷属させるかたちで進んできました。

アフガニスタン侵略戦争から始まった「対イスラム戦争」は、近代世界構造を再編成する「第二次世界大戦」だと捉えています。

米英という近代金融主義諸国家が、イスラムという価値観を基礎とした資源国家を自分たちの膝下にひれ伏させるための戦争です。

いわゆる近代主義大国間の「第三次世界大戦」は起きないという見通しを持っています。
コールマン博士はドイツ・ロシア・中国・日本と米国・英国の激突を予想しているようですが、ドイツ・ロシア・中国・日本は、既にあらかた軍門に下っており、政治支配層もそれを承知している勢力です。
(但し、コールマン博士の敵対関係の色分けは経済的利害対立を的確に沿っており、慧眼だと思っています)

軍事的にも、どちらの陣営も、核弾頭を搭載したICBMが飛び交う戦争を望むことはないと判断しています。

Q3:「『利息禁止』or『高利禁止』・・・要するに『完全無利子紙幣』が基軸通貨となったら世界経済はどうなる?」

『利息禁止』だけで、寄生を本分とする現在の世界経済支配層は一気に没落します。

世界経済そのものは、『利息禁止』だけでうまくいくというものではありませんが、世界経済支配層が策動する意味がなくなることで合理的な政策がすぐに提示されると思っています。

その理由を書けば長くなりますが、一言で言えば、「いわゆる経済活動がそれほど重要性をもたない世界」になります。

そして、「政治(国家権力)活動も限定的なものでそれほど重要性をもたない世界」になります。

そのために、大げさに言えば人類史上最後の激越な政治活動がそれほど遠くない将来に起きると予測します。
(暴力沙汰というより、価値観をめぐる政治闘争です。アルファンドさんなどが言われるアセンションはそれかなと前々から思っています(笑))

※ 参照書き込み

国家(共同体)の在り方という政治的視点は未だ書いていませんが、どういう経済世界になるかの手掛かりは一応書いていますのでご参照ください。


ボリュームがあるので一つだけであれば、『【「利潤なき経済社会」に生きる】 「利潤なき経済社会」の“経済論理”  〈その3〉』( http://www.asyura.com/2002/dispute2/msg/933.html )がお勧めです。


=========================================================================================
『【「近代」から一歩先を見据えて】 「利潤なき経済社会」に生きる 〈その1〉 』
http://www.asyura.com/2002/dispute2/msg/931.html

『【「利潤なき経済社会」を生きる】 「利潤なき経済社会」とは − 「匿名希望」氏の問いに答えて −  〈その2〉』
http://www.asyura.com/2002/dispute2/msg/932.html

『【「利潤なき経済社会」に生きる】 「利潤なき経済社会」の“経済論理”  〈その3〉』
http://www.asyura.com/2002/dispute2/msg/933.html

『【「利潤なき経済社会」に生きる】 「利潤なき経済社会」における市場と競争 − 「近代的市場」とは何か − 〈その4〉』
http://www.asyura.com/2002/dispute2/msg/934.html

『【「利潤なき経済社会」に生きる】 「利潤なき経済社会」における市場と競争 − 「近代的競争原理」とは何か − 〈その5〉』
http://www.asyura.com/2002/dispute2/msg/935.html


『Re:「開かれた地域主義」への移行は急がねばならない。あっしらさんへ』
http://www.asyura.com/2002/hasan13/msg/135.html

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