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アカシックレコード:イラク戦争八百長説
http://www.asyura.com/0304/dispute9/msg/940.html
投稿者 きゃべ爺 日時 2003 年 4 月 15 日 11:47:19:jfzS9MOte8/0k

アカシックレコードの佐々木氏は,週間アカシックレコード030415で以下のように述べ,イラク戦争の見通しに関する予測が的中したとする勝利宣言を出した.氏は開戦前のキッシンジャー,シュレジンジャーなどの発言を分析して,イラク軍部の一部とアメリカとの間で事前に取引が成立しているため,戦争は泥沼化することなく短期終結するだろうと予測していた.ただし,フセインの去就については,フランス亡命の可能性が高いとしていた.

【やっぱり八百長】
イラク軍の精鋭部隊とされる共和国防衛隊の(元)大佐が03年4月12日、英BBCラジオに語ったところによると、上官からは米軍の首都バグダッド攻撃には抵抗せず「隠れていろ」と命令されていた、とか。
大佐は「首都近郊の空港さえ閉鎖しないお粗末な(首都防衛)作戦だった」と軍指導部を批判したそうで、現実に首都はあっさり陥落しましたから(毎日新聞Web版03年4月13日)やっぱり、開戦前から筆者が予測していたとおり、このイラク戦争の大部分は「八百長」( < http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/y2003/crises.html#03 > )だったに違いありません。
この戦争を「真剣勝負」と思い込んで反戦運動に励んだ皆さん、ご苦労様でした。
m(_ _)m

以下上記リンクの内容:

■キッシンジャーらの「予測」〜シリーズ「第三次石油危機」(3)■
【前回より続く。】

米共和党の大物閣僚経験者にはいまだに政権に影響力を持つ者がいる。評論家(第三者)とは違って、彼らの発言は予測の形を取っていても、実際には「予告」になっていることが少なくない。

69〜77年のニクソン、フォード両米大統領の政権で国防長官、CIA長官、エネルギー長官を務め、現在も国防長官の諮問機関「国防政策委員会」の一員であるジェームズ・シュレジンジャーと、同じく両政権で大統領補佐官、国務長官を務めたヘンリー・キッシンジャーは、ともに国際政治と石油ビジネスの、裏の裏を知る「当時者」だ(とくに73年の第一次石油危機当時、現職閣僚だったことが重要)。彼らは月1回のテレビ東京の報道番組『日高義樹のワシントン・リポート』(02年12月15日、03年1月5日放送。但し収録は02年12月4、17日)に相次いで登場し「予測」を語った。

このうちキッシンジャーは、02年年頭放送の同番組にも出演して「02年は、円相場は1ドル=120〜125円、中国の胡錦涛・新共産党総書記の体制は平穏に発足、中東紛争はイラクの独裁者サダム・フセイン大統領を排除する『第2段階』に移行…」などと予測を述べ、そのほとんどが的中した。的中の理由はそのうちのいくつかが予測でなく「予告」だったから、ではあるまいか(たとえば「胡錦涛体制の平穏な発足」という予測は、米諜報機関が89年の天安門事件のような大規模な工作をする「予定」が02年にはなかったことを意味すると考えられる)。

●戦争の泥沼化はない●
米ニューヨークタイムズ(NYT)などのリベラルなメディアは、米国がイラクを攻撃すれば、サダムは国民の反米感情を盾に首都バグダッドで市街戦を戦い、戦闘が泥沼化すると警告しているし、日本にもそういう意見はある(田中宇「米イラク攻撃の表裏」)。

が、シュレジンジャーは「市街戦はありえない」と断言する。イラク陸軍は旧式の兵器しか持たないので首都近郊まで侵攻してイラクのほぼ全土を占領するのは簡単で、そうなれば首都を包囲して「兵糧攻め」にできるので、あとは「イラク軍幹部がサダムを追放するのを待てばよい」という。

一方、陸軍の戦車が旧式でも、首都と大統領宮殿を守る共和国防衛隊は精強と言われ、しかも生物化学兵器などの大量破壊兵器(WMD)を持っているという懸念もある。イラク政府は現在は、米軍による軍事制裁(武装解除)を避けるためにWMDは持っていないと主張しているが、戦闘が始まってしまったらもうWMDを隠す意味はないので、使う恐れがある。もし使えば、それこそがイラクが国連決議に違反してWMDを開発していた証拠であり、国際世論の支持は一気に米国に集まるが、逆に米軍は多大な人的被害を被り、戦争はそれこそ泥沼化して米軍が核兵器でも使わないと勝てない事態になる恐れがある(02年12月29日放送のNHK-BS1『米・イラク攻防の行方』での軍事評論家・江畑謙介の発言)。

もしそこまで泥沼化すれば、米軍の戦死者が激増し、ブッシュ米大統領の支持率は下がるから、04年の大統領選では共和党は大敗すると予測される(田中前掲記事)。米国のような民主主義国家では国民1人の命は重いのだ。

が、それならば、なぜブッシュは戦争へとひた走るのだろう? 04年の落選を覚悟に「サダムはWMDをテロリストに渡す恐れがある」という「恐れ」だけで(渡すという確証もないのに)泥沼の戦争に突っ込むのは自殺行為だ。

キッシンジャーはイラク軍将校を説得すれば大丈夫だと言うし、シュレジンジャーも「サダムのWMD使用命令に従うなら、戦後、戦犯として裁判にかけるが、従わなければ無罪放免で家族のもとに戻れる」と(放送やビラで)宣伝すればいい、と述べる……どうして2人ともこんなに楽観的なんだろう、と筆者は当初疑った。WMDを持っているのはイラク全土から集められた普通の将兵ではなく、サダムの故郷ティクリートの出身者を中心とする、サダムがもっとも信頼する共和国防衛隊だ(ウラを返せば、サダムは他の軍隊は信用しておらず、あっさり敵に降伏する恐れがあると見ていることになる。この意味で、首都以外の戦線で米軍が楽勝するという見通しは正しい)。

●勝つべきいくさにギャンブルは要らない●
もしビラや放送によっても共和国防衛隊将校たちが米軍の説得に応じず、サダムのWMD使用命令に従えば、多くの米兵が犠牲になる。やはりこの戦争は愚かな米大統領の博打なのか……待てよ。説得はこれからするのではなく、もう「説得済み」である、と考えると、2人の元閣僚の意見は理解できるのではないか。

サダムに絶対服従のはずの共和国防衛隊のなかにすでに相当数の「裏切り者」がいて米軍に内通しており、2人はそのことを知っているから楽観論を述べているのではないか。じっさい、イラク国内には米軍の工作員が02年初頭から浸透していたから(産経新聞02年2月20日付朝刊1面「米特殊部隊、イラク潜入」)すでにそういう工作が「完了」していても不思議ではない(シュレジンジャーは、サダムは自身の親衛隊すら信用せず、定期的に隊員を入れ替えている、とその孤立ぶりを指摘する)。

元々、軍人はたとえ敵とでも、軍人同士、将校同士では一定の敬意を払うものだ。そのうえ、80年代のイラン・イラク戦争のときは、イラクは米国の軍事援助を受け、軍内にも多数の米国人軍事顧問を迎え入れていた。

かつて米国人に米国製兵器の使い方を習ったイラク軍人にとっては、自分の雇い主をサダムから米国に変えるぐらい(昔お世話になった方を思い出せばいいだけなので)さほど難しいことではあるまい(もちろんホルムズ海峡に「イラク兵」が機雷を撒いて石油危機を起こす、という米イラク攻撃の口実作りも簡単だ)。

それに、イラク国民の愛国心は元々薄い。イラクに限らず、中東の国境線は、民族分布と無関係に旧宗主国の都合で勝手に引かれたもので「イラク国民」という概念自体、希薄なものだ。なぜ、クルド人の一部とシーア派アラブ人イスラム教徒の一部とスンニ派アラブ人イスラム教徒の一部が、それぞれ国境線の外側に同胞を残したままイラクの国境の内側でまとまらなければならないのか、説明できる者は世界中に1人もいまい。イラク人が祖国を裏切るのは日本人や米国人が祖国を裏切るよりはるかに簡単なはずだ。

おそらく、いま米国防総省やCIAでは「昔手なずけたイラク軍将校のうち、だれをサダムの次の最高指導者にするか」などと、筆者のミステリー小説『龍の仮面』(第5章 天子の宝剣)のように、候補者の絞り込みにはいっているのではあるまいか。

キッシンジャーら2人は、真相を知っていても、現共和党政権に近いという立場上いまは言えない。言えば、サダムの疑心暗鬼を招き、バグダッドで「スパイ狩り」が始まり、多くの将校が殺されてしまう。

2人の「説得策」に騙されてはらはらさせられる米国民、とくに米兵の家族たちは気が気ではないだろうが、人命を尊重し、犠牲を少なくしたければ、開戦前には真実を報道させるわけにはいかない。軍事機密とはそういうものだ。

なら、なぜいま、すでに米国側に寝返っている将校たちはクーデターを起こさないのか、と思われるかもしれない。が、戦う前にクーデターが成功すると、ホルムズ海峡危機を演出するのが難しくなる。海峡の機雷封鎖などという野蛮なテロは、なるべくサダムという「野蛮な独裁者」が健在なときに実行すべきで、彼が倒れたあとに実行したら「米国の陰謀かも」と疑う者が増えるだろう。それは米国にとって望ましくない。

それに、将校たちはイラク軍人のペルソナ(この言葉については拙著『龍の仮面』を参照)があるので、サダムの命令に従う義務があり、さからえば叛乱軍として鎮圧されても文句は言えないが、開戦後サダムがWMD使用命令を出した瞬間から命令にさからうことに正当性が生まれる。サダムは「WMDは持っていない」と主張してきたのに使用命令を出すのは、イラク国民と国際社会への裏切りであり、軍人は不当な命令には従わなくてよい。だから、開戦後そういう命令書が出た(偽造された)あとに、叛乱を起こすほうが得なのだ。

●戦後復興も簡単●
もしそうならば、戦後復興も簡単だということになる。
いわゆる反戦平和主義者は「サダムを排除したあとのイラク統治の枠組みがない」「アフガニスタンにはカルザイ大統領のような民主的政権の担い手(タリバン政権打倒後の受け皿)がいたが、イラクにはいない」などと懸念し、米イラク攻撃に異を唱えてきた。が、もしも共和国防衛隊将校の多数が米軍に買収されていれば、話は簡単だ。

シュレジンジャーは、イラク軍幹部によるサダム追放という「予測」を述べたが、そうなればサダムなきあとの軍隊は、軍内の上下関係を維持したまま温存されるので、そのまま戦後の統治機構(軍政)として使える。

もちろん、軍人たちはみなついこの間まで「サダムの手先」だったわけだが、彼らはサダムの(WMD使用)命令にさからうという平和主義的な行為を通じて「みそぎ」をしたことになるので、この軍人たちの勢力が米軍の庇護を受けながら、国外にいる亡命イラク人の勢力と「連立政権」を作れば、難なくイラクに対する米軍の占領統治は遂行できよう。
第二次大戦後の日本では、天皇なき日本の官僚機構(「天皇の官吏」と自称していた)をマッカーサー米占領軍最高司令官が天皇に代わって操り、国外(英国)にいた外交官の吉田茂を呼び戻して首相の座に就け、彼と官僚機構を協力させることで、のちに米軍が「世界でいちばんうまくいった占領統治」と呼ぶ体制を実現し、日本を「親米民主国家」にすることに成功した。

【官僚も軍人も上下関係の中で自分を位置付け、上を向いては上司の指示を仰ぎ、下を向いては部下に対して優越感に浸ることで社会的に成り立っている職業だ。だから彼らの「優越感」さえ守ってやれば、上に立つ者が天皇だろうがマッカーサーだろうが、サダムだろうがフランクス米中央軍司令官(中東担当)だろうが、彼らの職務遂行には支障をきたさない。】

シュレジンジャーは、91年の湾岸戦争のときと違って、こんどの(03年の)戦争では、米軍はイラクのインフラ(港湾、製油所、発電所)は攻撃しないという。理由は、91年はイラク侵略軍のクウェートからの排除だけが目的だったが、今回はイラクの民主化(占領統治)が目的であり、それらのインフラは戦後すぐに使わなければならないからだ。

キッシンジャーも、03年の戦争では一時的に石油需給は逼迫し、値段が高騰するものの、戦後すぐに石油の生産が再開され、設備の更新すら行われて、戦前よりも豊富に石油が出まわるようになると述べているから、こちらも「多数の将校を買収して、八百長戦争で楽勝」ということのようだ(但し、戦後に出荷されるイラク原油には「復興税」のようなものがバレルあたり5ドルほど上乗せされ、相場は上がるだろう、と筆者は見ている。理由は、前回述べたとおり、中東原油より割高なロシアなど旧ソ連産原油に価格競争力を付けてやるためだ)。

●「関ヶ原」式八百長
軍事シミュレーションでは、司令官の命令に全軍が従うことを前提にして、勝敗や戦況の行方(泥沼化するか否か)を予測する。だから、関ヶ原の合戦の東西両軍の布陣を見せると、世界中の軍人はみな「西軍の圧勝」と言う。

が、実際には西軍の諸大名の大半は、事前に東軍の総大将(司令官)徳川家康に買収されており、西軍の総大将・石田三成の命令を聞かなかったので、結果は東軍の圧勝だった。

西軍の「裏切り者」のなかでいちばんひどかったのは島津家で、彼らは開戦と同時に戦場から脱出し、1兵の死者も出さずに本国薩摩へ逃げ帰った。島津家にとって関ヶ原の合戦は戦争ではなく、天下の覇者を三成から家康に替えるための単なる儀式だった。

一般に、反戦平和運動は、戦争がみな(ベトナム戦争のような、戦ってみないと結果のわからない)真剣勝負であることを前提にしている。が、関ヶ原に限らず、第二次大戦の独ソ戦(緒戦のポーランド分割?までは八百長で、途中から真剣勝負)など、胡散臭い「部分八百長」の戦争はいくらでもある。

03年1月現在、世界各国では米イラク攻撃に反対する「反戦運動」が盛んだが、上記の「島津家の戦争」のようなものにまで反対するなら、それは後世の史家から無意味な「お笑い運動」と評されることになろう。

【もちろん「完全八百長」でなく「部分八百長」なら、一部の戦線では真剣勝負が行われ、WMDの使用がなくてもある程度の犠牲は出る。が、サダムは国内の政争のために大勢の無実の政治家や軍人や一般市民を殺し、とくに少数民族クルド人を化学兵器で大虐殺している。「部分八百長」の戦争でサダムを追放すれば、今後その種の虐殺はなくなるから、やはり多少の犠牲が出ても、反サダム戦争を遂行する意味はある。】

●日本経済復活の「予定」●
ところで、上記の03年1月の番組でキッシンジャーは「日本経済がよくなるためには、少し悪くなる必要がある」と奇妙な発言をしている。「『日本経済の低迷』とは、外国と比べた経済指標上のことで、国民にはその実感がない」「日本でカネが借りられなくて新しい商売を始められない、とは聞かない」「『低迷』を脱するために外国人が提言する(不良債権処理加速などの)施策は短期的には倒産などの副作用の激しく、日本人はやる気にならない」という。

また彼は「日本は第二次大戦の敗戦と70年代の石油危機を克服してきたのだから、長期的には日本の潜在力を信頼している」とも言う。

だから、日本人がいままでのやり方ではもうダメだ、と思うほどの悪い事態を経験すれば、以前のように日本国民は団結し大改革を断行して日本を再生させるだろう、というのが彼の結論だ。

となると、03年3月に第三次石油危機や東京大停電が起きることは、日本人に「いままでのやり方」との訣別を迫ることになり、日本経済のためにはかえってよい、と筆者には思われる。

【もちろんキッシンジャーは現時点では「石油危機が起きる」とも「ホルムズ海峡封鎖だ」とも言えない。言えば、あとですべてが米国の陰謀と疑われるからだ。】

国民の大半が納得するような処方箋がないまま徐々に不況が深刻化し、エコノミストばかりが(既存の知識の使いまわしや、楽観論と悲観論の「両刀使い」で、テレビ局に「どっちで行きましょうか」などと出演交渉して)儲けている現状では(産経新聞03年1月22日付朝刊2面「経済論壇の手詰まり」)日本経済をいまより少し(一時的にはかなり)悪くしてくれる危機の到来は、最良の処方箋かもしれない。

自民、公明、保守新党の与党3党はデフレ克服のために物価上昇率を人為的に決める「インフレターゲット」の導入に前向きで、3月に任期の切れる速水優・日銀総裁の後任には、日銀に株や土地を買わせてでもインフレを起こそうという人物をあてたい、と小泉首相は思っているらしい。

が、03年3月に石油危機が起きて、石油につられて物価上昇が起きれば(一時的にせよ)野党などが懸念する「政府が制御できないハイパーインフレになる」恐れが出る。小泉首相の人事は、就任直後から失態続きの田中真紀子外相を9か月もクビにできなかったことで明らかなように「あやまちを改むるにはばかる」傾向があるので、彼は、たとえ石油危機が起きてもそう簡単にはインフレターゲットの看板を下ろさないだろう。そうなれば、なるほど(キッシンジャーの言うように)日本経済は少し悪くなり、それで小泉内閣も自民党も潰れ、日本全体が再生される芽が出る、と期待できる。

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