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(回答先: 東電、原発停止続けば夏場に950万キロワット不足 [Quick] 投稿者 Ddog 日時 2003 年 3 月 29 日 10:18:51)
[朝日]東電の全原発が4月には停止 夏の需要ピーク時に不安も
           世界最大の出力規模を誇る東京電力の柏崎刈羽原子力発電所で唯           
         一稼働していた7号機が29日未明、定期点検に入る。これで柏崎           
         刈羽は全停止になる。31日に福島第一原発2号機が、4月15日           
         に同6号機が停止すると、東電の全17基が停止する。東電は、夏           
         の需要のピーク時には950万キロワットの電力不足に陥ると予想           
         し、「問題ないところから再稼働させたい」という意向だが、いま           
         も地元の反発は根強い。                                                 
           現在、日本には52基の原発がある。米国の103基、フランス           
         の57基に次ぐ。とくに原発依存度が高いのは、東京、関西、九州           
         の電力3社だ。発電量に占める原子力の割合は、01年度実績で関           
         西が54%、東京が44%、九州が43%に上る。                         
           電力各社は、原子力、石油、天然ガス、石炭、水力の、それぞれ           
         特性を生かした電源の組み合わせを目指す。だが、4割を超える電           
         源の一斉脱落は想定していなかった。電源としての危うさへの意識           
         が足りず、東電や関電の原子力比率は、エネルギー安全保障からみ           
         た「ベストミックス」からは、ほど遠い。                                 
           夏場の電力需要が高まるのを前に、原発の再稼働問題が浮上して           
         いるが、課題は多い。                                                   
           東京電力は28日に柏崎刈羽原発3号機の炉内にあるシュラウド           
         (炉心隔壁)のひび割れ補修に向けて工事計画届を経済産業省原子           
         力安全・保安院に提出した。                                             
           補修工事は手続きも含めて3カ月の予定で、運転再開は6月以降           
         にずれ込む。こうした物理的な問題だけでなく、地元の理解を得る           
         ための、有効な説得材料はまだ示せていない。
 
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