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抗菌石鹸に多用されている殺菌剤トリクロサンが太陽光の作用でダイオキシンに変化する
http://www.asyura.com/0304/health4/msg/520.html
投稿者 佐藤雅彦 日時 2003 年 5 月 20 日 18:28:48:

●薬用の石鹸や洗顔剤やシャンプーなどに多用されている合成殺菌剤トリクロサンが、塩素と反応して紫外線を受けるとダイオキシンに変化することは、10年前に北海道衛生研究所が見いだしていたことだったそうですが、ミネソタ大学の研究によれば、トリクロサンだけでも太陽光の作用で毒性の弱いダイオキシンの一種が生じることが判明したそうです。

●以下はミネソタ大学の研究結果を伝える記事

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http://www.spacedaily.com/news/pollution-03a.html

Sunlight Converts Common Anti-Bacterial Agent To Dioxin

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The researchers began their study after reading numerous environmental studies that reported the presence of pharmaceutical compounds in surface waters around the nation. McNeill and Arnold decided that the logical next step was to examine the natural processes that led to the loss of such materials in the environment.
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Minneapolis - May 6, 2003

Sunlight can convert triclosan, a common disinfectant used in anti-bacterial soaps, into a form of dioxin, and this process may produce some of the dioxin found in the environment, according to research at the University of Minnesota.

The researchers said that although the dioxin was a relatively benign form, treating wastewater with chlorine could possibly lead to the production of a much more toxic species of dioxin. The study is in press in the Journal of Photochemistry and Photobiology A: Chemistry.

It had already been known that triclosan could be converted to dioxin in the laboratory, and it was also known that sunlight causes triclosan to degrade in the environment.

But it had not been known that the natural degradation resulted in dioxin, said researchers Kristopher McNeill, an assistant professor of chemistry, and William Arnold, assistant professor of civil engineering. They discovered that the reaction could occur in Mississippi River water exposed to ultraviolet light.

"This form of dioxin is at least 150,000 times less toxic than the most dangerous form," said McNeill.

"But repeated exposure to chlorine, perhaps in water treatment facilities, could chlorinate triclosan. After chlorinated triclosan is discharged from the facility, sunlight could convert it into more toxic dioxins. Such a process could be a source of highly toxic dioxin in the environment."

"This study also shows that the disappearance of a pollutant such as triclosan doesn't necessarily mean an enviromental threat has been removed," said Arnold. "It may just have been converted into another threat."

The researchers began their study after reading numerous environmental studies that reported the presence of pharmaceutical compounds in surface waters around the nation. McNeill and Arnold decided that the logical next step was to examine the natural processes that led to the loss of such materials in the environment.

Last year, the U.S. Geological Survey published a widely circulated study of chemicals in surface water, in which triclosan was found in 58 percent of natural waters tested. Its median concentration was 0.14 parts per billion; the maximum was 2.3 ppb. McNeill and Arnold chose to study triclosan because they could tell from its structure that it would likely break down in sunlight.

In their study, McNeill and Arnold added triclosan to river water, shined ultraviolet light on the water, and found that between one percent and 12 percent of the triclosan was converted to dioxin.

"The fact that this conversion can happen in surface layers of rivers may not cause harm by itself, but it suggests that more serious reactions--leading to more toxic forms of dioxin--may also happen when triclosan enters the environment," said Arnold.

"We want to determine if this is the case." As a first step in sorting out the relations, if any, between triclosan and more toxic dioxin, McNeill and Arnold plan studies to determine whether they tend to occur together in natural waters.

The researchers said that even low levels of very toxic dioxin are worrisome because dioxin readily accumulates in organisms and becomes more concentrated in tissues as it moves up the food chain.

The study was funded by the U.S. Geological Survey, through the National Institutes of Water Resources. Triclosan is manufactured by Ciba-Geigy.

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To access the study, go to www.sciencedirect.com; click on "Journals"; search under "J"; select the Journal of Photochemistry and Photobiology A: Chemistry; and click on "Articles in press." It will be the fourth article.

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●以下は平成8年度の国立公害研究所のトリクロサンについての研究発表

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●国立公害研究所
http://www.nies.go.jp/seika/gaiyo/a22_97/2-5-2.html
研究成果の概要一覧(平成8年度) <特別研究一覧

特別研究
2.環境中の有機塩素化合物の暴露量評価と複合健康影響に関する研究(最終年度)
(中略)
(2)漂白殺菌由来有機塩素化合物
 塩素や塩素化合物による漂白や殺菌はさまざまな方面で使用されており,塩素化合物による漂白,殺菌作用の結果生成する有機塩素化合物量も河川水や河川底質では無視できない量であることが,モデル計算やフィールド調査の結果判明した。そのため綾瀬川水系において漂白,殺菌由来の有機塩素量の発生源を調査し,工場とともに家庭排水も大きな発生源であることが判明した。そこで水道水中の塩素により塩素付加反応が起きた場合,問題になりそうなトリクロサンとMX(mutagenic halogen)物質について塩素付加および分解過程や分析法について検討した。トリクロサンはシャンプーや殺菌石鹸の殺菌剤として使用されているが,塩素化したヒドロキシビフェニルエーテル構造でありダイオキシンの前駆体になると言われている。塩素を含む水道水でトリクロサンを使用した時の塩素付加および分解過程の研究を行い,中間生成物である二塩素付加物の毒性が高いこと,トリクロサンは比較的塩素による分解が速くクロロフェノールを経由してクロロホルムになることが判明した。

(3)有機塩素化合物の複合健康影響に関する研究
 in vitroのアッセイ系を用いて有機塩素化合物について単独及び複合影響を評価することを試みた。アッセイ系としては肝細胞,神経細胞,CHL(チャイニーズハムスター肺細胞)など性質の異なる数種の細胞を用いた細胞毒性のアッセイに加えて遺伝毒性,胎仔毒性の特殊毒性のin vitro系のアッセイを用いた。
 いくつかの系を用いることにより,ある程度物質の毒性を特徴づけることができた。例えばTCEP(トリスクロロエチルフォスフェート)は細胞毒性は低いが胎仔毒性,行動毒性が認められること,ジクロロフェノールはリソゾーム機能を特異的に阻害し,胎仔毒性も認められた。o-,p-ジクロロベンゼンはガス暴露で遺伝毒性が認められた。殺菌剤であるトリクロサンとトリクロカルバンはいずれの系でも毒性が高かった等の特徴づけができた。
 混合物の毒性の評価をin vitro系を用いて行った。2物質の混合系では用いた細胞,物質の組み合わせによって2つの物質の相互作用はさまざまな様相を示した。また9種類の有機塩素化合物を混合した毒性評価では相乗作用が見られ,単一物質の影響の相加作用とは異なる結果が得られた。これらの結果から混合物は混合物として評価することも必要であることが示された。

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●以下は、美容院のダイオキシン発生問題を考えるうえで
 トリクロサンへの注目を促す記述。

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●ダイオキシンのQ and A
http://homepage1.nifty.com/dxnken/qanda/qanda-17.htm

質問17

ダイオキシン発生に関して教えていただきたいのですが、塩化ビニールを低温で焼却させると
ダイオキシンが発生すると報道された関係でよく認識しております。
下記のホームページでパーマ液、毛染め液、やシャンプー・リンスが混ざるとダイオキシンが
発生すると書かれたおりました。美容室が危険な所の様に書かれておりました。

http://www.cosmo-environment.gr.jp/NewFiles/daiokisin.htm
実は私が住んでおりますマンション(住居専用)内にエステ&美容室がOPENいたしました。
上記のホームページにある様に美容室からダイオキシンが発生するならば本当に怖いものです。
パーマ液や毛染め液、シャンプー液もすべて、マンションという性質上同じ浄化槽に流れ込んで
いきます。浄化槽はマンション1階部分にある駐車場内で、そこで遊ぶ子供達、真上の住民への
健康も心配です。また、マンション内の配管は塩化ビニールパイプです。

そこで、お聞きしたいのですが、
(1) 美容室からのダイオキシン発生で住民への健康被害は心配ないでしょうか。
   当事者からの申し入れでは、一日の来客者は7名くらいだそうです。全住居戸数は、45世帯です。
(2) 浄化槽に流れ込んだ後、空気中にダイオキシンが飛散するのでしょうか。
   定期的に定点測定を業者の方に依頼した方がいいのでしょうか。
(3) 化学変化による配管への影響(損傷・腐敗・劣化など)はないでしょうか。

(中略)
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回答

(2)からお答えします。
ダイオキシンは2378-TeCDDで沸点447℃とかなり高いので、排水が霧状になるように
スプレーされない限りは、気化状態または噴霧状態で飛散することはまずないでしょう。
したがってここで、モニタリングで必要なのは排水中の濃度で、定期的に定点測定を業者に
依頼することをお薦めします。排水の基準値が10pg-TEQ/Lとなっていますので、
これを超えていないかチェックが必要です。

(1)の回答:
ご紹介のHPの例ですと、5.0pg-TEQ/Lのダイオキシン類が検出された例が載っていますが、
基準値以内の数値と言えども、注目すべき値と考えられます。一般家庭や事務系事業所からの
排水中濃度も参考にすべきですが、データ入手が今のところできていません。
ちなみに東京都清掃工場(12年度分)では
0.0010〜3.3pg-TEQ/L(n=18、Av=0.63)、
大阪府内清掃工場(11年度分)0.00〜45pg-TEQ/L(n=15、Av=6.6)
となっていることを参考にしますと、やはり5.0pg-TEQ/Lは少し高い数値と考えられますので、
突発的な一過性の数値であるのか安定した代表的な数値であるのかを
判別すべく、継続的な調査によりデータの蓄積が必要であると考えられます。

原因としては一番単純に疑われているのが一部のシャンプー、ソープ、歯磨きに使用されることのある
「トリクロサン」であります。トリクロサンはダイオキシンの前駆体(物質)として知られ、
水道水の塩素とともに太陽光に当たるとダイオキシンに変化するとか、600℃で5分間加熱すると
ダイオキシンに変化すると言った報告がされていますので、原因の最有力候補に挙げてよいと考えられます。

(中略)

若者を中心とした毛染めの流行に警鐘が鳴らされているものと考えられます。「トリクロサン」入り製品の使用は、
科学的根拠によりやめた方が良いと考えられます。パーマ液使用や毛染め液使用によるダイオキシンの摂取の
可能性については現在のところ灰色です。メーカーによって安全性が実証されるまではこれらの液を使用する
美容・理容行為は自粛した方が賢明であると考えられます。やむを得ずして使用するときはせめてパーマ液や
毛染め液が毛髪や頭皮に残留しないように十分な水洗いを行ってからシャンプーを使用することをお薦めします
(薬剤反応によるダイオキシン生成の可能性を回避するため)。

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●以下は、トリクロサンが環境中の塩素と日光を受けて
  ダイオキシンになることを注意した記事。

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日本市民の化学ネットワーク(JPCCN)サイト
http://www.jpccn.org/ ]の
公衆衛生用殺菌剤をめぐる問題点を指摘したページ
http://www.jpccn.org/psq/bactericide-main.html

ダイオキシンを容易に生成するトリクロサン

 トリクロサンはクロロフェノール系の合成殺菌剤で、ほとんどの薬用石けんに含まれているほか、歯磨きや洗顔料、靴下などの衣類用抗菌加工剤としても使われています。また、食品工業における作業員の衛生対策にも使われています。すべてのクロロフェノール系殺菌剤は毒性が強く、以前、薬用石けんに汎用されていた同系統の殺菌剤のヘキサクロロフェンは、その強い経皮毒性(乳幼児の脳障害、痙攣発作、蓄積性など)から現在は使用されなくなりました。また、クロロフェノール系の物質や合成中間体としてクロロフェノール類を経由する物質(除草剤などの農薬など)には、必ずといっていいほど、何らかのダイオキシンを不純物として含んでいます。ヘキサクロロフェンと同系統で、同様の毒性をもつことが懸念されるにも関わらず、トリクロサンがここまで汎用されるという事実は異常であるといえます。

 トリクロサンが水道水の残留塩素(カルキ)と紫外線(日光)の存在下で容易にダイオキシンが生成するという事実は、1993年に北海道立衛生研究所での研究により証明されました。このことから、トリクロサン自身の毒性はもちろんのこと、排出されたトリクロサンが原因で水環境中でダイオキシンが蓄積したり、皮膚に残留したトリクロサンに日光が当たることでダイオキシンが生成し、経皮吸収される危険性も懸念されます。

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