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Re: ★アメリカの戦争に大義はあるか★Newsweek Online
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投稿者 古村剛 日時 2003 年 3 月 20 日 23:54:23:

(回答先: Re: ★アメリカの戦争に大義はあるか★Newsweek Online 投稿者 Ddog 日時 2003 年 3 月 20 日 00:13:49)

Ddogさん。
はじめまして。
レスありがとうございます。

戦争によって確かに新しい秩序は生まれます。
しかし、それらの秩序は暴力によってもたらされたものであり、
押さえつけられた方の反感を残していると考えます。
その反感が力を蓄え、支配に対して転覆を図って
くるでしょう。
朝鮮や中国などが日本に対して持っている感情がそういったもの
だと考えます。

我々はこういう暴力の応酬にいずれは終止符を打つのか
暴力は秩序の為に必要悪として存在し続けるのかという問題
に対して考察を進める必要があります。

「正しい暴力」というものが果たして存在するのかという事です。
暴力によって補完されなければならない「正しさ」とは何なの
でしょう?
暴力によって補完されているという事で実は「正しくない」
=「無理を通している」という事が証明されているのでは?

人を多く殺してまで確立しなければならない秩序とは何でしょうか?
アメリカの戦争は
1 軍需産業の延命策
2 石油資源の確保
3 イスラエルなど同盟国への支援
などの目的で行われるものでしょう。
テロ対策というのは表向きの理由ですが、
テロリスト自体アメリカ(CIA)が育てている可能性が
大きく(ビンラディンは元々CIAの支援を受けていた。)
寧ろ、戦争を行う口実作りの為にCIA自体が命令して
テロを起こさせている可能性が大です。
少なくとも、アメリカによる戦争はうさんくさいものです。

では、戦争一般はどうか?
不況になってきたら戦争が起こり始める理由は何か?
表向きにどういう理由が掲げられようとも、
戦争によって軍需産業が潤うという事実は、
戦争が1つの市場創出として機能しているという事なのです。
我々はこういう経済のあり方を問わなければならないし、
人殺しをしてまで得なければならないものなど何も無いと断言
できます。
みんなが生きていける社会が理想社会であるとするならば、
今はまだ人殺しをしなければ秩序を維持できない
野蛮な社会でしかないという事です。
暴力社会から非暴力社会への転換を我々は目指すべきです。
諦めるのは早過ぎます。

イラク攻撃は、アメリカの単独世界支配の野望です。
それは時代遅れの野望であり、そんな野望を許さないほど
には国際社会は進歩してきたと考えます。
国連を無視して攻撃したわけですからね。
こんな行動は反米運動を盛り上げるだけであり、
アメリカの地位は低下するでしょう。
そういう形での世界秩序の再編が行われる事になるでしょう。
アメリカの没落の始まりです。
イギリス・スペイン・日本という旧帝国主義国が
保安官と自分の事を勘違いしたアメリカを
主に支持しているだけです。
これらの国の歴史認識が旧態依然たるものであるという事です。

911の訴訟は負けるかも知れません。
ブッシュ政権はあらゆる手段で抵抗するでしょう。
しかし、こういう訴訟が行われているという事を
アメリカ国民が知る事があまりにも大きい事なのでは?
訴訟には負けてもブッシュ政権を終わらせるのには
多いに貢献するでしょう。

アメリカとテロリストは対立している暴力ではなく
八百長をやっているだけだと思いますよ。
我々はそれに踊らされているのです。
単一の暴力支配をアメリカはテロを使って目指しているのです。
そういう事を許してはなりません。
「いい戦争もある。」というような曖昧な立場ではアメリカの
暴力支配に対抗できないでしょう。

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