トラウマチックな記憶がありますから
http://www.asyura.com/0304/war26/msg/498.html
投稿者 YM 日時 2003 年 3 月 21 日 00:09:36:
(回答先: イラク開戦:北部のクルド人、化学兵器攻撃恐れ続々脱出 [毎日新聞]【イラク政権にそんな余裕があるわけないだろ!】 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 20 日 16:47:07)
>【イラク政権にそんな余裕があるわけないだろ!】
一度に5000人単位の虐殺をくらったわけですから,あの攻撃は彼らの間でそうそう
簡単には消え去ることのないトラウマチックな記憶として残っています。
それからサダムの彼らに対する弾圧は「余裕がない」どころか全く恒常的なもので,
むしろそれこそが体制のスタビライザーといってもいいものです。我々とは極めて
異なった環境に生きている人たちなんだ,ということは理解してあげなければいけません。
本日川口市の『遥かなるクルディスタン』上映会に行ってきました。川口市は
在日クルド難民の方が多く住んでいるところで,観客の3分の1ぐらいがクルドの方
だったんですがね,やっぱり化学兵器攻撃をかなり気になさっていたようでした。
おそらく我々日本人が核兵器に対していだいたいるのと同じ程度の生理的な水準
の危機感(もっとも日本のは最近かなり怪しくなってきたけど)のように思います。
すくなくともサダムの近辺にはこのように反応する人々が多数いるということは
理解してあげなければなりません。そこまで考えての「反戦」であるべきでしょう。
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