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【ワシントン佐藤千矢子】訪米中の自民党の額賀福志郎幹事長代理(元防衛庁長官)は29日、米保守系シンクタンク「ヘリテージ財団」で講演し、北朝鮮の核や弾道ミサイルなどの脅威に対応するため、憲法に基づき国防の基本方針となってきた「専守防衛」の概念にとらわれずに、「主体的防衛戦略」を目指して法体系や装備全般を見直す「新防衛ドクトリン」を検討する考えを表明した。
額賀氏は、専守防衛は米ソ冷戦構造に基づいた発想との認識を示し、「今日の弾道ミサイル、テロ、不審船など予測できない事態の中で、専守防衛の概念を整理して、状況に合致しなければ、範囲を広げて新しい防衛態勢をつくるべきだ」と述べた。
憲法改正や憲法解釈の変更との関連については、「日本の安全をどう確保するか、憲法や日米安保を取り払ってゼロから考えてみたい」と表明。「憲法の枠内でできると思っているが、個別的自衛権、集団的自衛権の議論も当然していかなければならない」と述べ、現在の憲法解釈の変更を視野に入れていることを明らかにした。
[毎日新聞4月30日] ( 2003-04-30-15:17 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20030430k0000e010073000c.html