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外交部の劉建超スポークスマンは29日の記者会見で、北京で行われた中国、米国、朝鮮による3カ国会談の中で朝鮮の核兵器保有発言はなかったと述べた。記者の質問に答えた。
――あなたは先に、中国、米国、朝鮮の3カ国は外交ルートを通じて会談の継続について連絡を保つことで合意したと述べたが、「外交ルート」とは何を指すか。中国は朝鮮、米国と連絡を保っているのか。朝鮮は3カ国会談で核兵器の保有を明らかにしたが、中国側はどう論評するか。
第一の問題に関しては、3カ国は、北京会談は有益だったが相手方の説明した立場を検討する時間がなお必要だとの認識で、外交ルートを通じて北京会談のプロセスについて連絡を保つことで合意した。中国は朝鮮および米国と核問題について連絡を保ってきている。
第二の問題に関しては、私の知っているところでは、会談の中で朝鮮側からそのような表明はなかった。中国は朝鮮半島非核化を主張しており、この立場は一貫していることをこの場であらためて申し述べたい。
「人民網日本語版」2003年4月30日
http://j.people.ne.jp/2003/04/30/jp20030430_28459.html