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(回答先: 英戦略研究所、北朝鮮から核拡散の恐れ指摘 投稿者 転載 日時 2003 年 5 月 13 日 21:24:32)
05/13 18:30 アルカイダ、今後も危険 分散し摘発困難と英戦略研 外信55
【ロンドン１３日共同】英国際戦略研究所（ＩＩＳＳ）は十三日
、国際情勢の分析と予測をまとめた年次報告「戦略概観二○○二―
三」を発表。国際テロ組織アルカイダは米国の「反テロ戦争」にも
かかわらず形を変えてひそかに存続しており、米国などにとっての
危険性は「米中枢同時テロ以前と変わらない」と指摘した。
戦略概観によると、アフガニスタンでは一九九六年、二万人以上
のイスラム過激派が、アルカイダのテロリスト養成キャンプで訓練
を受けていた。
米軍が殺害したり逮捕したりしたのは二千人以下で、残る約一万
八千人が最大九十カ国に逃走、テロ予備軍を支援している。このた
め、もともと「分散的、越境的」で捕捉しにくかった組織がさらに
摘発困難になり、組織解体には「一世代」を要する、と警告した。
最高幹部約三十人のうち三分の二は生き延び、カラチなどパキス
タン都市部の支持者にかくまわれているとみられ「欧米キリスト教
徒とユダヤ教徒」を敵視する「聖戦」の呼び掛けに支障はないとい
う。
同時テロ後、今春までにテロ組織の資産約一億二千五百万ドル（
約百四十五億六千円）を差し押さえたが、寄付の形でイスラム過激
派への資金流入は続いている。
テロ実行は以前より難しくなったものの、二○○二年十月のバリ
島爆弾テロやイスラエル旅客機などを狙った同年十一月のケニア・
モンバサ同時テロのように、世界各地で警備の薄い場所を標的に「
大量死」を狙うテロの恐れは続くとしている。
（了） ０３０５１３ １８３０
[2003-05-13-18:30]
05/13 18:30 差し替え 英戦略研報告 外信55
共Ｘ３Ｔ５１３外信５５Ｓ「アルカイダ、今後も危険」（２）完
（１）の４４行目「（約百四十五億六千円）」を「（約百四十六億
円）」と差し替え。
（了） ０３０５１３ １８３０
[2003-05-13-18:30]
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