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MSの「すべての道はLonghornに通ず」ZD net news
http://www.asyura.com/0306/bd27/msg/256.html
投稿者 小耳 日時 2003 年 6 月 06 日 19:13:10:

MSの「すべての道はLonghornに通ず」
http://www.zdnet.co.jp/news/0306/06/ne00_longhorn.html

Microsoftの今後の製品計画は、次期Windows「Longhorn」と連係する開発ツールや管理ソフト、サーバ製
品が中心となる。また同社は、噂のプログラミング言語研究プロジェクト「X#」の存在も認めた。

 米Microsoftは今週、長期的な製品計画の一部となる次世代開発ツール
や管理ツールの一端を顧客に披露した(6月3日の記事参照)。

 同社幹部は米ダラスで開催されている顧客向けカンファレンスTechEd
で、CNET News.comの取材に対し、来年の製品リリース計画の大枠を
説明した。その中でメインになっているのが、コードネームで
「Longhorn」と呼ばれるデスクトップ版Windowsの次のメジャーリリ
ースと連係する製品だ。

 LonghornはMicrosoftの今後の製品戦略の中心とされている。同社
CEO(最高経営責任者)のスティーブ・バルマー氏はこのOSの重要性を
強調して、6月4日に全社あてに送ったメモの中で、Longhornは「初代
Windowsよりもおそらくずっと重要なものだ」と述べている(6月5日の
記事参照)。

 また同社幹部はTechEdで、以前から噂されていた「X#」(「エック
スシャープ」と読む)というプログラミング言語研究プロジェクトが存
在することを認めた。同社幹部の話によると、現行の言語よりも効果的
にXMLでデータを処理できるプログラミング言語の「言語構文」に取り
組んでいるという。

 Microsoftの開発ツール「Visual Studio .NET」は既にXMLを強力に
サポートしており、同社はXMLベースのWebサービスによりさまざまな
自社製品を統合することに力を入れている。同社サーバプラットフォー
ム部門上級副社長のポール・フレスナー氏は、X#プロジェクトはまだ初
期段階にあり、X#をすぐに特定の製品に取り入れる予定はないと語って
いる。

 Microsoft幹部によると、2004年に登場する次期版Visual Studio
.NET(コードネーム「Whidbey」)では、開発の迅速化に向けた言語強
化がいくつか導入されるという。また新しいツールにより、統合ソフト
「BizTalk」や電子商取引ソフト「Commerce Server」などのMicrosoft
のサーバアプリケーション向けの開発をもっと簡単に行えるようにな
る。

 さらにWhidbeyには、プログラミングの問題を解決するための文書
「ナレッジベース」が新たに加えられるという。このヘルプシステム
は、Visual Studio .NETでサポートされている各種プログラミング言語
に対応したものになる。

 Microsoft幹部によると、Whidbeyの強化機能は、コードネームで
「Yukon」と呼ばれる「SQL Server」の新版と密接に連携するという。
Yukonは今年の夏か秋にリリースされる予定。

統合に力を入れる

 Yukonの目標の1つは、より広範な人々がデータ分析にバックエンドデ
ータベースを使えるようにすることにあるとSQL Server製品管理ディレ
クター、スタン・ソレンセン氏は語る。

 Yukonはレポート作成ソフトを含み、MicrosoftはXMLなどさまざま
な形式でデータを表示できるようSQL Serverに改良を加えている。これ
により、Microsoft Officeを使い慣れたユーザーは、もっと簡単にバック
エンドデータソースにクエリーを行うことができるようになるとソレン
セン氏。またYukonでは、データ分析(データマイニング)機能も拡張
される。

 ソレンセン氏は、Yukonに導入されていない機能として、データベー
スクラスタリングを挙げている。これは、共有ディスク構成のストレー
ジに格納されている単一のデータインスタンスを、複数台のサーバで共
有できるようにする機能。このように複数のサーバを結合して処理能力
を高める構成を、MicrosoftのライバルであるOracleは売りにしている。
だがMicrosoft幹部は、この機能はSQL Serverの将来版で検討されるだ
ろうとしている。

 アプリケーション管理の分野では、Microsoftは各種のソフトを「
System Center」という製品に再編する計画の最初のステップを踏み出
しているところだ。System Centerは、2006年にデビューする予定で、
Microsoftのソフトすべてを管理するアプリケーションとなる。同社は来
年、管理ソフト「Systems Management Server」(SMS)と「Microsoft Operations Manager」
(MOM)をアップグレードし、これらを1つのバンドルとして販売する予定だとフレスナー氏は語
る。

 2005年のLonghornリリースに合わせ、MicrosoftはLonghorn用アプリケーションを開発するため
のVisual Studio .NETのバージョン(コードネーム「Orcas」)の準備を進めている。同社はまた、
Longhornと同時にOfficeもリリースするという。

 2006年か2007年に、同社は電子メールサーバソフト「Exchange Server」をアップグレードする見
込みだ。このバージョンでは、データストアとしてSQL Serverが利用される。2006年には、コードネ
ームで「Blackcomb」と呼ばれる「Windows Server 2003」の後継サーバOSが登場する見通し。

 Microsoftは自社製品を密接に連係し、共通のコンポーネントを共有するように設計しており、これ
により顧客はアラカルト方式でソフトを購入でき、費用を節約できるとフレスナー氏は語っている。
この「統合による革新」はバルマー氏の来年に向けたミッション・ステートメントでも優先課題とし
て挙げられている。

 製品を密接に統合することで、Microsoftは他社の製品、特にIBMのJavaベースサーバソフト
「WebSphere」シリーズと競争する上で、より有利な立場に立つことができる。

 「システムの統合を顧客ではなく、当社が行うようにしたいと考えている」とフレスナー氏。

 購入した時点で製品が統合されていれば、新システムの構築コストが全般的に下がり、納品にかか
る時間も短縮されるため、これは重要なことだとMerrill Lynchのアーキテクチャディレクター、ガフ
ァー・ラワル氏は語る。

 だがこれに対し、製品が密接に統合されると、顧客がMicrosoft製品から競合他社の製品に乗り換え
ることが難しくなる可能性があると米教員連盟(AFT)のIT担当副局長、ブレア・カールトン氏は指
摘する。

 「統合は(Microsoftにとって)戦略的なレベルでメリットがある。しかし、これにより顧客の柔軟
性が損なわれるかどうかが心配だ」(カールトン氏)。

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