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「ＥＩＲ」誌（７／１）、「経済的９／１１」警告続報。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
投稿 平成15年07月02日08時44分
太田龍の時事寸評
平成十五年（二〇〇三年）六月三十一日（火）
（第六百二十五回）
○前号に続いて、「ＥＩＲ」誌二〇〇三年七月一日号、十頁。
Ｍ・Ｍ・ベイカー論文。
○ニューヨーク・タイムズ五月二十七日号、ポール・クルーグマン曰く。
「ネオコン派は、過去七十年間かかって構築されたアメリカの社会
保障制度を破壊するために、金融的破局を待望して居る」と。
○七十年、と言うことは、一九三〇年代、Ｆ・Ｄ・ルーズベルト大統領の
いわゆる、ニューディールに始まる。
○この件は、「ＥＩＲ」誌が近年、くり返しくり返し説明して居るが、
日本人は、まったく、知らない。
○社会保障制度、セーフティ・ネットを除去した上で、米国経済を
瓦解させると、そのあと、どうなるのか。
○ラルーシュ曰く。
米国に、ヒットラー型の体制の現代版を強制する口実として、
「経済的９／１１」を演出する（捏っち上げる）意図が存在する
のか？と。
○もちろん、このような言い方は、
現在の、スリーエス政策で心底、白痴化されつつある日本人大衆、
そして詐称エリートには何のことやら、皆目通じないであろう。
○ナチスの政権樹立期と、現代とを類推することは、ナチスの背後
に、国際金融資本が存在したこと、「ウォール街がヒットラー」を作った
（アントニー・サットン）こと、そのことについて、十二分な知識
を持たない限り、まるで意味不明である。
○「ウォール街がボルシェビキロシア共産革命政権を捏っち上げた」
のみでない。
○ラルーシュの警告を聞いた、ひとりのアメリカの経済学者は、
「では、ヒットラーに相当する人物はどこに居るのだ？」と、問うた
と言う。
○これは当然、出さるべき質問だが、あいにく、今の日本人には、こん
なやり取りは、ブタに真珠だろう。
○ヒットラー的人物とは、
マックス・ウェーバー式に言えば、カリスマ性を持った人物のこと。
○ヨハネ黙示録の用語では、
アンチ・キリスト、であろう。
○しかし、そんなまやかしにまどわされてはならない。
○イルミナティの計画を小説としてコード化した、作品とも言われる、
アイン・ランドの「肩をすくめるアトラス」の末尾を想起せよ。
（了）
〜〜関連記事
リンドン・ラルーシュが、経済的９／１１の到来を警告する。[週刊日本新聞]
http://www.asyura.com/0306/hasan27/msg/899.html
投稿者 乃依 日時 2003 年 7 月 01 日 10:50:11:
福祉国家が西洋奴隷制度の究極の完成形態である、との説。 [週刊日本新聞]
http://www.asyura.com/0306/bd27/msg/480.html
投稿者 乃依 日時 2003 年 6 月 26 日 00:19:53:
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。