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イラクへの自衛隊派遣という「愚行」から、日本人の目を醒まさせるには  古川利明の同時代ウォッチング
http://www.asyura.com/0306/bd27/msg/646.html
投稿者 力なき市民 日時 2003 年 7 月 07 日 17:11:30:

イラクへの自衛隊派遣という「愚行」から、日本人の目を醒まさせるには


03・7・5

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 ここ最近、さるエライ方の重病問題など、どうでもいい国内の政治動向に振り回され


て、国際政治に目をやる余裕がありませんでしたが、気がつくと、昨日(7月4日)、


極東亡国の国怪・衆院で、自衛隊をイラクという「戦闘地域」に派遣する、イラク特措


法が自・公・保の圧倒的多数で通過し、参院に送付されました。今国怪の会期は7月2


8日までですので、おそらく、この法案は通り、この秋には、自衛隊が、アメリカ様の


命令通り、“復興支援”という名のもとの「治安維持」、つまり、「軍事行動」に加担


することになる見通しです。


 

 こうした自衛隊のイラク派遣反対の論調は、私が敢えてここで吠えなくとも、新聞(


朝日、毎日)、テレビ(ニュースステーション)でも出ていますので、ここはもう少し


クールに捉えてみたいと思いますが、何とも、オモロイというか、フシギなのは、ここ


に来て、「ようやく」というか、「何で今ごろ」というのか、アメリカ、イギリスで、


「イラク攻撃の根拠」とされた、「大量破壊兵器未発見」の問題が、大きくクローズア


ップしてきています。


 特に、イギリスでは、ブレアが、ウソツキの「Liar」とひっかけて、「ブライア


ー」とこき下ろされる始末で、特にこの2月に公表された「イラク――その隠匿、虚偽


脅迫の構造」という名の報告書です。


 というのは、この報告書は当初、情報機関の調査を基にまとめたとされていましたが、


その後、アメリカの研究者やイギリスの専門誌記者の論文を無断でまる写しした内容


で、イラク民兵の数を水増しして改竄し、イラクの脅威をことさら誇張した、というも


のです。


 

 こうした流れに呼応するかのように、アメリカでも、「イラクに従軍し、もう、とっ


くに戻ってくるはずの夫がまだ戻ってこない」と、その消息を軍当局に聞いても、たら


い回しにされて何も答えれもらえず、しびれを切らして、ブッシュにメールを送ったと


いう話が先日のニュースステーションで放映されていました。


 とりあえず、ペンタゴンの“大本営発表”では、「バクダッドは陥落し、イラク戦争


は終結した」はずなのですが、ゲリラ的な戦闘は各地で断続的に起こり、米軍の死傷者


はだらだらと増えてきています。「戦争が終わったのに、なぜ、いつまでもイラクに兵


士を留めておくのか」という声が、アメリカ内部でも出始めているといいます。


 

 そんな中、毎日新聞の6月4日付け朝刊の「記者の目」に、「イラク市民の笑顔の裏


側・強者に手振るは自衛に術・米に抜きがたい不信感」という、カイロ特派員の記事を


掲載していました。


 これを書いた小倉孝保というのは、私の毎日新聞時代の同期で、1988年に入社し


た男性記者の中では、私と一緒にいちばん早く大阪本社の社会部に上がった「超エース」


で、よく、ヤツとはミナミのキャバクラで一緒に飲み歩いたものですが(笑)、まあ


彼の比較的マトモなニュースセンス及び取材力は、私も認めるところで、この小倉の


ヤツがうまいこと、イラクの市民の声を拾って、字にしています。


 例えば、私は次のくだりに、ちょっとびっくりしました。


 

 <「7月にまた会おう」と別れようとした時、ムハマドさんは「米兵への自爆攻撃を


していなかったらね」と冗談ともつかぬ答えをした。イラク国民はどんなに抑圧されて


もフセイン政権に対しては自爆という発想はなかった。>


 と、この文章に続いて、「人々の笑顔の裏には米国への抜きがたい不信感がある……」


と締めくくられ、見出しの内容で記事はまとめられています。もう、この1行で、敢


えて現地にまで行かなくとも、今度の米英の「大義なき戦争」の深層を、サーッと切り


取っていますが、こういうところに、侵略者・大米帝国のしり馬にのって、“軍隊”を


派遣することが、どういうことを意味し、現地の人にとっては、どういう感情を惹起す


ることになるかは、小学生でもわかります。


 

 「国防」などという、抽象的で、観念的なコトバを振り回しても、何も見えてきませ


んので、ここは例えば、私自身の「身を守る」ということに置き換えて、考えてみたい


と思います。


 よく、「ペンは剣より強し」と言われますが、人間の有史以来、実際には「ペン」が


「剣」より強かったことはほとんどありませんでした。いつも、「ペン」は、「剣」


という、銃口という名の「暴力」に蹂躪されてきたのが、現実です。


 私自身、いろいろとアブない本や原稿を書いていますので、常に「有事」や「非常事


態」は想定しています。


 しかし、私の武器は「ペン」であり、「コトバ」であると、常に言い聞かせています。


ですから、私の方から相手に“武力”(といっても、せいぜいが握り拳であり、ジャ


ックナイフでしょうが)を仕掛けることはありません。ですから、私の方が先に、相手


のテリトリーに乗り込んで、“武力”を行使することはありえません。


 

 では、相手からケンカを仕掛けられたら、どうするか?


 それは程度によります。


 というのは、やはり、私は「ペン」という、コトバという名の武器を持っているので


それを最大限行使することを考えるでしょう。それが、おそらく、政府同士の、軍事


力ではなく、「対話」による解決に相当すると考えます。


 それゆえ、私自身が、自ら書いたことによることが原因で、「テロ」の被害者になる


のは、ある意味、自業自得といえます。


 ただ、その攻撃が私ではなく、私の周りの、私の愛する人間(=家族や友人)に及ん


だらどうか、というのは、ちょっとわかりません。攻撃の質や程度にもよりますが、最


終的には、伝家の宝刀としての、「武力行使」のカードは残しています。しかし、こん


なカードを安易に切っては、絶対にいけないのです。


 

 これを今回の自衛隊のイラク派兵と置き換えると、わかりやすいと思います。


 ここで100歩譲って、サダム・フセインが日本を侵略し、多数の民間人を殺戮し、


街を爆撃され、人質を大量に取っている状況に、日本が自衛隊を出して、そうした民間


人を救出にあたるのなら、まだわかります。


 しかし、日本はイラクに侵略されたのでも、攻撃を受けたわけでもありません。そう


した国に、自衛隊を派遣することに、いったい何の意味が存在するのでしょうか。


 結局、イラクの民衆は、「大量破壊兵器の発見」とやら、「独裁政権の打倒」といっ


た、どうでもいい屁理屈を隠れミノに、米英軍という強力な武力によって、領土を侵略


され、街を焼かれ、無辜の人々が殺されたのです。こういった民衆の行き場のない怒り


そして憎しみが、小倉の書いた「記者の目」に出てくる、「米兵への自爆攻撃」とい


うことなのだと思います。


 

 イラクでの「大量破壊兵器の発見」という「虚構の大義」すら崩れ去っているという


のに、そうした「火薬庫」に自衛隊を派遣することに、自・公・保がそこまでこだわっ


ているのか、私にはよくわからないのです。


 もちろん、アメリカの要請だということがありますが、別に、日本は独立国なのです


から、無茶な要求はさっさと蹴ればいいだけの話です。1億歩譲って、対北朝鮮を想定


した「極東の有事」に自衛隊を差し出すのは、まだ、理解できないことはありませんが


(もちろん、そんなことを私は容認しませんが)、テツ&トモではありませんが、ジャ


ージをはいて、私も国怪議事堂の前で「なんでだろう」とギター片手に一曲歌ってみた


い心境なのです(笑)。


 

 まあ、はっきりといえることは、小泉自・公・保政権は、その50%を越える高い支


持率に胡座を書いて、主権者をナメきっているのだと思います。


 そして、多くの主権者も、眠りこけているというか、思考停止しているため、こうし


た小泉自・公・保政権の蛮行に見て見ぬフリをしているのでしょう。


 おそらく、思考停止している、この国の多くの“衆愚”たちは、自衛隊がイラクの戦


場で、バッタバタ血を流して、まあ、死者数が2ケタぐらいにまでいかないと、目を醒


まさないのでしょう。そうすれば、自衛隊員の遺族らからも、「なんで、私の夫(子)


は、あんな地球の裏側で犬死にしなければならなかったの?」と声が上がってくるでし


ょう。


 私の敬愛する宮武外骨が「悪人は社会に必要なり」と、こう言ってます。


 

 「古くは天満天神と祀られる菅原道真でも、藤原時平という悪人がなかったならば、


人の好い右大臣としておわったであろう。和気清麿も弓削道鏡という悪大僧がなかった


ならば、平凡な宦官として一生を送ったに過ぎなかっただろう。(略)論より証拠、わ


が国でも徳川の暴政があって初めて王政維新があり、仏蘭西でもルイ王の悪虐があって


始めて全欧を驚かす大革命の活劇が演じられた。近頃の露西亜もまた同じ趨勢である。


ゆえに、我輩は社会に大悪人の輩出せんことを望む者である」


 

 このように眠りこけた日本人の目を醒ますためには、もう少し、こうした自・公・保


の大悪人どもが、「自衛隊のイラク派兵」といったような悪虐を繰り返すことが必要な


のでしょう。


 

 #「6月12日の本部幹部会に実は池田センセイが出ていないってのは本当ですか?」


「6月16日か17日に池田大作が既に死んでいて、後継をムスコにするかどうかで


幹部が揺れていて、それで隠しているって話は本当ですか」っていう問い合わせがあっ


たけど、ワシしゃ知らんでえ(笑)。まあ、「6月16、17日死亡説」ってのは、間


違いなくデマやけど、でも、こうした「事実無根」の情報がひっきりなしに永田町を徘


徊しとるのは、いったいどういうわけや。おかいしいで。ワシにもわからん。

http://furukawatoshiaki.tripod.co.jp/article/75.html

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