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【今は何時なのか?さあ、誰も確かなことはわからない】
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投稿者 HAARP 日時 2003 年 7 月 14 日 03:58:32:oQGUNb5q8hjD.

ガーディアンの記事

【今は何時なのか?さあ、誰も確かなことはわからない】

地球の自転が遅くなるにつれ、時間を告げる方法は多様化してしまう。
専門家は、これはいつかは災害に繋がると警告する。

デビッド・アダム:科学記者
2003年6月26日木曜日

http://www.guardian.co.uk/international/story/0,3604,985025,00.html

国際電信連合(ITU: International Telecommunication Union)の第7調査部会における7A調査グループというと、なにか匿名の国際委員会のようだが、これは望ましいトイレットペーパーの色を決定するために議論するドブネズミ色のスーツを着た怪しい官僚たちの税金泥棒組織というわけではない。

この調査グループの論議の中心というものは、人が恋に落ちた瞬間やサッカーのゴールの瞬間を記録して記述しようという人にとっては根本的な重要性を持っているものだ。

承認された時間を告げる方法というものが1つだけではないということは殆どの人には知られていない。それどころか、数種類の異なる計測法が同時に使われているのだ。これらの計測法の間の差異は小さいが、徐々にいつかはこの差異が30秒にも及ぶかもしれないのだ。

複数の航空管制システムでは、乗客やパイロットおよび航空管制官らの時計から別々の時間を告げる。専門家はこのことは災害に繋がると警告する。

「我々は世界中で1つの時間計測法を採用するべきでしょうね。」と連邦航空管理局に進言する時間の専門家のビル・クレプチンスキーは言うが、「潜在的な危険があるわけです。」と。

時間の基準を決める世界組織である国際電信連合は、この進言を重く受け止め、連合内に調査部会を設立した。調査部会長のロン・ベアードは、「我々は人々がどのように時間を使用しているかというデータを取ろうとしています。これにはどんな問題があるか、また現在あるものでどの時間計測法が人々の利益に叶うのかということです。」と述べている。

しかし、この計画は誰もを喜ばせるということはなく、最善の方法に関する論議は通常の世界の時間管理を揺るがすものになっている。

まず問題は、現代の原子の振動を計測する原子時計の正確さほどには地球が時間に正確ではないというところにある。地球の運動が世界の時間計測の基準だったわけだが、これは1967年に原子時計に置き換えられた。月の引力は我々の惑星の自転を徐々に遅くするが、これに追いついて補正するためには、我々の時計は随時1秒ほど遅らせなくてはならない。

これらの最初の「跳躍秒」が最初に導入されたのは1972年であったが、これの主な理由は天文学者および古い星の運行に基づく時間に頼る人々に便宜をはかるためであった。この後には31回(計31秒)に及ぶ「跳躍秒」が実施されたが、最も最近のものは1998年12月31日であった。

これはこれとして、これらのことが今では正確な時間として広く使用されている原子時計導入の理由ではなかった。この原子時計は一般的にはナビゲーションのためのグローバル・ポジショニング・システムに使われているが、混乱を増すことに、GPSは別の時間基準も同時に使っているのだ。

GPSクロックは1980年に設定されたが、これはそれまでに追加された「跳躍秒」を含んでいる。しかし、この事実はそれ以来無視されてきた。この意味することは、”現在運営されているGPSタイムは承認されたユニバーサル・タイムの13秒先を走っている。”ということであり、このGPSタイムはまた全ての追加された跳躍秒を含みながら、現在の地球上のほとんどの時計がこれに対してセットされているということなのだ。
しかし、これは国際原子時計時間に対しては約19秒遅れていて、この原子時計は跳躍秒を無視している。

クレプチンスキーは、このような複層的な時間計測法は跳躍秒が追加されるごとに差異が広がり、累積的に危険性を増すと警告する。
「我々は統一的な時間スケールに向かわなければいけません。」「これほど飛行機が飛び回っているときに、いったいどの時間システムが全てをまとめることができると言うのでしょうか。」と述べている。

彼は続けて、広がり続ける飛行管制に使われるGPSタイムと地上で使われる時間とのギャップは、飛行機の報告された位置と実際の位置のあいだに混乱を来す可能性があると言う。そして、衝突の危険性が増すと述べている。
この複雑な状況は、ヨーロッパが独自のGPSシステムである”ガリレオ”を設置したときには、より複雑になってしまうだろう。このシステムはまたしても別の時間に基づいて運用されるだろうからだ。

コンピューターのソフトウェアは使用される異なる時間スケールを翻訳する。「しかし、誰かがミスを犯したらそれは重大な問題に発展しますよ。」クレプチンスキーは言う。
彼の解決策としては、跳躍秒を廃止して効果的に原子時間と世界時間(ユニバーサル・タイム)を統合するというものだ。これは「時間の神」である国際電信連合でも考慮されている提案である。

この跳躍秒廃止に反対しているグループのうちのひとつは天文学者たちであるが、彼等の繊細な望遠鏡はまだ地球の自転にセットされた時間に頼っているからだ。原子時間に乗り換えるとなると彼等の機材はうまく作動しなくなり、天文学者たちは経費のかかる改造に直面することになる。「天文学者たちはこれには公然と反対していますね。」とベアード氏も述べている。

この時間計測システムの変更の問題は我々の子孫にとっても問題となるだろう。この跳躍秒の問題を解決しない限り、我々の時計は地球の自転に対してどんどん速く進むようになってしまうが、これでは朝に朝日が昇る時間がどんどん遅くなってしまうことになる。

「彼等は最後には昼と夜を逆転させてしまうような計画を実行しようとしているように思えますね。」と語るのはアリゾナ州にある国立光学天文台のロブ・シーマン氏である。

この事態を防ぐには、700年近辺に一度「跳躍時」を導入する必要がある。これは夏時間に合わせるために我々の時計を修正するような方法だ。

この論議が始まって以来、地球の自転の遅れはあまり話題には登らず、跳躍秒はここ数年は必要ないということになった。専門家たちはこの自転の遅延がなぜ起こったのかについては明確にはわからないようだ。
短期的な影響としては地震や山間の風など幾つかのことが考えられるが、一致した意見としては常にある月の引力の影響がいずれすぐに現れるだろうということであり、ここ2、30年の内には2もしくは3秒の跳躍秒を追加しなければならなくなるだろうということだ。

アメリカ海軍観測所のデニス・マッカーシーによれば、考えられる安全上のリスクと平行してなんらかの法律が制定されることになるだろうという。
彼は「電子文書のタイム・スタンプの問題に直面している。」と言う。この問題は、跳躍秒は通常その日の最後に追加されるが、これは時計に対して翌日を表す00:00,00の前に23:59,59から23:59,60へと表示するように求めるものだ。しかし、ほとんどの時計は60という表示を受け付けず、23:59,59を2秒間表示することになる。

「私は序々に誰かの言う23:59,59と別の誰かの23:59,59が違うというようなことが起こるようになり、弁護士はこのようなことに巻き込まれていくだろうと疑います。」とマッカーシー氏は述べる。
これは、特定の時間における株券や債券の売買を記述する法律や融資上の書類にとっては重要な問題となるだろう。

2000年の新年においては、コンピューターのバグが世界のテクノロジーを襲うという心配から缶詰を買い込んで山に逃げ込んだ人々が居たが、この問題も同じようなものに聞こえるかもしれない。しかし、これはコンピューター・オーナーにとっては緊急に考慮すべきことのように思える。

「コンピューター同士が共通のファイルを共有している場合、もしある2つのコンピューターに一秒以上のずれがあったならば、ソフトウェアの一部は判断を迷うことになるでしょう。まあ、必ずそうなるとは言えませんが。」というのはケンブリッジ大学のコンピューター科学者であるマーカス・クーンである。

7A調査グループの会議室に戻ると、未来において時間をどうするかという決定は、とにかく、いつか行うということになってしまった。
ベアード氏は、彼のグループは2005年より前にレポートを出すことは無さそうだ、その時になったら国際電信連合はメンバー国の合意を得た提案を受け入れなくてはならないだろうと述べている。

今は何時なのか?我々が正確に知るにはもう少し時間がかかりそうだ。

以下、現在使われている「時間」の種類

Watching the clocks

Coordinated universal time

The uniform timescale that forms the basis for most civil timekeeping in the world. UTC is based on atomic clocks, such as the one held by the National Physical Laboratory in Teddington, south-west London. Some 32 extra leap seconds have been added to UTC since it was officially adopted in 1972, to account for the fact that the Earth's rotation is gradually slowing down.

International atomic time

A statistical timescale mostly used for scientific reference. The Bureau International des Poids et Mesures in Paris sets TAI time by monitoring the regular vibrations of caesium atoms in atomic clocks around the world. Coordinated universal time is generated from TAI by adding leap seconds. TAI is currently 32 seconds ahead of UTC.

GPS time

An atomic timescale used by the US global positioning system. When it was set in 1980, GPS time was based on coordinated universal time, but GPS time is now some 13 seconds ahead because it does not count leap seconds. A Russian GPS system called glonass does account for leap seconds, but adding them has caused technical problems.

Greenwich mean time

A time standard established for British navigation in the mid-19th century. GMT has now been officially replaced by coordinated universal time, so Big Ben, the BT speaking clock and the BBC radio pips all mark UTC, not GMT as some people think -although the two are usually very close. British law still refers to GMT because a 1997 bill that tried to update it to UTC was never passed. It ran out of time.

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