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結婚生活を維持する為の不倫もあり得るのだ 
http://www.asyura.com/0306/dispute11/msg/162.html
投稿者 石田純一郎 日時 2003 年 6 月 05 日 13:16:18:

(回答先: Re: なぜ売買春してはいけないのか 投稿者 オリハル 日時 2003 年 6 月 02 日 15:23:52)


結婚した相手への興味を持続できるのは四年が限度・・・
数年前にそんな内容の本が出版されましたよね。
(本の題名は忘れましたが、著者は外人の女性であったと記憶しています)


人間だけでなく、他の動物もそうであるような話だったと思うのですが、立ち読みしただけだったので
忘却の彼方です。結婚している者の感想としては、へえー四年も続くのか、
という思いの方が強いですね。(笑)


科学的に四年で、オスとメスの共同生活は破綻すると仮定して、人間だけが必ずしもそうならない
理由は皆さんご存知ですよね。(離婚率は急増中ではありますが)
社会構造に結婚が、組み込まれてしまっているのが一番かな。結婚しなきゃ一人前に扱われない、
結婚してなきゃ出世不可、海外赴任不可とか。
世間体があるから離婚できないっていうのも、その範疇ですよね。


あとは、人間にだけ付与された特権として「言葉」の存在が大きいですよね。
えげつない言い方で恐縮ですが、体の飽きを、言葉の紡ぎだす想像力でカバーし得る側面もある訳です。
二人の無意識的な言葉の積み重ねが、ある程度の絶対数をクリアすると、化学変化を起こします。(笑)


退屈な日常生活の向こうに、ドラえもんが持っているような「どこでもドア」の扉が開き、二人を別世界
へと誘ってくれるのです。二人のどちらかに、そうしたナビゲート能力があれば、四年程度で崩壊する
ことは、まず有り得ないでしょう。私はこの能力にだけは自信があります。

話が大幅にずれましたが、もう一つ人間の結婚生活を維持させる要因として、不倫が挙げられると
思うのです。好きで結婚した相手でも、長い年月を添い遂げてくると「飽き」や「慣れ」が生じてくる
のは致し方のないことです。その期間が四年であると指摘されれば、なるほどそう思えなくもない。
(私はまだ結婚して三年くらいなのですが)


そんなときにパートナーとは別な種類の輝きをもった異性に出会えば、心惹かれていくのは、むしろ
自然な成り行きですよね。倫理的、道徳的には許されない行為であっても、理科系の発想で科学的
に捉え直してみると、不倫の方が「流れ」として無理がないし、破綻していないし、何より自然です
よね。だからといって、私は積極的に不倫を奨励している訳ではないし、自ら実践している訳でも
ありません。(いまの所は。まだ結婚して四年経ってないし・・・笑)

パートナーから感じられなくなってしまった魅力。
あるいはパートナーとは異なる種類の魅力。


それらを享受することで、人は若返ることができます。
いつのまにか使わなくなってしまって、埃が積もるままだった、心のやわらかな部分を機能させる
ことができます。
パートナーがそのような状態にリフレッシュしてくれることは、相手にとっても歓迎すべきことなのです。
少なくとも、自分の魅力でもって、それが出来なくなってしまったことを悲嘆すべきではない。
どんな絶世の美女であろうと、白馬にまたがった素敵な王子さまであろうと、
その時は訪れるのだから。
四年も経てば。(笑)


リフレッシュした時点で、心がどちらにシフトするかだと思うんですよね。
あるいは、リフレッシュの程度が問題なのか。


よく男は、浮気すると妻に優しくなる、なんて言いますよね。罪の意識から、ということもあるのだろう
けど、リフレッシュされた感性が妻の魅力を再認識させた、ってケースもあると思うんですよね。
不倫がある意味で、結婚生活の補完的作用をなすことについては、私は「消極的に」評価しても良い
と考えます。


もちろん巨大化し複雑化した社会構造の構成員として生活している以上、いくら厚顔無恥な私でも
積極的に「不倫礼賛」など言えようはずもありません。昨今のまず「不倫」ありき、みたいなブームに
は抵抗すら覚えます。ある種、ファッション化してますよね。友達がやってるから、私も負けてられない
みたいな。本来、如何ともし難い想いが高じて、倫理の枠を超え行動してしまう、やむにやまれぬ情動
であるはずなのに、想いはスッカラカンで、形だけで入っている、あるいは単に楽しんでいる、といった
ケースをよく目にします。ここのボードに不倫の書き込みをされている方は、皆一様に真剣に考えておられる
のは、よく分かるのですが。


「なにが、結婚生活を補完する意味での不倫だ!逆の立場でそうされたら、どう思うんだ」
と言われると、一言もありません。
理屈では理解できても、感情では許し難いでしょう。多分。


だからね、声高に言うつもりなんか毛頭ないんです。
結果的に、あくまで結果的に不倫という形を取らざるを得なかった場合、そんな説明も可能なのでは・・・
と、相変わらず男の自分勝手な、一方的な理屈で思っただけです。

私は映画の「マディソン郡の橋」を見て、上記のことを思いました。
以下は、またまた引用で恐縮ですが、このボードで私が初めてコメントとした文章の一部です。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー引用開始ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


原作は読んでいないのですが、映画で「マディソン郡の橋」を見たことがあります。
田舎の平凡な主婦のメリル・ストリープの所に、ある日突然、都会的センスを輝かせた初老の
クリント・イーストウッドが訪れます。彼らは三日間の激しい恋に落ちますが、最終的に彼女は
田舎での生活を選択します。


平凡で退屈で何の変化もなくて、でも、良き夫と子供に囲まれた暮らし。
そんな彼女に唯一欠けていた「華やかさや、激しさ」を彼は与えてくれた。
だからこそ彼女は結婚生活を続けていくことが出来た・・・


最後に子供たちに残した遺言にあった「あなたがたは彼に感謝しなさい」という言葉を、私はそんな
意味に解釈しています。
あくまで私の勝手な解釈ですが。


イーストウッドがいてくれたからこそ、メリル・ストリープは結婚生活をまっとう出来た。
一見、逆説的なこの話の中に、何がしかの真実がひそんでいる気がしませんか。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー引用終りーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


これはあくまで、私の勝手な解釈です。原作も読んでいないし、映画も嫁さんにせっつかれて嫌嫌
ながら見にいって、最初の30分くらいは居眠りしてしまったし(笑)、本来のテーマからかけ離れた
見当違いの解釈なのかもしれません。

しかし、一観客として少なくとも私はそのような啓示を、あの映画からメッセージとして受け取ることが
できた。それだけは紛れもない真実です。


石田純一は自らの不倫による、松原千明との離婚問題のインタビューで
「不倫こそ、この国の文化を形成してきた」と豪語しましたね。


私が彼なら「マディソン郡の橋」を引用しながら
「結婚を補完する意味合いでの不倫は、必要悪として存在意義がある・・・」と小声でつぶやいた
ことでしょう。
マスコミも世論も納得はしないでしょうが。(笑)


でも、一体誰を納得させる必要があるのでしょう。
自分が真に納得できるのであれば、パートナーだって、きっといつかは理解してくれる日がくると、
許されるならば楽観的に信じていたいと、私は思っています。

(了)

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