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Re: 再三の答え
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投稿者 如往 日時 2003 年 7 月 09 日 07:38:41:

(回答先: 再三の答え 投稿者 Ddog 日時 2003 年 7 月 09 日 00:38:48)

 Ddogさん、こんにちは。
 先ず、私の問い掛けにたいし氏が得心できないのは、互いの思想の形成過程に潜む問題に起因すると捉えています。

 氏が指摘される通り、思想形成はある種観念操作と同義であり、思想はその産物であることを表象してもいます。ただし、余程の天才ではあらぬ限り、操作にあたっては時間的にオーバーラップするほどに近接する事実(ルサンチマンの起源となる)が介在するか、若しくは先達が編み出したコンテクストに倣い追体験を重ねていくことが肝要であると考えます。(無論、「日本教」のように一括りにしてしまう愚挙は厳に誡めるべきでしょう。)
 私にはDdog氏が紡がれるものの紙背にはその双方共に一向に見えて来ないと申し上げております。これは、できるものならばそれを感得したいと思う故に問い掛けているのであって、断じて揶揄しようとの意図によるものではありません。しかしながら、恰も街宣車を駆る諸君が醸し出す喧騒に紛れてしまっているかのように氏の論に身体性を源泉とする発露が見えて来ないことから、何時になっても苛立つばかりなのであります。

 さらに、なるほど氏の歴史探査のほうが進んでいるのかも知れません。それでも、接合点に関して満足のゆく結論を得ていない私にとっては、「日本人であることに誇りを持っていたなら」と、共通認識として合意形成がされていない「日本人の誇り」を唐突に持ち出されるDdog氏の所作が理解できないのです。
 日本人の特性を生む土壌としての日本列島の在り様を解き明かそうした和辻哲郎に関する評価は以前に付言しましたが、(日本の)風土的所産でもある天皇や天皇制が何故に「日本人の誇り」の象徴たりうるのか、氏は言及されていはいません。

 遺憾ながら、知人でもある多くのRightistとはこのところでいつも噛み合わなくなってしまうのですが、少なくともDdog氏は例外であろうと推察しております。

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