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性犯罪集団日本皇軍:右翼の大物、児玉誉士夫先生の1938年時の日本皇軍についての回想証言ーー
http://www.asyura.com/0306/dispute12/msg/150.html
投稿者 疑問のたまちゃん 日時 2003 年 7 月 20 日 06:17:26:

早く言えば、往時の「和田スパフリ」、それが「大元帥」の軍隊。

児玉ですら、当時の日本の皇軍が「聖戦」のためか、「侵奪」のためか分からないと嘆いている。「女性性」ははげしく徹底して侵奪された。


http://village.infoweb.ne.jp/~fwjh7128/genron/data/kougun.htm

中国における「皇軍」の実態


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熱烈な天皇主義者杉本五郎中佐の著書『大義』(1938(昭13)年5月、平凡社)より。(下線部分は刊本では伏字。1943年1月、岩手県紫波郡野見前村の神民塾においてガリ版印刷された版本に基いて復元されたもの。)

大義明白なる戦争発起も、之に従ふ上下、大義不分明ならば、各々自己を執ってその保存に懸命の努力を終始せん。上は其の功を競ひて他の損傷を顧みず、下は自己保存の極限を発揮して上を怨嗟す。一度敵地を占領すれば、敵国民族なる所以を以て殺傷して飽くなし、略奪して止まる所を知らず。悲しむべし、万端悉く、皇軍の面目更になし。皇道は空華、施布は国裏の禅、現皇軍が皇化第一線の使徒たること遠しも遠し、正に白雲万里なり。……茲に万生化育の聖業は進む。皇軍の真面目躍如たり。然るに見よ、一会戦終わる毎に、上下の秩序は愈々乱れ、下は増上漫となり、自己所属の将にあらずんば、全く無差別下克上となり、上之れを指導するの明識を欠き、功名に酔ひて一時を糊塗して、皇軍崩壊の遠因素縁をなし、皇国の安危慮外に在るものの如し。皇軍緒戦に於て既に然り。世界興亡の足跡を仔細に検討せよ。その滅亡の最大原因は常に飽くなき利己心、停止を知らざる自己保存ならずや。かくして今次の戦争は帝国主義戦闘にして、亡国の緒戦と人謂わんに、誰人が何んと抗弁し得るものぞ。

(洞『決定版【南京大虐殺】 p.123-124)

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「右翼の大物」児玉誉士夫の証言

(児玉誉士夫氏は、1938(昭13)年6月から8月にかけて中国を旅している。以下は、このときの経験に関して氏が戦後に述懐した内容である。)

 自分は日本を発つ前に外務省情報部長河相達夫氏を訪ねて、外地を旅する必要な援助と注意を受けたが、そのとき河相氏が数枚の写真を見せて「これが天皇の軍隊がすることだろうか」と言って憤慨していたが、それは現地にある日本軍が中国の婦女に暴行を加えている、みるに堪えぬ写真であった。そのとき、ふと、これは中国政府が民衆に抗日思想を宣伝するためのトリックではなかろうかと疑ったが、いろいろなできごとに直面してみると、この写真は真実であることを肯定せざるを得なかった。
 当時大同では、「大同に処女なし」という言葉があったが、この言葉の意味は日本軍の恥辱を意味するものであった。また占領地の寺や廟に行ってみても仏像の首などが無惨にとり毀され、その壁に「何年何月何部隊占領」などと落書きしてあった。人間が神や聖人でないかぎり、どこの軍隊でも戦場では若干の非行はあるとしても、当時、日増しに激化してきた中国の抗日思想の源が満州事変のみではなく、こうした日本軍の常識はずれの行為がさらにそれに拍車をかける結果となったのだと思う。
(略)
 要するに宣戦の詔勅なき戦争、名分の明らかならざる戦い、日支事変は畢竟、王師ではなく、驕兵であったかもしれぬ。自分は戦場を旅し、大陸における実状を知るにおよんで、在支百万の日本軍が聖戦の師であるか、侵略の驕兵なるかの疑問に悩まざるを得なかった。このことは自分のみならず現地を知るものの多数が考えさせられた問題であったと思う。しかし国民のなかの多数の者がそれを自覚し得えたとしても、すでに軍国主義の怒涛が逆巻き、もはや何人の力をもってしてもそれを阻止することは不可能であった。

児玉誉士夫『われかく戦えり』広済堂出版 p.79-80
(洞『南京大虐殺――「まぼろし」化工作批判』p.136-137)
昭和十二年の秋ごろ、さきに盧溝橋事件に端を発した日支事変は燎原の火のごとく全面的に拡大されつつあった。そんなある日、笠木先生の使いで、河相先生を外務省の情報部長室にお訪ねしたのであった。若輩の自分は、一人前の国士気取りで、大いに天下国家を論じた次第だが、その折、河相先生が自分に『児玉君、聖戦とはなにを意味するものか! 皇軍とはいかにあるべきであるかを知っているか!』と言われ、数枚の写真を自分に示され、『これが皇軍の姿か! このまま行けば、皇軍どころか、日本軍は崩壊するぞ!』と言われた。その写真は現地から送られたもので、日本軍が良民を虐殺している場面や、中国の婦女子を暴行しているといった、見るに堪えないものであった。

児玉誉士夫『われかく戦えり』広済堂出版 p.321
(洞『南京大虐殺――「まぼろし」化工作批判』p.137-138)

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