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この主意質問書の内容では、2ヶ月もらっても詐欺集団の官僚にはまともな返答は無理でしょう
http://www.asyura.com/0306/dispute12/msg/300.html
投稿者 古いライター 日時 2003 年 7 月 26 日 23:45:00:


イラク戦争劣化ウラン情報 No.5 2003年7月26日
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/DU/no_du_report5.htm

アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局 吉田正弘

(1)政府与党はイラクに自衛隊を海外派兵し、侵略軍・占領軍である米軍を支援する「イラク特措法」を単独強行可決しました。憲法を踏みにじるこのような暴挙には怒りを禁じ得ません。
 ところで、社民党参議院議員の福島瑞穂氏が「イラク戦争における米英軍の劣化ウラン弾使用に関する質問主意書」を提出されました。これは「イラク特措法」をめぐる審議の中で政府、とりわけ川口外相が米英軍の劣化ウラン使用について「米軍が使ったと言っていない」とまるで劣化ウラン弾が使われていないかのような答弁を繰り返し繰り返し行ったことに対して、一つ一つ事実を突きつけ、塗り固めたウソやごまかしを暴き、事実を認めさせようとするものです。以下に紹介します。
 米軍の劣化ウラン弾使用という犯罪的行為を覆い隠し弁護しようとする日本政府のやり方を徹底的に追及していくことが必要です。ちなみに外務省はこのようなよく知られた事実に基づく質問主意書に答えるのに2ヶ月くれと言ったそうです。あきれ果てます。彼らはイラクの人々やNGOの人々の危険を減らそうなどとは思いもしないようです。

(2)「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」の森瀧春子さんが6月22日から7月5日までの2週間、イラク現地に入りイラク戦争で使用された劣化ウラン弾の実態調査をされました。その報告会が7月18日にヒロシマで行われました。その時のお話の要旨が「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」のホームページに紹介されています。是非ご覧ください。 http://www.nodu-hiroshima.org/nodu7.html
 灼熱の気温の下で、バクダッドからバスラへ長距離を調査され、現地でろ紙に取ったちりのサンプルのうち1例から異常にウラン235の割合が低い(0.2%)ウランがみつかったそうです。これは劣化ウランとしか考えられません。また、今回の調査では、土壌はバグダッド、バスラ。中部、北西部で13箇所のものを持ち帰られました。また4箇所の水道水、バグダッドのマンスール病院での7例の尿を持ち帰っています。これらは広島大学原医研の研究者によって分析されているそうです。占領軍が調査を妨害しはじめたり米軍よりの政権ができて事実にふたが被せられないうちに調査をと、さまざまな困難を乗り越えて調査を行われた熱意に頭が下がる思いです。


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(福島瑞穂議員が提出された質問主意書)

イラク戦争における米英軍の劣化ウラン弾使用に関する質問主意書

 川口外務大臣は、二〇〇三年六月二十五日の衆議院イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会において、「米軍は、今回イラクでそれを使ったかどうかということについては何も言及をいたしておりません。劣化ウラン弾の問題につきましては、これは国際機関でいろいろ調査をしておりますので、我々としては、その国際機関の健康への影響の調査、これを見守ってまいりたい」と答弁し、その他の委員会や場面でも同様の発言を繰り返している。
 しかし、イラク現地に入った専門家やジャーナリストの報告、米軍の文書、報道などを総合的に判断するならば、米軍がイラク戦争で劣化ウラン弾あるいはウラニウム弾を使ったことは明白と考えざるを得ない。また、UNEP(国連環境計画)などの国際機関は、劣化ウラン弾あるいはウラニウム弾が使われた場合は、それを放置するのではなく、使用地点、使用量を確認し、劣化ウラン弾の残がい骸を撤去し、汚染地点の土壌の除去やアスファルトなどによる覆いなどで汚染の拡大を防ぎ、周辺の住民への健康被害調査をすることを要求している。米英軍が対イラク戦争で、大量の劣化ウラン弾あるいはウラニウム弾を使用したことが事実であるならば、イラクの人々や現地に入る人たちの健康被害を最小限に食い止めるための手立てを早急に講じなければならない。よって、以下質問する。

一  劣化ウランは人体に有害な影響を与えるアルファ放射能である。また重金属として人体に対する化学的毒性も持っている。このような物質を環境中にばらまき、一般住民に無差別に被害を与えることは、国際法上も許されない。例えば、一九九六年国連人権小委員会は、劣化ウラン弾は非人道兵器・大量破壊兵器であると決議している。また欧州議会も今年二月、劣化ウラン弾使用禁止の決議を行っている。政府は、これら決議を承知しているか。また、これらの決議を尊重すべきものと考えているか。

二  川口外務大臣は、二〇〇三年六月三十日の衆議院イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会において、「劣化ウラン弾については、国際機関で調査、先ほど申しましたけれども、WHOがし、あるいはUNEPもしております。そして、それぞれの機関の報告において、劣化ウラン弾の人体及び環境に対する影響はほとんどないという結論であったということです。」と答弁している。しかし、最も新しい調査結果であるUNEP・PCAU(国連環境計画・紛争後評価ユニット)のボスニア・ヘルツェゴビナ調査団の報告書(二〇〇三年三月)は、「劣化ウラン弾を集めて処理すること」「汚染地点はアスファルトかきれいな土で覆う」「汚染地点の地図を作る」「健康被害を調査する」などを勧告している。政府はこの国際機関の勧告を承知しているか。また、この勧告を尊重すべきと考えているか。

三  日本国内では、劣化ウランは「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」(原子炉等規制法)に規定される核燃料物質として特別な管理の下に置かれている。核分裂性が低いとはいえ、れっきとした放射性物資であり、輸送・貯蔵などの取扱いについても、厳重に法律で定められている物質である。日本で、この劣化ウランを故意に散布した場合、これは犯罪とはならないのか。また輸送中等の過失により、劣化ウランを散布した場合、その劣化ウランはそのままその場所に放置しておいても問題ないとされているのか。

四  二〇〇三年七月一日の衆議院イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会で、参考人として意見陳述した藤田祐幸氏は、委員会で配付した参考人意見陳述書の中で、イラクでの現地調査において、イラク計画省の「建物の周辺で多数の劣化ウラン弾を発見しました。劣化ウラン弾にとってコンクリートは紙のように柔らかいため、ウラン弾は発火せず、弾頭のまま散乱しておりました。建物の中にはさらに多量の弾頭が散乱していることが想像されます。測定すると六マイクロシーベルトほどの放射線を放出しており、環境放射線の百倍ほどの値を示しておりました。」と述べている。藤田氏は、ほかにも多数の劣化ウラン弾頭を発見し、高い数値の放射線を測定している。また、劣化ウラン砲弾で撃ち抜かれた戦車の貫通口から高い数値の放射線を確認している。藤田氏だけでなく、日本や米英の多くのマスコミ関係者、ジャーナリストがイラクに調査入りし、いずれも劣化ウラン弾を発見し、高レベルの放射線を確認している。例えば、米紙クリスチャンサイエンスモニター紙五月十五日に掲載されたスコット・ピーターソン記者による「劣化ウラン弾から千三百倍の放射線を確認」という記事などがある。米軍がイラク戦争において劣化ウラン弾を使用したことを証明する数々の証拠事例について、政府はこれを否定するのか。否定するのであれば、その理由は何か。

五  当事者である米国でも、国防総省及び米軍当局が繰り返し劣化ウラン弾の使用を認める発言を行っている。米軍のジム・ノートン大佐は、イラク現地で、イラク戦争直前の三月十四日のブリーフィングにおいて、劣化ウラン弾はタングステンよりも有効なので使うという使用予告とも言える発言を行った。また、三月二十六日の記者会見でも、米中央軍のブルックス准将が、イラク戦争での劣化ウラン使用を認める発言を行った。この発言は、現に米軍がイラクで侵攻作戦を展開中に、その現地司令部による、この侵攻作戦に関する記者会見の場での発言である。この作戦で使用する米軍の兵器への劣化ウラン使用についての質問に、ブルックス准将は「我々の兵器(our munitions)」と答え、その「わずかな部分」としながらも劣化ウランの使用を認めたものである。同じ質問で、イラク市民への影響についてどう考えるかと問われたのに対し、「我々が作戦を遂行するやり方は、戦闘行為を目的とするものとしては安全」と答えている。さらに、同じ記者会見の別の質問で、なぜ今回も劣化ウランを使い続けるのかと問われたのに対し、使っていないと答えるのではなく「我々が使うものは安全と信じる」と答えている。
 複数の日本の主要な新聞社や通信社も、ブルックス准将の発言を劣化ウラン弾の使用を認めたものと報道した。しかるに川口外務大臣は、このブルックス准将の発言を「米軍の保有する劣化ウラン弾」に関するもので使用については言及していないと繰り返し答弁している。これらの発言が劣化ウラン弾の使用を認めたものではないと、川口外務大臣が主張する根拠は何か。

六  米軍の同盟軍である英軍当局自身が米軍による劣化ウラン弾の使用を認めている。例えば英ガーディアン紙は、四月二十五日付けのポール・ブラウン記者の記事で、英国国防省スポークスマンが英軍の劣化ウラン弾使用を認め、その使用場所と使用量の詳細を公表するとともに、米政府にも劣化ウラン弾の使用場所、使用量を明らかにするよう希望すると発言したと書いている。英国自身が劣化ウラン弾使用を認めるとともに米軍による劣化ウラン弾使用を認めている。政府はこの事実を知っているか。この発言を踏まえても、米軍が劣化ウランを使用していないと主張するのか。主張するのであれば、この英国国防省スポークスマンの発言が事実ではないとする根拠を示されたい。

七  米中央軍空軍(USCENTAF)は四月三十日付けで「Operation IRAQI FREEDOM-By The Numbers」という報告書を司令官モーズレイ中将の名で公表した。この報告書の中で、米中央軍空軍は三十ミリ弾三十一万一千五百九十七発を使用したことを認めている。米空軍には三十ミリ砲弾を発射する航空機はA‐一〇攻撃機しかなく、この攻撃機の発射する機関砲弾はアメリカ科学者連盟によれば、五発中四発が劣化ウラン弾である(この混合比はコンバットミックスと呼ばれる)。そして一発の劣化ウラン弾は〇・二九九キログラムの劣化ウランを含む。これによれば、米中央軍空軍がA‐一〇攻撃機から発射した劣化ウラン弾だけで約七五トンの劣化ウランを含んでいることになる。また、この件について前出の五月十五日付けクリスチャンサイエンスモニター紙のスコット・ピーターソン記者は、中央軍のスポークスマンの公表としてA‐一〇が劣化ウラン七五トンを使用したことを認めたと述べ、このことを裏付けている。これらの文書からA‐一〇攻撃機だけ取り上げても七十数トンの劣化ウランを使用したことは明らかであると考える。政府はこれを認めるか。もし認めないとすればその根拠を示されたい。

八  前出の参考人招致で、藤田祐幸氏はバグダッドでの硬化目標貫通型誘導爆弾(通称「バンカーバスター」)の爆撃クレーターの中で、通常値の一・五倍の放射能を検出したことを指摘している。このことは貫通型誘導爆弾にも劣化ウランあるいは非劣化のウラニウムが使われている可能性を示している。アフガニスタンではカナダのNGOであるUMRC(ウラニウム・メディカル・リサーチ・センター)によって、米軍の爆撃地点の風下側の住民の尿から通常の二百倍もの高濃度のウラニウムが検出され、爆撃のクレーターからもウラニウムが検出されている。これは米軍が従来の対戦車兵器以外に、貫通型誘導爆弾でも劣化ウラン、あるいはウラニウムを使っていることを示している。このことによって従来の数倍のウラニウムを環境中にばらまき、住民に健康被害を与えている可能性が大きい。政府はこのような事実を知っているか。

九  英軍当局及びUNEP・PCAUなどの国際機関が述べているように、重大な健康被害を及ぼす可能性がある劣化ウラン弾が使われたならば、その汚染除去と住民への健康被害防止のために、劣化ウラン及びウラニウムの使用量、使用場所、使用兵器の種類について、米軍に公表させる必要がある。政府は、このようなデータの公表と、汚染除去作業、住民への健康調査などを行うよう米国に要求すべきであると考えるが、どうか。もし、それを否定するのであれば、その理由を示されたい。

  右質問する。
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