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No more LD,ADHD --- LD,ADHDのNHKインチキ報道を分析する
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投稿者 NoMoreADHD 日時 2003 年 8 月 10 日 10:26:32:5bsGhvi3BmbIU

(回答先: RNHKの教育テレビの福祉系番組のインチキ!! ADHDは真っ赤な嘘 投稿者 神魂(かもす)神応援団 日時 2003 年 7 月 24 日 22:39:08)

NoMoreADHDです。

いわゆるADHD(注意欠陥多動性障害)やLD(学習障害)に関する「NHKのインチキ報道」は、私も本当に困ったものだと思います。

私たちは依然としてナチスドイツや戦前の日本のような全体主義国家に住んでおり、SF小説「1984年」に出てくるようなプロパガンダを毎日聞かされているのでしょうか?NHKという公共放送が、精神医学産業とドラッグ産業の手先となり、LDやADHDという「おかしなレッテル」を無抵抗な子供達に貼って、それを口実に危険なドラッグを飲ませるためのプロパガンダを堂々と流しているなんて、一般の方々はなかなか気付かないでしょう。大半の視聴者は無批判に信じる(believe)か、無関心か(indifferent)のどちらかで、懐疑的(skeptical)になる人は少ないでしょう。だからこそ、この大掛かりな「詐欺」が今まで深刻な社会問題として認識されず、野放しになっていたのではないでしょうか。(なお、「信じる」というのは、宗教でみられるように「主観を他者と共有する」ということであり、批判的考察がそこで全面停止するということを意味します)

NHKがLDやADHDを扱った番組で言っているようなことは、多少の良識や分析的思考力のある人なら、ただちに「何か、これはおかしいぞ」と気付くはずです。主張の多くが曖昧で支離滅裂で論理的に破綻しているからです。彼らの主張に含まれる矛盾点は、少なくとも100個は挙げられますが、そのうちの一部を考察しましょう。

---2002年11月NHK放映の「にんげんゆうゆう、軽度発達障害を支える」から---

例1)番組ゲストの女優五十嵐めぐみが、「私の二人の息子のうち上の子がLD(学習障害)と診断された」と、むしろ安堵の表情で話していましたが、「LDとは何か」という明確な定義が述べられていないし、誰が(おそらく金儲け第一主義の非常識な精神科医か小児科医あたりでしょうが)どういうツールで診断したのかが一切触れられていません。五十嵐めぐみは「上の子は運動が下手で、側転はできるがケンパ(跳びあがって空中で足先を合わせる運動)が出来なかった」と言いました。「たとえ側転ができても、ケンパができなければLDだ」というのは、「無茶苦茶な」主張です。また「上の子は字が下手だった」とも言ってました。「字が下手なら、LDだ」なのですか?では、その対偶命題(原命題と論理的に等価)である「LDでないなら、字が上手だ」という主張は真でしょうか?裏命題「字が上手なら、LDでない」は、どうでしょうか。もしこれが真なら、「習字を習わせて効果があれば、LDは克服できる」ことになります。しかし、そうすると、「習字を練習すれば、ケンパもできるようになる(!)」ことになります。まったく馬鹿げています。こういった支離滅裂な主張を真面目な顔で堂々と延べられるというのは、無能力ではなく、逆に一種の特殊な能力ではないかという気すらします。

例2)ゲストの特殊教育の専門家の女性(国立特殊教育総合研究所、廣瀬由美子氏)が、LDの子は視聴覚自体に障害は無いのだが、「認知過程」に障害があり、脳内での情報処理が上手くいかず、そのため字が下手なのだと言ってました。例えば「”海”という漢字は左側のサンズイと右側の旁(つくり)から構成されているが、LDの子供はそのような構造が正しく認知できないので”字が下手なのだ”」と説明しました。はて、「認知心理学」という言葉を持ち出しさえすれば、眼科医や耳鼻咽喉科医といった視聴覚に関する「本物の専門家」を差し置いた発言(「LDの子は、実は”制限された特殊な視聴覚の世界”に生きているのだ」)が許されるのでしょうか?これと同様の話で、「LDの子は聴覚に異常は無いのだが、認知過程に障害があり、特定音域の音が聞こえておらず、そのため親や教師が話かけても返事しないのだ」という説があります。オーディオグラム(聴力図。何ヘルツの高さの音が何デシベル聞こえているか描いたグラフ)すらも自力で作成できない人々が、こんな事を言う資格が有るでしょうか。

それで、仮に「認知過程に障害があり、視聴覚が正しく機能していない子供が存在する」ということが真実であったとしても、それで我々にどう対処せよというのですか?

(1)このたびアメリカの○○○社から発売された「子供の認知過程を劇的に改善する」△△△というドラッグを購入して飲めというのですか。(2)日本LD学会が監修し、精神科医○○○先生がアドバイザーとして指導する「LD児の認知過程改善のためのサマーキャンプ」に参加しろというのですか。(3)それとも、Y○CA主催の「LD児のための認知過程訓練コース」を受講しろというのですか。

まさに「マッチポンプ」の世界ですね。需要を自ら開拓するという営みは資本主義の論理には合致していても、倫理感や社会正義という制約が当然内在するのではないでしょうか。

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