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石田純一郎さま(小泉じゃなくてよかった〜)
http://www.asyura.com/0306/idletalk2/msg/128.html
投稿者 ぷち熟女 日時 2003 年 6 月 06 日 07:14:41:

石田純一郎さま、

あたくしは議論板の別のスレの中で主に『買春』についてグダグダ書いておりましたのですが、
あなた様の考察は『不倫』に関するものでございますね。
しかも、主に『パートナーとは別な種類の輝きをもった異性との、如何ともし難い想いが高じて、
倫理の枠を超え行動してしまう、やむにやまれぬ情動としての不倫』について、でございますのね。
それでしたら、お書きになった内容は、もちろん分かることは分かりますわ。

あの手の出来事は、塩野七生氏などは『交通事故みたいなもので、遭わない人は
一生遭わずに終わってしまうが、遭ってしまう人は遭ってしまう』と
どこかで言っていたように存じます(あたくしは、純粋な事故である場合と、
何かそういう事に遭いやすい性向である人だから遭ってしまう、という場合と
二通りあると思うのですけれど)。

確かに『他にやりようがないのかい、オッサン』、と言いたくなるような、もろ消費行動としての買春と、
あなた様のおっしゃるタイプの不倫を同列には語れないでしょうね・・・。

ただ、こういったことについて論じ始めると、あたくしの場合は客観的に論じるのに
非常に苦労いたします。
どうしても、『あたくしの意見は、あくまでもひとりのお目出度いロマンチストとしての視点に
立ったものでしかない』という但し書きが必要になっちゃいますね。

あたくしのロマンチスト度と申しますと、かなり筋金入ってるかも知れません。
どうしても『限りなく無条件に近い愛情』というものが、存在するのかしないのか、
とにかく時間が切れてもいいから粘って探してみたかったんですねえ。
この世に、一体何を信じれば踏みとどまって生きる甲斐があるか、と問われれば、
それが、あたくしとってはそういうものでしかなく、
それに代われるだけのものは他に何もなかったわけです。
まさか、と思われるかも知れませんが、本当なんですのよ。

それが信じられないくらいであれば即死んでいいし、また、あたくしは断固それを信じることを選び、
それさえあれば(健康の大切さは差し置きまして)どんな境遇にあっても自分は幸福であると言えると
約束していい、という、ひとつの『オール・オア・ナッシング』のオールのほうを、
不遜にも運命に強要し続けてやってきていたわけですね。

ですから、独身時代は、永遠かと思うほど永かったですねえ。
もちろん、そう長期にわたっておりましたので試行錯誤はありましたが、
『方針』は上記の通りでございました。
同年代の女性の大多数が、だいたい25歳ごろが『適齢期』だと考えていた世代に属するもので、
周囲には、結婚しない主義か、好みが難しすぎるか、
あるいは男嫌いなのだとすら信じられかけていましたし、
自分の思うような存在に一生出逢えないかも知れないとは当然覚悟しており、
そのつもりで生活してもいましたね。

現在は、未婚のままながら、互いに『家族』と認めあったパートナーと
安定した同居生活をしておりますが、結果的に30代後半まで待って(あ、歳バレるか)
出逢った男でございます。
(それまでは、在籍してきた色んな職場で、よく『ぷち熟女を片づけよう』キャンペーンが
張られまして、終いには同僚・先輩などにお膳立てされて飲みに行ったりすると、
その翌日にはオフィスで自分でレポートして笑いを取るようなとこまでいっちゃってました。)

この男を何者にも代えるつもりはない、ということは、
まああたくし達もまだ同居し始めて四年にはなりませんから、
一応一歩譲って『保留つき』で申し上げておきましょう・・・。

こんなですから、石田さまのおっしゃったような
『社会構造に結婚が、組み込まれてしまっているのが一番かな。
結婚しなきゃ一人前に扱われない、結婚してなきゃ出世不可、海外赴任不可とか。
世間体があるから離婚できないっていうのも、その範疇ですよね。』
というようなことも、もちろん存じているのですが、
100%そうなんだろうか、と疑うところもいまだにありますね。
そういう観念に縛られることを余儀なくされるような職種でなく、
そういう職場で働いていないことを自分の幸運だ、と思わせられます。
パートナー(結婚していたとして)との間の愛情が消えても、
あたくしが離婚を思い留まるとしたら、きっと世間体以外の理由であろうことは間違いないでしょう。

石田さまのお考えは(『不倫がある意味で、結婚生活の補完的作用をなすことについては、
私は「消極的に」評価しても良いと考えます』に要約されるところ)、
そういうあたくしでも、う〜ん、まあ丸っきり認容できないでもないな、という範囲には留まると思います。

言葉の紡ぎだす創造力が長続きの秘訣なのも同感でございます。
そういう能力を持っていることは疑いなくひとつの幸運ですわよね、
退屈するヒマがないから・・・。

えーっと、ですね、ただ、『理科系の発想で科学的に捉え直してみると、
不倫の方が「流れ」として無理がないし、破綻していないし、何より自然ですよね。』のくだりは、
あたくしの知識不足のせいで注釈していただかないとわからないですね。
科学の中では、ガチガチの理論ですべてをきれいに説明することはできないから、
といった意味なのでしょうか?

あと、『もしも自分の気心の知れた男性の親友がこう言ったとしたら、
ひとこと進言したくなるかも』というところが、
ただ以下の二点だけですが、ございました:

*『あくまで結果的に不倫という形を取らざるを得なかった場合、
 そんな説明も可能なのでは・・・と、相変わらず男の自分勝手な、
 一方的な理屈で思っただけです。』

    『いかなる説明も通用しない恐れは充分ある』という覚悟を持って
    臨まれたほうが、本当はいいかも知れませんねえ・・・。

*『でも、一体誰を納得させる必要があるのでしょう。
 自分が真に納得できるのであれば、パートナーだって、
 きっといつかは理解してくれる日がくると、
 許されるならば楽観的に信じていたいと、私は思っています。』

    自分が真に納得できることであるからこそする、というのは
    あたくしに言わせると必須条件ですね。
    パートナーと不倫相手双方へのぎりぎり最低限の礼儀ではございませんでしょうか。

    ただ、『いつか理解してくれる』と楽観的に信じることは、
    パートナーがかなりプラグマティックな方で無いかぎり
    これもやめておく方が、より無難であるとは言えますね。

    逆に、本当に一線を越えて(ただのフラートでなく)不倫に至ることを
    やむを得ないとまで言えるどんな動機や理由があって、
    たとえパートナーとのそののちの一生が台なしになり
    永久に理解されなくても、同様にやってみる甲斐のあるような
    一体どういう価値があるのか、どんなに考えても考えすぎということはないかなー。

    一線越えないでいい関係でいるだけじゃ本当にだめなのか、
    そして、それはなぜ、ということですね。

    自分が逆の立場になったら、パートナーにそう問いたくなるのでは?

    また、蛇足ながら、自分の気持ちが割り切れるから不倫相手も当然そうだろう、と
    決めてかかってしまっても、また危険かもねえ・・・。

長くなっちゃいましたね。

ではまた、ごきげんよう。

PS:
あたくしには石田さまがどなたなのか分かったような気がするんだけど、何かの間違いかなあ? 
ま、いいか。

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