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Re: 共同幻想論の指導動機は展開されたのか?
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投稿者 すみちゃん 日時 2003 年 9 月 04 日 17:20:49:xnvpUXgHxuDw6

(回答先: Re: 簡単なレスです。 投稿者 如往 日時 2003 年 9 月 04 日 05:31:25)

如往さん。 レスありがとうございます。


(今回『共同幻想論』と一聯の著作を再び紐解くことにより、80年頃より懐いていた吉本隆明にたいする不信の所在が明確になったと伝えるべきだと思います。)
(たとえ象徴的なものとして捉えることを許容されても、吉本は死んでも前者には与しないと思います。これまでの自身の営為にたいする裏切りになるからです。ただし、後者に関する微かな揺れやメルクマールの不提示の無責任にたいする不信感を拭い去ることはできません。)


私は吉本(敬称略)の著作をそんなに読んでいないのですが、やはり「後者」に関するメルクマールの提示は十分に果たされていないのでしょうか。

共同幻想論、特にその前半は驚くべき傑作であることは間違いありません。
これは更に敷衍展開されていくべきものに思えます。
しかし、80年代以降、そのような展開がなされたかどうかは存じません。
80年代というとマス・イメージ論とか、超近代論とかが一応ありましたが、まったく印象に残っていません。

共同幻想論を軸に据えると、「後者」の追求が十分になされていないということは否めないのかもしれませんね(熱心な読者ではないので、私には断定できません)。


(すみちゃんさんが社会心理学的な論考に深く立ち入ろうとしないことにたいする疑念が氷解したとお伝えすべきとも感じました。
 けれども、この件については機会をあらためて触れて欲しく思ってもいます。何故なら、幾ばくかの質問もありますし、またスサノヲにとっての本源的な失地回復の要諦が潜んでいると見るからです。)


うーん。 申し訳ありませんが、これはよく意味が分からないです。
「社会心理学的な論考」というのは何でしょうか?


(60年前半の全学連では、分派していく過程で包括的なシステム論は遺棄されていったと想われます。
 その空白を埋めるために、60年代後半の全共闘世代では、取り分け中華人民共和国(毛沢東)の政治論に雪崩れ込むように準拠していったのです。)


毛沢東の戦略論でしょうか? 矛盾論とか実践論?
ごくごく簡単に目を通しただけなんですが、戦略的な話を一生懸命書いてあるみたいな印象しかないですね。


(確かに、伝統的な上部構造の解体を試行しながら、同時に日本列島というMatrixの永劫なる何かに育まれた統御の形見のようなものを探索していくというのは奇妙な当為に見えます。しかし、やはり重点は前者におかれていると解釈しています。)


非常に根源的な何者かを掘り出そうとする営為でしょうね。
まるで地質学者のようです。

吉本は、本当は、当時まだ日本に色濃く存在していた共同体を揺り動かすことまで視野にいれていたのではないんでしょうか?
そのために、共同体の専制遺構を掘り出し、共同体と「前者」とを切断しようとする営為だったのでは。
全共闘方面の方には悪いのですが、「大衆」を見ようとしていたのではないのかしら?

大胆に想像しますと、吉本はある意味でヘーゲルに戻った部分があるように思えます。

ヘーゲルは、共同体(主として農村)に残存する前時代の遺物的要素を、悟性国家の矛盾を乗り越える君主と結合しようと試みました。
吉本は、共同体(主として農村)に残存する前時代の遺物的要素を、君主と切断する動機を求めて共同幻想論を構想したのではないかしら。

しかしその後「戦後」の更なる進展につれて、共同体の全面的解体の進行を目の当たりにし、その意欲を喪失したのかも(いいかげんな想像です)。

この結果、吉本は「戦後」、そして前時代の遺物的遺制を解体した高度資本主義を、ある意味で肯定する立場になってしまったのではないかな。


(なお、「観念の専制遺構」とは?(マルハナバチさん)へのレスにも注目しています。)


げっ。 こちらは難問です。
しばらくお待ち下さいませ。
私に聞いても分からないよ。
とりあえず何かレスしないといけませんね。

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