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名言:オフショアは現代の荘園である。
http://www.asyura.com/0306/idletalk2/msg/1293.html
投稿者 すみちゃん 日時 2003 年 9 月 04 日 21:55:22:xnvpUXgHxuDw6

(回答先: すみちゃんからの質問(オフショアについて思っていること) 投稿者 リーマン 日時 2003 年 9 月 03 日 01:10:26)

リーマンさん。 レスありがとうございます。


(すみちゃんの言われた「オフショアとは、英国王室やオランダ王室の財産の隠し場所」ということでいいのではないかと思います。その後アメリカを初めとする共和政の国の上流階級のお金持ちたちも利用するようになりました。また、海外に駐在するイギリスビジネスマン等も使うようになり、さらには、最近は極東の島のゴミたちも「なんだかカッコよさそう」といって口座を開いたりするところまで来てしまいました。)

(「オフショアとは、現代の荘園のことなんです。昔、天皇家や藤原氏等の日本の貴族は、律令体制を敷いて一般庶民をその法体系の下で管理しながら、一方で自分たちの私有地に関しては、不輸・不入の権を認めさせ事実上律令という支配体制の外に置いたわけですよね。オフショアもそれと同じで、英国女王等が、自分の財産を現在の法体系の外に自分の財産を置くための受け皿なんですネ。」ということになります。
律令体制(タテマエ)と荘園(ホンネ)との関係は、立憲君主制(タテマエ)とオフショア(ホンネ)とちょうど似たような関係にあるわけです。)


素晴らしいまとめですね。
現代の荘園。

立憲君主制、議会制民主主義と言いながら、それは建前であって、実際には国民から税金を搾り取り、一部の人間が肥え太るという仕組みになってしまっています。
現代は資本主義社会(市場社会)ですから、一番大事なのはお金。
決して選挙権じゃありません(選挙権を馬鹿にしているわけではありません。 しかし、通貨−税金の問題が最も本質的なのです)。

私は、リチャード・マイケル・ナッシュの「日本人のためのオフショア金融センターの知識」を始めとする紹介本とゴミ投資家シリーズを読みました。
それからシンガポールで学会のときに買った英書も読んでおります。
少なくとも日本でリーマンさんほど明晰な定義を目にすることはできないはずですね。

リーマンさんの説明はシャープですし、日本国内でこういうことを明晰に述べた文書はたぶんほとんどないですよ。
阿修羅を読む人は幸いです。


(J・K・Rolingが女王より金持ちになった」、というのは、女王の表の金とを比較した場合の話であって、裏(オフショア)のカネは全く勘定に入っていないわけです。)


茶番です。


(日本の場合、表立ってオフショアを作るわけにはいかないんで、天皇家・宮家・元華族の財産の管理銀行として作られたのが「長銀」だったわけですね。長銀が、無記名の割引債という商品を持つ必要があったのも、こうした関連から考えていけば納得できますし、長銀はつぶれる以前にスイスの銀行(UBSだったかな)と提携関係を結んでいたというのも納得できます。」(当時、割引債を使って日本からスイスへ金を持ち出すこともよく行われていた。)


長銀は国内の「荘園」でした。
だから宮沢喜一が、長銀をつぶすと世界恐慌を呼ぶとかいうデタラメを言って脅したのですね。

長銀にはものすごい金をつぎ込んでいます。
しかしどんなに税金を無駄にしようと、法的処理だけは絶対にできなかったのです。

現在闇金融の規模は2兆円以下でしょう。
この犠牲者達は、長銀につぎ混んだ金のごく一部だけで救われるものです。
日本政府がいかに国民の敵であるか良く分かるエピソードですねえ。
面白い。


(もう一つ日本にオフショアが必要なかった理由としては、財団法人・社団法人・宗教法人等の受け皿が実質上オフショアの役割を果たしたといえると思うんですね。「役人等の現代の特権階級が現代の法体系の枠外の利権を確保する場」としてこれら法人の果たす役割というのは、平安時代の荘園とそっくりですよね。)


議会制民主主義−立憲君主制−幻だ。
国民は構造的に虐げられる運命にあることが良く分かります。
だけど日本国民の多くは、事情をよく理解できずに、マスコミの誘導につられて、やみくもに見当外れの対象へと怒りをぶつけているんだと考えています。


(昨年だったでしょうか、美智子皇后が、ユネスコだか何かの行事で突然おひとりでスイスにいかれたことがありました。もしかしたら天皇家ごひいきのスイスのPrivate Bankにお寄りになられたのかもしれませんネ。)


怪しいかもしれません。
そもそもガーター勲章をもらっているくらいです。


(スイスは、国ごとが大きなTrustだったということになると思いますが、たいへんありそうな話ではありますね。)


そうですね。


(当時アメリカは「スイスの銀行は第二次大戦中にユダヤ人から預かったお金をその遺族に返還せずネコババしている」というキャンペーンを張っていましたが、その頃スイスのある銀行の人が「本当にアメリカ人の偽善ぶりにはあきれるよな。だいたいヒットラーをそだてたのは誰だか知っている?アメリカ人なんだよ。当時スイスの銀行を通してお金が流れたから、スイス人にはアメリカのやっていたことがお見通しだったのさ。奇麗事を言ってもお金の流れをみれば、いったい何が起きているのか、大体想像つくんだよ。」と説明してくれました。)


彼は良くスイスとの国境近くの山荘にこもっていましたが、金と指令とを受け取っていたのだと想像できます。

またお願いね。

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