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雑談をちょっとばかり、『スパイゾルゲ』見てきました。
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投稿者 ジャック・どんどん 日時 2003 年 8 月 01 日 21:26:15:

(回答先: Re: 夢に現れたかもしれない「奴ら」の姿…(恐 投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 7 月 30 日 07:40:42)

マルハナバチさん、こんばんわ。このごろ、「共同的資本主義」で盛り上がっていますね。何やら、イマまでの「雑談板」じゃないような、いい話ですね。あっしらさんが最近投稿されないのはさびしいけれど、あっしらさんがいうところの「開かれた地域共同体」の実現へ向けての、静かなうねりが、起きているように思います。いろいろな方向から目指せばいいんじゃないでしょうか。前置きが長くなりました。

今日は、休日、映画1000円デーのため、『スパイ・ゾルゲ』を見てきました。最近の日本映画としては、いい出来栄えじゃないでしょうか。イデオロギーと国家に翻弄されてしまった男たちを中々よく描ききっていましたよ。

以前に、リーマンさんも気に入ってもらえた、『神々の軍隊 2・26事件 三島由紀夫と国際金融資本の闇』(三五館 著者は忘れてしまいました)を読んでいたので、ゾルゲ事件の背後の情勢などもよくわかりました。

ただ、最後のことばが、ジョンレノンの『イマジン』の歌詞で終わっていたのは、ちと甘すぎるんじゃないかな。国家もなく、国境もなく、民族も、宗教も、・・そうすれば戦争なんてなくなるのに。というのは、『奴ら』のめざす福祉専制の世界統一政府(あっしらさんが言うところの、貧乏人の相互扶助)そのものやないの?

エンターテイメントなら、しょうがないかもね。『スパイ・ゾルゲ』も日本映画としては、ええけど、同じ2重スパイを描いた、カート・ボネガット原作の『マザーナイト』(邦訳は『母なる夜』)の方が出色の出来栄え。

カート・ボネガットが出てきたついでに、ドレスデンの無差別爆撃の体験を描いた彼の代表作『スローターハウス5』は、映像化不可能といわれていたけど、ジョージ・ロイヒルによって見事に映像化されています。


映画の最後のカットにこだわると、最高なのが、サムペキンパー監督『戦争のはらわた』です。たしか、ブレヒトの警句で終わっていたと思いますけど、その警句は残念ながら、見事に的中しました。映画自体もすばらしい、DVDやビデオで販売されています。

その警句はたしかこうだったと思うけど、記憶違いだったらごめんなさい。

 あいつをたきつけたメス豚どもが、またまたさかり出したぞ・・・・・ ブレヒト

私のお薦め映画などでした。 チャンちゃん。雑談らしくまとめました。クマムシ君とは関係ない話でした。

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