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レス1:貨幣について
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投稿者 あっしら 日時 2003 年 8 月 06 日 22:40:50:Mo7ApAlflbQ6s

(回答先: 阿修羅テーゼ2003:万国の自由人へ,貨幣発行権をロスチャイルドから奪回せよ! 投稿者 馬場英治 日時 2003 年 8 月 06 日 16:15:50)


馬場さん、こんばんわ。


● 貨幣について


あっしら:「 貨幣について:貨幣の根源的定義は、相互関係性を持ちながら互いに独立して生産(供給)活動を行っている経済主体の交換を媒介するというもので、一般的交換価値性や富の蓄積手段といった役割定義は二義的なものだと捉えています。
(すべての交換は個別具体的なものであり、それが貨幣を媒介にして可能であるという経験から一般性が導き出されたのであり、先んじて一般的交換性があるわけではない。富の蓄積手段という認識も、守銭奴的錯誤意識でない限り、貨幣が個別具体的な財と交換できるということを支えにしている。管理通貨(ペーパーマネー)が通用することで、価値形態という貨幣の特性は消滅した)」


>《共同的資本主義》で想定している電子貨幣では,すでに貨幣は実態を持たない単な
>るデジタルな数字にまで抽象化されています.これはもはや古典的な貨幣の概念を逸
>脱しています.交換を媒介するトークンから流通を可視化するメディアに進化したと
>言えるかもしれません.つまり,貨幣は既に個物ではなくある場所(シチュエーショ
>ン)であると言うべきでしょう.
>実際共同的資本主義では貨幣は運命共同体を結合する(精神的)靭帯のようなものに
>変化します.
>冷たい電子的メディアが精神的靭帯に転ずるのは事実それが経済母体の血流でもある
>からです.

認識にそれほどの違いがあるとは思っていませんが、物化されないデジタル情報が貨幣であっても、古典的な貨幣の概念から逸脱しているとは言えません。
(本来、人々の経済的関係性を示す概念であり、“消費”されない(価値損耗がない)のが貨幣ですから、ある条件さえ整えば物化される必要がないものです。それでも蓄蔵だってできます)

貨幣は古来より、濃度や重要度は違っても、(異種)共同体を結合する(精神的)靭帯であり、経済母体の血流だったと考えています。(そういう理解が歴史的に希薄であったことは事実でしょう)


>貨幣はその端緒から一般交換性として導入されたものではないでしょうか?

いわゆる一般交換性を持たない交換手段は貨幣とは呼べませんので、貨幣が一般交換性を持って導入されたことは確かです。

交換とは何かという問題をリアルに考えるために、「すべての交換は個別具体的なものであり、それが貨幣を媒介にして可能であるという経験から一般性が導き出されたのであり、先んじて一般的交換性があるわけではない」という説明をしました。
交換は、米(をつくる活動力)と冷蔵庫(をつくる活動力)の交換であって、“消費”されない貨幣と交換するわけではないのです。

他者関係性認識の錯誤や共同体性をずたずたにされた経済社会の在り様が、交換を分裂したもののように意識させ、貨幣と交換しているかのように思わせているだけです。
(W−G−Wが交換であり、W−GやG−Wは交換の片割れでしかありません)

このようなことをくどくど言っているのは、経済(人々の存続活動)を考えるときに貨幣から入らないほうがいいと思っているからです。
(後から貨幣のファンクションをどう利用するかを考えることに異論はありません)

貨幣は言語のようなもので、外化(物化ないし情報化)したものであってもたんに媒介物であって、それそのものに意味があるわけではありません。


あっしら:「 これは、所有貨幣の増殖を目的とする近代経済システムが転倒したものであることを示唆し、貨幣は、生産活動に後行するものであり、社会的分業(社会的に必要なものを独立した供給主体が生産していること)を条件にしていることがわかります。」

>貨幣の物神性が倒錯であるというのは分ります.それが逆に人間に自然的制約条件か
>らの(イメージの)解放をもたらしたという可能性もあります.

貨幣への欲求が生産性や生産力を高めたのは歴史的事実だと思っています。

(いわゆる自然的制約条件からの解放は、人々の智恵の累積による活動力の向上とその活動力の発揮を他者に犠牲を強いてまで貫徹しようとしてきた成果だと考えています。活動力向上のための活動も、他者(外部共同体)の犠牲の上に維持されてきました)

そして、そのような「分裂した交換」への希求を起動因としている経済社会であるが故の行き詰まりに陥ろうとしているという認識を持っています。

あっしら:「(土地を取得するためには貨幣が必要だということから、生産に先行して貨幣が必要だという意識にもなりますが、労働成果物ではない自然的生成物が財となっていることが“歴史的に特殊な状況”です。貨幣がなくとも、土地(自然)と人が労働過程的に結びつけば財(有用物)の生産は可能です)」

>(複雑すぎて)貨幣なしに実現可能でなかったもの・ことというのもあると思います.
上述の内容は、貨幣が人々のより良き生存にとって必要不可欠なものではないということや交換は活動力の交換であって貨幣がターゲットではないという意です。

貨幣が有する特定機能の利便性は了解しているつもりです。


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