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馬場さんへ ご回答有り難うございます。
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投稿者 如往 日時 2003 年 8 月 13 日 10:53:15:yYpAQC0AqSUqI

(回答先: Re:レス1〜6:あっしらさんへ⇒過ぎ越しの祝い方 投稿者 馬場英治 日時 2003 年 8 月 13 日 05:54:29)

 馬場さん、こんにちは、ご回答有難うございます。
 馬場さんの論考はかつての「匿名希望」氏の心根に潜んでいた良心が表出したものかと、そんな想像をしてもいました。冷徹かつ精緻に展開がなされるほど、裏腹に、危機感や苛立ちの感情の振幅を両人の筆致に垣間見ることができました。また、座興にかまけることなきレスをいただき痛み入ります。


 >如往さんのHNはなんとお読みしたらいいんでしょう?由来とかお聞かせいただければ...
 如往(ジョオウ)のHNには、 かくの如く来たれるものが「如来」ならば我々生類(衆生)はかくの如く往くものであろうと考え、さらに市井に身過ぎ世過ぎをたくしている身としては「正覚」には成れなくとも「覚有情」ではありたいとの願いを込めております。また、おそらく阿修羅に集う人々の心情の基底には世代や各自が経て来た体験を超えて同じようなものが流れているのではと、そんな想いを託している次第です。

 >共同的資本主義論でまったく触れられていないサブテーマに軍事(戦争)経済の問題があります.国民経済的に考えれば,攻撃用兵器は消費財であり,自衛的兵器は資産であると考えられますが,自衛兵器も本質的に攻撃的性格を持っています(転用可能というよりほとんど区分できない).もし,国家を廃絶しない限り戦争を防止することができないというのなら,共同的資本主義論は全面的に書き換えられなくてはなりません.(まだそこまでは展開できません.)
 ここが局面の最も大きな展開の場になるのではないかと推測しています。以前、あっしら氏は「共産主義国家」の破綻原因として戦時国家体制にあったことを要因の一つに挙げていますが、国民経済に占める兵器産業の位置付け如何によって共同的資本主義はどのように変容するのか、期待を込めて馬場氏の理論展開を待ちたいと思います。

 >あっしらさんの「微温主義」にも通じるかと思いますが,各個人が「共同的資本主義」のイメージを持つことは現実的な力になると思います.
 メルクマールが変革の現実的な力となることは大いにあり得ることだと思います。後は「共同的資本主義」が自分達にとって如何に価値があるのか、あるいは人類にとっての意義を明らかにして、浸透化を図っていくことだと考えます。さもなければ、絵に描いた餅に終わってしまうと想われるので。それは惜しいことです。

 >私の中にはまだ具体的なイメージはありませんが,それは世俗的政権であると同時にかなりの水準で倫理的な正統性を要求されるのではないか?と漠然と考えています.この正統性は内国的なものであると同時に(あるいはむしろ)対外的なものであると思われます.(あえて飛躍を許して頂くとすれば,この「対外的」には言外に「地球外」という意味をも含みます.)
 たしかに単なるエコロジカルな意識ではなく、地球史を顧慮した上でこれからの地球経営を展望していく必要があるでしょうし、多くの人々がそう自覚することが要件にもなるでしょう。アルファンド氏は天皇(なるもの)こそその最先端の結節点に会座するものと見ているようです。つまり、その兆し(響)によって我々日本人や人類が倫理的な高みにまで引き上げられ得るというものです。(俗物の私などは、そうかなぁ〜、と思ってしまうのですが。)

 >銀行がすでに国民経済に対し桎梏でしかない,あるいは,すでに銀行無しで経済運営が可能になっているというのは客観的な情勢です.もちろんその方向に進むためにはそれだけのDriving force が存在しなくてはなりませんが.
 政府官僚の目覚めたる有志達が民間を先導してDriving forceを形成してゆけると手っ取り早くてよいのですが、これは夢物語に近いものですね。

 >一時期(60年代からおよそ田中角栄が失脚するまで)日本がアメリカの重力圏外に脱出しかかるという時期があったと思います.角栄はラジカルな学生運動に対しかなり寛容であったと言われますが,70年代のラジカリズムと現在の国民的な窮乏が合体していれば,歴史はかなり易々と転回していた可能性があります.そうならないところが歴史の皮肉であるのかもしれませんが,聖書にも「石を投げるに時があり,石を集めるに時があり,抱くに時があり,抱くことをやめるに時があり...黙るに時があり,語るに時があり」【伝道の書】とあります.
 [It is the time.]、そう自ら宣言して歩み出していく同時代性を共有する日本人や地球人であって欲しいと思います。そのときをしっかりと掴み取るためにも他流試合をしながら研鑚を重ねてまいりましょう。

 また、お会いしましょう。

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