★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 地震・天文7 > 199.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
建物の耐震化急務 東海地震さらに過酷−福和名古屋大大学院教授 (静岡新聞)
http://www.asyura.com/0306/jisin7/msg/199.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 7 月 28 日 07:31:58:1VmSkkGasXps6

http://www.shizushin.com/jisin/news03072701.html

二十六日未明から夕にかけて震度6級の強い揺れが続いた宮城県北部の地震は、住宅の全壊やブロック塀の倒壊などが相次ぎ、地震動による災害の怖さをあらためて示した。「東海地震の揺れはより過酷。建物の耐震化推進を急ぐべき」と福和伸夫名古屋大大学院教授(耐震工学)は指摘している。
 福和教授は今回の被害状況について「旧耐震基準での設計や老朽化が見られるような古い住宅、一階が商店となっていて壁の配置バランスが悪い建物など、従来から耐震性が問題視されているタイプの建物が被害に遭った。“教科書”通りの結果」と分析する。

 今回の地震はいわゆる直下型。プレート境界型で規模がはるかに大きい東海地震では「震度も最大6強から7が予想され、より大きい揺れが長く続く。強い揺れが繰り返されることで、建物は壊れやすさを増す」という。「現在の建築基準は震度7まではカバーしていない。東海地震では、比較的新しい建物や、しっかり建てられたものでも被害が出る恐れがある」と注意を促す。

 それを踏まえて福和教授は「家が壊れても、つぶされないような空間を確保できる対策を。一メートルでも空間があれば命は助かる」と助言。具体的には低い家具の設置や、防災ベッドの有効性を挙げる。今回の地震はけが人の数で五月の三陸南地震を大きく上回る見込みで、家具の転倒防止や高い場所に物を置かないなどの家庭内対策の大切さもはっきり示した。福和教授は「とても勉強になる地震。自分たちのまちをより安全にするにはどうしたらいいか、考える材料にしてほしい」と訴えている。

 次へ  前へ

地震・天文7掲示板へ



フォローアップ:


 

 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。