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浅い震源、大きい加速度 長谷川東北大教授に聞く (河北新報)
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投稿者 シジミ 日時 2003 年 7 月 31 日 08:33:45:1VmSkkGasXps6

宮城県北部を震源とする宮城県連続地震は、震度6クラスの地震が3度起きたのをはじめ、被害が局地的に集中するという特徴がある。メカニズムはどうなっているのか、東北大大学院理学研究科地震・噴火予知研究観測センターの長谷川昭教授に聞いた。

 ―地震の原因に「旭山撓曲(あさひやまとうきょく)」という断層との関連が指摘されている。

 「撓曲とはたわみ、曲がっているという意味。過去に深いところで断層運動が起きたものの、断層面が地表までに達せず、突き抜けずに途中で止まった。それで上部は曲がった構造になった」

 「撓曲構造が見られるということは、地下に活断層が存在し、繰り返しずれたことを意味する。今回の地震もこの活断層が原因だ。次の宮城県沖地震を起こす固着域(アスペリティ)が陸側プレートを常に押し続けていて、震源域近くにひずみが積もり重なっていた。それが弱面の旭山撓曲をすべらせたとみられる」

 ―宮城県沖地震に向けた過程なのか。

 「固着域はぴったりとくっついたままなので、宮城県沖地震を誘発する可能性は低い。ただ、陸側を押す応力が高まっていることからは、何らかの関連も考えられる」

 「こうした撓曲は全国各地にあり、マグニチュード(M)6クラスの地震は全国どこでも起きる可能性がある」

 ―揺れの大きさを示す加速度は、宮城県鳴瀬町で2005ガルと観測史上最大。矢本町でも1609ガルを記録した。一方で防災科学技術研究所が宮城県内に設置した強震計では、最大で350ガル(築館町)と小さかった。

 「震源が浅いと、地震波の周期が短いので、真上の震度計には大きい加速度が出る。だが、広がりがないため、少し離れると加速度はぐんと小さくなる」

 「震源が深かった三陸南地震では東北各県の広い範囲で揺れた。今回、宮城県北部に局地的に被害が集中したのは、そのメカニズムの違いに理由がある」

 

 ―1日に震度6を3回記録したのは初めてだが。

 「浅い地震はこういう現象を起こす。ただ、(26日)午前零時13分の前震は平均的なものと比べて大きかった。前震で破壊が一部にとどまり、壊れ残した広いところが滑って本震が起きたと考えられる」

 ―今後の調査の主眼は。

 「地震計を12カ所に設置し、余震を記録している。余震を追うことによって断層面の地形が特定できる。さらに前震、本震の波形などを解析して、双方を重ねれば、滑りのプロセスが解明できると思う」

(聞き手=報道部・大和田雅人)

<はせがわ・あきら>群馬県出身。東北大理学部卒。1989年から現職。

河北新報 : 07月29日 10時22分

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