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キツネ目事件調書:「寝そべり注意殺人」の原因 あんたも正義感に注意しや(アサヒ芸能7/17日号)
http://www.asyura.com/0306/nihon5/msg/1074.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 7 月 19 日 21:16:45:


そいつをぶちのめす自信がなければ注意などしないこと

 街でささいなことを注意された人間が逆切れし、相手を殺害する事件が多発している。あえて分類をするなら「出会い系犯罪」とでも言うべきか。昔から「目が合った」とか「肩が触れた」ということから殴り合いになり、結果 的に相手を殺すという事件は存在する。その意味では、古典的な犯罪ではある。

 この種の犯罪に対し、「卑劣極まりない最低の犯罪だ」という意見があるが、俺は必ずしもそうとは思わん。被害者はまことに気の毒ではあるが、事件の動機が"オスのメンタリティ"を発揮するための行為の延長にあるという点で理解できる部分があるからだ。

 つまり、バカにされたとか、ナメやがった、ということに対する怒りが、暴力として噴出するという思考。実に単純だが、これは男のサガとして少なくとも備わった精神性なのである。

 ただ、衝突の原因と暴力の形が、かつてのそれとはかなり変わってきた。

 例えば今回のように、道で寝ているのを注意したら、相手が逆切れして襲ってきたというケース。昔は路上に寝るという行為自体、非常にみっともないことであり、それはへベレケの酔っ払いかホームレスくらいなものだった。20歳を超えた大人の男が道に寝そべってふざけることは、恥ずかしい行為だという常識ぐらいは誰もがあったのである。さらに、複数で一人を徹底的に暴行し、死に至らしめている。これも「今風」の特徴やな。「弱い者いじめはいけない」という規範がどこにもあらへん。

 かつての出会い頭系殺人は、単独であれ複数であれ、お互いが意思を持って戦った末の事件であった。最近は、喧嘩のしかたも知らんヘタレのガキが数を頼りにやったものばかりである。

 そもそも、なぜこうした事件があとを絶たないのか。ひと言で言えばヤクザが共同体の中からいなくなったということである。

 かつては、ある縄張の中で悪さをする若造がいれば、必ずそこを仕切るヤクザに叱られたものである。これを恐れて、若造たちもしだいに悪さをしなくなる。いわばセーフティネットだったのである。ところが現在は、暴対法によって、ヤクザはがんじがらめにされてしまった。ヤクザが去った街では、アホな小憎どもがデカい顔で暴れまくるようになり、中国系マフィアが君臨した。ヤクザという機能を失った街は、それまで以上に荒廃した。

 こんな例はそこらじゅうに転がっている。今回の件にしても、ヤクザの存在がこの事件のあった街の中にあり、注意した人間がヤクザかもしれない、という恐怖心がガキどもの側に少しでもあれぱ、殺人にまで発展することはなかっただろう。また、別の側面から見れば、暴走族なきあとの若者の姿を表す典型的な事件とも言える。彼らは暴走という行為にエネルギーを費やし、命を張ることによって無軌道な根性を表出させることができた。しかし、エネルギーなど皆無な現在の若者は、道にねそべることしかできなくなった。

 連中もうすうす自覚しているのだろう。だからこそそれをとがめられるとキレて殺すとこまでいってしまう。暴走族にもなれんヘタレが一人前に殺人か。とんでもない社会になったもんや。

 抑止策として、地域単位で自警団を結成する動きも出てきた。それはそれで結構な話だが、どこまで効果を上げられるかは大いに疑問である。そうした行為が、自然発生的に生まれたものなら浸透していくのだろうが、事件頻発に際しての応急手当て的なもの、無対応でないことを表すデモンストレーション的なものに感じられてならない。

 そもそもこの種の若者の心理として、自警団が怖いから悪いことはよそう、という心理は絶対に働かない。逮捕権もなく、ヤクザのような恐怖もない自警団が巡回したところで効果は期待できない。同義のものとして監視カメラを街に設置するケースも出てきた。路上に設置されたNシステムと連動すれば、それなりの効果はあるだろうが、まだ未知数な部分は多い。新宿・歌舞伎町の監視カメラを例にあげれば、実はいちばんビビっているのは、ソープや裏カジノからカネをもらっている警官ではないか、という話もあった。効果は意外なところに表れてくるかもしれんな。

綿密な計画を講じたうえで実行される犯罪ならば、最初からこうしたシステムがあることを前提に計画を立てる。まず役には立たない。出会い頭系の事件にしても、カメラの視野範囲で必ず事件が起きるわけではないからだ。捜査技術の向上自体は悪いことではないが、その設置によって検挙率が飛躍的に向上したという話は一切ない。

 近年は技術の進展と検挙率は反比例の関係にある。そもそも、取ってつけたような監視体制の強化だけが犯罪を抑制する、とする考え方にこそ問題があるのだ。常に何者かに見張られた日常とは、はたして暮らしやすいのか。何をしようと、犯罪自体がゼロになることはありえない。しかも、監視の壁が高くなればなるほど、それを乗り越えてくる犯罪はとてつもなく残虐なものになる。それは清潔社会が「0157」というやっかい者を生んだのと、まったく同じ構造なのである。

 では、被害者にならないためにはどうすればいいか。答えは簡単で、仮に街でマナーの悪いガキを見つけたとしても、そいつをぶちのめす自信がなければ注意などしないこと。これに尽きる。自分は正しいのだから相手は絶対に言うことを聞く、と思うこと自体、勝手な理屈なのである。10年ほど前、新宿でオバハンをからかっている4,5人のガキを注意したことがある。決して正義感などからではない。たまたま競馬で大負けして虫の居どころが悪かったというのが最大の理由である。当然、喧嘩になった。向こうとしてはオヤジー人だから勝てると思ったのだろう。相手が悪かったな。全員、片づけてやった。さらにさかのぼる京都時代には、俺のクルマを邪魔した暴走族を木刀でポコポコにしたこともあった。だが、いいことなんぞ何もない。新宿の件では俺もかなり負傷し、今も傷あとがある。京都ではガキどもが警察に泣きついたために罰金を払わされた(自分らが吹っかけてきながら何たる体たらく)。

 ヤクザの世界には「辛抱はカネだ」という言葉がある。喧嘩をすれば勝っても負けても損をする。そう考えることでブチ切れるのをこらえるというわけだ。なまはんかな正義感より、この信条である。

 それでもガキどもに言いたいというなら、それなりの覚悟を持ってすることや。


今週のテーマ

ねそべり注意で暴行死

 東京都八王子市車道に寝そべっていた若者に注意をした男性(23)が暴行にあい、死亡。事件から数日後、出頭してきた戸屋智巳〈28)、新井良雄〈27)、菅達敬(26)、渡辺鉄〈27)の4容疑者を逮捕した。


http://www.zorro-me.com/2003-07/ag030717.html

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