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高慢には必ず墜落がある(シェークスピア『リチャード二世』より) 土屋埼玉県知事辞職の教訓 森田実の時代を斬る
http://www.asyura.com/0306/nihon5/msg/837.html
投稿者 力なき市民 日時 2003 年 7 月 16 日 03:13:54:

(回答先: Re: <埼玉知事長女>15年間で借金6億円 ずさんな会社経営 (毎日新聞) 投稿者 力なき市民 日時 2003 年 7 月 15 日 06:48:05)


高慢には必ず墜落がある(シェークスピア『リチャード二世』より)

――土屋埼玉県知事辞職の教訓

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 7月12日未明、土屋埼玉県知事は辞意を表明した。1992年に初当選して以来11年間にわたって埼玉県政をほしいままにしてきた土屋埼玉県政は終わった。
 土屋氏は参議院議長を務めたあと、埼玉県知事になり、中央との強いパイプを生かして埼玉県の独裁者になった。「土屋知事に嫌われたら埼玉県では何もできない」と言われるほど強大な力の持ち主だった。それが、あっという間の墜落である。
 それにしても、最近、知事の不祥事が多すぎる。政治資金規正法違反や贈収賄事件だけでなくセックススキャンダルもある。知事の巨大な権力の座にあぐらをかき、驕った末に破滅する者は少なくない。
 日本にも「驕る平家久しからず」という諺がある。「平家にあらずんば人にあらず」と言われるほど増長した平家の没落は、大権力者・平清盛の死後、わずか数年のことだった。
 埼玉県政には「土屋ファミリーにあらずんば人のあらず」のような空気があった。今回の土屋県政の崩壊は「現代埼玉版平家物語」である。
 中央政界においてもみずからの自信過剰と高慢によって挫折した政治家は少なくない。私は1972年から近距離で永田町を見てきた。田中角栄首相が躓いたのはみずからの自信過剰が最大の原因だった。福田赳夫首相が総裁選で大平正芳氏に敗れたのはみずからへの過剰な自信の結果だった。中曽根康弘首相の場合も政権末期には自信過剰が目立った。
 1993年7月18日の総選挙で自民党は敗北し、政権の座を下りることになった。この原因も自民党の傲慢と腐敗にあった。
 代わって登場したのが非自民連立政権の細川内閣だった。この政権の実力者は小沢一郎氏だった。小沢氏は自民党の中心派閥・竹下派(経世会)を分裂させ、さらに自民党を分裂させて、細川非自民党連立政権の樹立に成功した。「小沢一郎氏は冴えている」――当時、政治に関心をもっている人々は小沢氏を賞賛した。細川首相の人気は高く、細川・小沢体制は、発足直後には、盤石と見られていた。
 だが、非自民連立政権は意外なほど脆く短命だった。細川内閣は1994年4月に総辞職。あとを継いだ羽田内閣はわずか2ヵ月の短命内閣。代わって登場したのは村山内閣だった。村山自社さ連立政権をつくり支えたのは自民党だ。自民党は選挙に負けて失った政権を社会党を味方につけることによって奪回した。これによって、わが国は政権交代可能な二大政党制の道を塞いでしまった。
 細川非自民連立政権はなぜ敗れたか。最大の原因は、細川政権の実力者・小沢一郎氏の自信過剰にあった。「小沢氏の傲慢」が政権交代の可能性を押しつぶしてしまったのだった。
 政治指導者に次のゲーテの言葉を贈りたい――「謙虚であることをわきまえている人は、最高のことを企てることができる」。
 今、小泉首相の驕りが目立つようになっている。小泉政権は危険水域に入ったように感じられる。

http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C0570.HTML

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