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北海道釧路市内で6月、マンションから飛び降り自殺した男性の身元を、釧路署が誤認していたことが17日、わかった。
遺体は、息子と信じた両親が既に火葬した。同署は経過を発表、陳謝するとともに、改めて身元を調べている。
同署によると、男性は6月18日早朝、釧路市内の9階建てのマンションの最上階から飛び降りて即死した。同署は前日、家出人として捜索願が出ていた千歳市の国家公務員(20)とみて、釧路市内に住む両親の立ち会いで遺体を確認し、引き渡した。遺体は20日の告別式後、火葬された。
ところが7月15日、この公務員を、函館市内で職場の同僚が見たとの証言があり、同署で遺体と公務員の自室にあったノートなどの所持品に残された指紋を照合したところ、別人とわかった。
同署は、両親の確認や、公務員の自室に自殺をほのめかすようなメモがあったことから誤認してしまったとし、遺骨を引き取り、「両親にも、亡くなられた方の遺族にも、大変迷惑をかけ、心よりおわび申し上げます」と陳謝。公務員の戸籍回復手続きをしている。
自殺した男性は20―25歳、身長約170センチ、体重約65キロ。丸刈り頭、筋肉質で、茶色のスエットパーカー、紺色のジーパン、白色半袖Tシャツなどを着ていた。
公務員の両親は「顔かたちや体格があまりにも息子にそっくりで、今も信じられない」と話しているという。(読売新聞)
[7月17日19時48分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030717-00000412-yom-soci