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殺人・強盗件数が急増、検挙率5割切る 今年上半期 (朝日新聞)
http://www.asyura.com/0306/nihon6/msg/928.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 8 月 08 日 07:15:10:1VmSkkGasXps6

http://www.asahi.com/national/update/0808/007.html

今年上半期(1〜6月)の殺人や強盗(いずれも未遂などを含む)など重要犯罪は、1万1304件で前年同期より約1600件、2割近く増え、統計の残る89年以降で最悪になったことが警察庁のまとめでわかった。検挙率も48.6%と初めて5割を切った。殺人や強盗で逮捕、書類送検された19歳以下の少年(少女を含む)も、ここ20年ほどでは最悪の状況。一方、少年が被害に遭ったのは約17万件。小学生、未就学児は合わせて約1万3000件で低年齢化が進んでいるという。

 まとめでは、殺人は735件で前年同期より12.2%増、強盗は3919件で25%増だった。刑法犯全体は約133万9000件で、前年同期より1万件余減った。上半期で前年より減ったのは8年ぶり。力を入れてきたひったくりなどの街頭犯罪が減ったためだ。全体の検挙率は21.7%と前年同期(20.1%)より上がったが、依然厳しい治安状況だ。

 上半期の著しい特徴は殺人など凶悪犯罪で少年の摘発が増えていることだ。殺人で摘発されたのは63人。10年前の93年同期に比べて1.4倍に上り、半期ごとの記録が残る79年以降で最悪となった。強盗も93年の2.4倍の876人と急増した。殺人、強盗を含む凶悪犯全体は1105人で、2倍近くとなった。

 補導された14歳未満の触法少年は9154人で前年同期より5%減ったが、放火は112人で2.3倍になる。

 こうした少年事件のうち、仲間と犯行に及んだ共犯事件の割合は28.6%。成人(14.4%)のほぼ倍で、集団で犯行に及ぶ特徴が浮かび上がる。殺人事件でも多人数によるものが目立っているという。

 少年が被害に遭ったのは17万2745件。小学生は1万2768件、未就学児は252件で、ともに前年同期より被害が増えた。強姦(ごうかん)や強制わいせつの性犯罪の被害に遭うケースも3398件で、前年同期より2割近く増えた。特に小学生の被害は945件で、前年同期(649件)より5割近く増えている。

 また、少年、成人とも自転車盗やオートバイ盗、ひったくりなどの街頭犯罪は減少が目立った。警察当局が力を入れたためとみられるが、摘発者のうち3分の2は少年だった。

 記者会見した佐藤英彦長官は重要犯罪について、「検挙件数、人数とも増えたが、それを上回って認知(発生)が増えている」と述べ、検挙率が低下した理由を説明した。少年については街頭活動の強化だけでなく、「新たな観点からの対策が必要かもしれない」と話している。

 警察庁によると、1年間で、殺人で摘発された少年のピークは51年で443人。その後、減少傾向に入り、75年からはおおむね70〜90人台で推移したが、98年から3年間は再び100人を超えた。強盗は統計の残る49年の2832人がピークで71年からは3けたになったが、96年からは1000人を超えている。

    ◇

<重要犯罪と凶悪犯> 警察庁は89年秋以降、国民がより強く不安を感じる犯罪として殺人と強盗、放火、強姦(ごうかん)、略取・誘拐、強制わいせつの6罪種を「重要犯罪」と位置づけた。一方、刑法犯を犯罪の態様などから「凶悪犯」「粗暴犯」「窃盗犯」「知能犯」「風俗犯」「その他」に6分類。凶悪犯は殺人と強盗、放火、強姦の4罪種で構成されている。

(08/08 07:00)

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