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フリーランスフォトジャーナリストの広河隆一からメールが届いていたので転載します。
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http://www.hiropress.net/ Fri, 22 Aug 2003
== IN THIS ISSUE ===================================================
■日本ビジュアルジャーナリスト協会：
「ロイター通信カメラマン殺害に対する緊急声明文」
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■ 日本ビジュアルジャーナリスト協会：
「ロイター通信カメラマン殺害に対する緊急声明文」
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私たちはフリーランスのフォト・ジャーナリストとビデオ・ジャーナリ
ストの集団である日本ビジュアル・ジャーナリスト協会（JVJA）です。
当会は、報道の自由を守り、人権と生命の尊厳を守り、ジャーナリスト
としての志と姿勢を問い続けることを目的に、設立されました。
私たちは2003年8月17日、イラクのバグダッド郊外におけるロイターカメ
ラマンの殺害について強く抗議します。
殺されたのは、ロイター通信社のマゼン・ダナ(43歳)氏で、同氏は16日
に起きたバグダッド近郊のアブグレイブ刑務所付近で起きた事件を取材す
るため、刑務所外側で撮影中に、アメリカ軍の戦車から撃たれました。
そしてダナ氏のカメラには、アメリカ軍の戦車から数発の銃撃音がした
あと、カメラが地面に落ちていく様子が最後まで撮影されていました。
ダナ氏はヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ヘブロンで、長い間、パレ
スチナ人によるイスラエルの占領に反対する抵抗運動を取材してきた人で
す。本人自身、取材中、何度もイスラエル軍から銃撃や暴行を受け、負傷
しながらもひるまず活動を続けてきたことを評価され、2001年には米市民
団体「ジャーナリスト保護委員会（CPJ）」による「国際報道の自由賞」を
受賞した人です。
私たちは米国政府へ速やかに事件の徹底調査をし、真相を明らかにする
ことを求めます。さらにジャーナリストが取材と報道の権利を行使するに
あたり、米軍が今後一切の危害を加えないことを要請し、人命を軽視し、
平和を求める人々の願いを踏みにじるアメリカによる戦争行為の即時中止
を求めます。
2003年8月19日
日本ビジュアル・ジャーナリスト協会（JVJA）
JVJA
日本ビジュアル・ジャーナリスト協会（JVJA）
〒168-0064東京都杉並区永福1-1-1-1117
TEL: 090-6101-6113 FAX: 03-3327-1448
E-mail: jvja@hiropress.net
URL: http://www.hiropress.net/jvja/
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→ 広河隆一事務所: mail@hiropress.net
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題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。