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八月十三日午前十一時、東京都福生市、清岩院にて、胡蘭成先生のお墓参り。 [週刊日本新聞]
http://www.asyura.com/0306/tyu2/msg/315.html
投稿者 乃依 日時 2003 年 8 月 09 日 22:12:43:YTmYN2QYOSlOI

八月十三日午前十一時、東京都福生市、清岩院にて、胡蘭成先生のお墓参り。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/

平成15年08月09日(土) 13時46分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)八月八日(金)
(第六百六十三回)

○八月十三日午前十一時。胡蘭成思想の、復活再生を祈念して筆者は、
 胡先生のお墓にお参りをする。

○胡蘭成先生のお墓は、

 東京都福生市福生(ふっさ)、
 清岩院(せいがんいん)

 道順 JR、立川駅より青梅線に乗り換え、福生駅西口下車、徒歩6分

○八月十三日、午前十一時、清岩院(せいがんいん)集合。

○「文明の本質は無である」(胡蘭成講義録第三巻「太和」、五十九頁、
 昭和四十七年、梅田開拓筵発行)。

○これでは、多分、今の日本人には、取り付く島がないであろう。

○文明の本質は無である、だって?

○適切な指導と精進がなければ、この一句を、いくら眺めて居ても、皆目、
 意味が分らない。

○しかし、この一句の意味が十分に了解出来ないと、

 西洋は、文明の成りそこないである、
 西洋は、無明(むみょう)である、

 と言う、胡先生のことばも、馬の耳に念仏、となってしまう。

○西郷隆盛の「南洲遺訓(第十一項)」(岩波文庫)の中の、あの有名な、

 西洋は野蛮ぢゃ(西郷)
 西洋は文明ぢゃ(或る人。これは、大久保利通、以外にあり得ない)

 と言う、文明野蛮論争。

○この論争は、胡蘭成先生の、
 「文明の本質は無である」、
 とのお説と、直結するであろう。

○ちなみに、胡蘭成説によれば、
 近現代、東洋に出現した人物、と言い得る「士」は三人。

 (1)西郷隆盛
 (2)孫文(そんぶん)
 (3)頭山満(とうやまみつる)

 と言う。

○筆者は、あとの二人については、異議あり。

○今のアメリカ(米国)は、
 文明か、野蛮か。

○この問題は省略する。

○しかし、アメリカは、文明でも野蛮でもない。
 アメリカは無明地獄をのた打ちまわり、全世界全地球全人類を無明の
 中に引きずり込みつつある。

○そして敗戦後の日本の国家権力エリート階級と、社会のすべての領域
 の指導層は、ひとり残らず、アメリカと共に、無明地獄に在り、そして人類
 文明の正統としての神国日本の完全な解体殺害のために、狂奔して居る、
 売国奴国賊である
 と言う事実は言って置かなければならない。

 (了)

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