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(回答先: ブリクス委員長: イラクの大量破壊兵器問題で米国批判 毎日新聞 投稿者 小耳 日時 2003 年 6 月 06 日 13:06:56)
 
                                                 【ニューヨーク=勝田誠】イラク戦争前に同国に対する査察活動を率いた国連監
                                                 視検証査察委員会(UNMOVIC)のブリクス委員長は5日、国連安全保障理事
                                                 会での報告で、「全面的なアクセスと協力が得られ、関係者が証言を妨げられるこ
                                                 とのない新しい状況のイラクでなら、我々が知りたいと思っている真実を明らかに
                                                 することが可能なはずだ」と述べ、イラクの大量破壊兵器保有に関する真相解明が
                                                 可能だとの見解を示した。 
                                                  委員長は、6月に退任する意向を明らかにしており、今回が最後の報告となる予
                                                 定。 
                                                  委員長は「イラク側が(大量破壊兵器の保有・開発に関して)説明責任を果たさ
                                                 なかった部分は多かった。しかし、説明がないというだけで、大量破壊兵器がある
                                                 はずと一足飛びに結論を出すことは正当化されない」と、米英の開戦が十分な根拠
                                                 に基づいていなかった可能性を指摘。さらに、米政府が戦争前にイラク側の保有を
                                                 主張していた生物・化学兵器に関する移動式実験施設や無人偵察機についても、
                                                 「UNMOVICの情報と一致するものはなかった」と述べ、間接的表現ながら、
                                                 米国が安保理で提示した機密情報の正確さを、疑問視する姿勢を示した。 
                                                  イラク戦争を巡っては、米英軍制圧後のイラクで大量破壊兵器が見つからないた
                                                 め、米英政府の情報操作の疑いが主要メディアで指摘されている。 
                                                  (2003/6/6/11:06 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030606it02.htm 
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。