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米紙「救出劇の真相はこうだ」
http://www.asyura.com/0306/war35/msg/865.html
投稿者 転載 日時 2003 年 6 月 18 日 21:00:50:

イラク戦争ヒロイン ジェシカ・リンチ上等兵
撃ち合い、実際は無抵抗/病院で暴行の事実もなく

【ワシントン=樫山幸夫】イラク戦争のさなか、イラク側の捕虜となっていた米軍女性上等兵ジェシカ・リンチさん(二〇)が劇的に救出され、米国内を沸かせたが、十七日付の米紙「ワシントン・ポスト」は、この救出劇をめぐる当初の報道に真相と大きく異なる部分があったとして、あらためて取材し直した記事を掲載した。同紙は、ホワイトハウスや国防総省に、リンチさんをめぐる“神話”を作り上げようという意図があったと指摘している。
 救出劇の最大のクライマックスは、四月一日、リンチさんが捕らえられていたナシリヤの病院に特殊部隊が突入した時だ。当初、病院の外で展開された撃ち合いをぬって特殊部隊が院内に突入したといわれていたが、実際は撃ち合いの事実はなく、院内にいたのも、医師ら医療スタッフだけで、イラク側の抵抗は一切なかった。

 リンチさんは、救出されたときに撃たれたり刺されたりして負傷の程度がはなはだしいと伝えられたが、そういう傷も実際にはみられなかったという。

 リンチさん救出のきっかけとなったのは、イラク人弁護士が、看護婦の妻に会うために同病院を訪れた際に、サダム・フェダイーン(サダムの戦士)のメンバーから尋問を受け、平手打ちにされているリンチさんを見つけ、米軍に通報したことによる、といわれていた。しかし、病院関係者の証言では、暴行の事実はなく、また弁護士の妻といわれる看護婦などはこの病院にはいないことも判明した。

 ポスト紙は、当初の記事に対し、状況を知っている人たちからの批判が相次いで寄せられたことを明らかにし、あらためて数十人にインタビュー、当時の真相はどうだったのかを取材し直したと説明している。

 米国のメディアでは、ポスト紙のライバル紙「ニューヨーク・タイムズ」紙で、若手記者の記事捏造(ねつぞう)・盗作事件が発覚したばかり。

 一方、米国防総省のクラーク報道官は同日、ワシントン市内で開かれたイラク戦報道に関するセミナーに出席、「われわれは、(リンチ救出に関しては)控えめにし、誇大に伝えたことなど一切なかった」と反論、真相を明確にするために、当時の記録を若干公開する方針であることを明らかにした。

http://www.sankei.co.jp/news/030618/evening/e19int003.htm

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