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米国で高まるイラク泥沼化の懸念(仏リベラシオンweb版=概略)
http://www.asyura.com/0306/war36/msg/253.html
投稿者 さすれば 日時 2003 年 6 月 27 日 22:55:47:

6月26日の仏リベラシオン(web版)は、「米国で不安が増大している」というニューヨーク特派員の記事を掲げた。「イラクの戦後を表すのに morass(泥沼)という新しい言葉が登場した」で始まり、30年前のヴェトナム戦争時に語られた言葉 quagmire(沼地)と対比し、「イラクは一種の新たなヴェトナムになるのか」と問いかけている。

ABCテレビ網とワシントン・ポスト紙が行った世論調査の結果を紹介し、「米国人10人のうち7人が、ワシントンがイラクの平和を維持するために長い期間と高いコストを払わされることを恐れている」と。また「44%の人が、戦後の米軍兵士の犠牲者数は《inacceptable》(容認できない)と考えている」と論評し、一般のアメリカ人はブッシュが大量破壊兵器を発見しようがしまいが、それよりも、この数週間毎日のように殺されている米軍兵士のことに関心を抱いていると解説。火曜日、国防総省の記者会見で、マイヤー参謀総長は「同盟軍が遭遇しているレジスタンスの状況を見直さなければならないだろう。レジスタンスが組織されたものであるとは100%定かではない。だが再検討するつもりである」と強調した。

戦後への準備なしに戦争開始を決めたことについて、米政界での不満の声が日増しに高まっている。月曜日、イラクに関する定例公開会議で、上院議員の多数が、アメリカはイラクに最低5年は留まらざるを得ないだろうとの危惧を表明した。また彼らはブッシュに、アメリカの軍事介入に関するすべての真実を語り、作戦のすべてにかかる概算費用を明らかにするよう求めた。

26日のリベラシオン紙には、「GIのモラルが低下している」というバグダッド特派員の記事もある。疲労と暑さと倦怠と、それに今は待ち伏せ襲撃で、米軍兵士はうんざりし、荒っぽくなっているという。占領軍がイラク市民に禁じた武器の回収を始めたころに気候が変化した。米兵が朝早くからイラク人の家に押し入り、家族に銃を向け、手荒いやりかたで女性の身体検査まですることを、イラクの人々は非難している。酷暑の中を重装備で、汗だくでパトロールする米兵たち、その多くが今や口にする願いは「故郷へ帰ること」だという。

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