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　【ワシントン３日共同】パウエル米国務長官が一部メディアとのインタビューで、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議について「正式な形は6カ国であっても、会議に入れば、１対１や２対２、３対３など参加国間でさまざまな対話が可能だ」と述べていたことが明らかになった。1日に行われたインタビューの内容を3日、国務省が発表した。

　長官の発言は多国間協議の枠内で、米朝２国間の対話を受け入れる意向を示したものだ。

　長官はまた「米朝間のやりとりはすべて同盟国、友好国に伝えられる。秘密はない」と述べ、米朝２国間対話が実現しても北朝鮮との間で秘密協議を行う考えはない、と強調した。

　長官はまた、北朝鮮が求める不可侵条約締結について「われわれはやる気はない」と明確に否定。一方で、北朝鮮に対する安全保障面の保証措置をとることについて「今は明らかにできないが、私にはいくつかの考えがある」と語り、「多国間協議の枠内」で何らかの対応をとる考えを示した。 (11:14)

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030804AT3K0401004082003.html

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