★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産29 > 237.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
「失われた貨幣の科学」 − 米FRB問題について、もう一冊、日本民族の必読文献が出現した。 [週刊日本新聞]
http://www.asyura.com/0310/hasan29/msg/237.html
投稿者 乃依 日時 2003 年 10 月 01 日 10:10:14:YTmYN2QYOSlOI

「失われた貨幣の科学」 − 米FRB問題について、もう一冊、日本民族の必読文献が出現した。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/

平成15年09月30日(火) 08時20分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)九月二十九日(月)
(第七百十五回)

○THE LOST SCIENCE OF MONEY
 The Mythology of Money the Story of Power.
 By Stephen Zarlenga

 失われた貨幣の科学 − 貨幣の密教、権力の物語 − 
 スチーブン・ザルレンガ
 二〇〇二年 七百二十四頁

○この大著は日本民族にとってきわめて重要だ。

○本書の著者は、三十五年間、金融関係の仕事に従事したと言う。

○貨幣、銀行、政治、哲学について、二十冊の著書を出版して居ると。

○著者スチーブン・ザルレンガは、シカゴ大学、ニューヨーク大学に学ぶ。

○著者は、一九九一年に、貨幣の歴史についての研究を開始し、
 一九九六年、アメリカ通貨(マネタリー)研究所を設立。

○一九九九年には、本書は、まず、ドイツ語に翻訳されて、スイスと
 ドイツで出版されたと。

○そして二〇〇二年に、増補された英文原稿にもとづく英語版が出版
 された、と言う。

○「失われた貨幣の科学」、とは、十九世紀の米国の貨幣学者、
 アレクサンダー・デル・マールを意味する。

○未だ、詳しく調べては居ないが、恐らく、日本では、この
 アレクサンダー・デル・マール(Alexander Del Mar)についても、
 また、スチーブン・ザルレンガ(Stephen Zarlenga)についても、
 全く、紹介論評されたことはないのではないか。

○この人(S・ザルレンガ)は、いわゆる、西洋の経済学界、とは、無縁
 である。

○従って、当然のことながら、日本に無数にうごめいて来た、売国奴学問
 奴隷、いわゆる経済学者、又はエコノミスト、更には官庁エコノミスト、
 こうした国賊集団の目には入らない、であろう。

○五百二十一頁以下で、本書の著者は、エズラ・パウンド、及び
 ユースタス・マリンズについて述べて居る。

 「一九五〇年代後期まで、米国で、米連邦準備制度なるものが
 どのように機能して居るかを知るものは、きわめて少なかった
 (と言うよりも、殆んど存在しなかった)」。
 「アメリカの詩人エズラ・パウンドと、その弟子、ユースタス・
 マリンズのイニシアチーブによって、ようやく、その米FRBの
 正体は、明確な著作のかたちで出現したのである」。

○つまり、この人は、米FRBをきびしく糾弾し、弾劾する立場に
 立って居るのである。

○また、一冊、日本民族にとってのFRB問題についての必読参考文献
 が登場したことを、有志に、紹介する。

 (了)

〜関連
ロン・ポール米下院議員の「正直通貨法案」。そして、FRBを廃棄せよ、と。 [週刊日本新聞]
http://www.asyura.com/0306/bd28/msg/698.html

アメリカ的「アウトロー」の見本、としての、エズラ・パウンド。 -太田龍の時事寸評
http://www.asyura.com/0306/bd28/msg/680.html

 次へ  前へ

国家破産29掲示板へ

フォローアップ:
  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。