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Re: マグニチュードは8・0 米地質調査所発表(共同通信) −他共同通信記事
http://www.asyura.com/0310/jisin8/msg/135.html
投稿者 【毎日新聞記事】 日時 2003 年 9 月 26 日 17:17:06:F1lZvC3BJlxKU

(回答先: マグニチュードは8・0 米地質調査所発表(共同通信) −他共同通信記事 投稿者 シジミ 日時 2003 年 9 月 26 日 07:55:29)


つぎのくだりが泣かせます……

>国の地震調査委員会は今年3月、千島海溝沿いの地震についての発生確率を発表し、
>十勝沖に関しては「起きればM8.1前後、確率は今後30年以内に60%」との予測
>を立てていた。

文字どおり無意味な確率予報。

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[毎日新聞9月26日] ( 2003-09-26-15:25 )
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/science/earthquake.html?d=26mainichiF0926e078&cat=2

<北海道東部地震>M8クラス、東方沖に集中 (毎日新聞)


 26日発生した、北海道・釧路沖を震源とする地震は、北海道東方沖でかみ合う2枚のプレート(岩板)のひずみが解放されることによる「プレート境界型」の地震とみられる。数十年〜100年間隔で定期的に起きる地震で、国の地震調査委員会は今年3月、この付近でマグニチュード(M)8.1の地震が「今後30年以内に60%の確率で起きる」と予測していた。気象庁は、今回の地震が、それに該当する可能性があるとみている。

 北海道東方沖では、太平洋プレートが、北海道を乗せた陸側のプレートの下に年約8センチの速さで沈み込んでいる。その境界部分が千島海溝だ。ぶつかり合うプレートが長いことから、地震発生のエネルギーとなる地殻のひずみが解放された場合は大規模になりやすく、M7〜8級の大地震が、数十年〜100年周期で発生してきた。列島全体で見ても、M8級の巨大地震の大半が北海道東方沖に集中している。

 気象庁は、今回の地震は、太平洋プレートの上で、陸側のプレートが元に戻ろうと跳ね上がる「プレート境界型地震」とみている。M8.0と巨大で、震源の面積が広いため、広い範囲で震度6弱以上の強い揺れに見舞われた。

 防災科学技術研究所(茨城県つくば市)によると、ずれた断層の面積などから算出したモーメントマグニチュードは7.9だった。岡田義光企画部長は「長さ約100キロ、幅50キロの岩盤が、東西方向に4〜5メートルずれた」と推定している。

 今回の震源に近い十勝沖では、1952年(M8.2)に死者・行方不明33人の被害が出た地震が発生。68年(M7.9)の地震でも、青森県を中心に死者52人が出た。その後は大きな地震がなく、国の地震調査委員会は今年3月、千島海溝沿いの地震についての発生確率を発表し、十勝沖に関しては「起きればM8.1前後、確率は今後30年以内に60%」との予測を立てていた。

 北海道では、93年の釧路沖(M7.8)、北海道南西沖(M7.8)、94年の北海道東方沖(M8.2)と、過去10年で3度の大地震に見舞われている。釧路沖、北海道東方沖は、地下深くのプレート内部で起きた地震、南西沖は、千島海溝とは別の日本海側で起きた地震だ。

 北海道大地震火山研究観測センターの笠原稔教授(地震学)は、「千島海溝に限っていえば、52年の十勝沖、73年の根室半島南東沖地震以来、大きな地震が起きていなかった。今回の地震をきっかけに、この海域が活動期に入った可能性があり、周辺での地震活動の活発化を警戒する必要がある」と指摘する。【河内敏康】

 ◇今回の津波「予想の範囲」

 日本では、列島の沖合で大地震が多発するため、津波が起きる確率が高い。1896年の明治三陸地震(M8.5)では、津波によって2万人を超す死者が出た。記憶に新しいのは1993年7月の北海道南西沖地震(M7.8)。奥尻島で10メートルを超す津波が押し寄せ、死者・行方不明230人の被害を出している。

 津波は、規模の大きい地震が、海底下の浅いところで発生したときに起きる。地震によって断層がずれると、広い範囲で海水が変動して海水面が上昇し、波となって海岸に押し寄せる。その速さは、水深200メートルの海中で秒速45メートル(時速160キロ)にもなる。陸地に近づき水深が浅くなると速度は落ちるが、逆に波の高さは高まる。海岸近くでは、引く波と来る波が重なって、さらに高さを増す。

 一般的に、地震の規模が大きくなるほど、津波も高くなるが、地形による違いも大きい。奥行きが深く狭い湾ほど波は高くなる。また、太平洋岸よりも日本海岸の方が、縦揺れの地震が多いため、津波が高くなりやすい傾向がある。1983年5月の日本海中部地震(M7.7)による津波は、最大波高が13.8メートルに達したとの記録がある。

 今回の地震の規模はM8だが、津波は震源近くの十勝港で最大2.5メートルだった。地震と津波の関係に詳しい阿部勝征・東京大地震研究所教授が、7地点の津波高の実測値を基に地震の規模(津波マグニチュード)を逆算してみたところM7.9だった。阿部さんは「おおむね予想の範囲内の津波だったといえる」と話す。【元村有希子】


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