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「地下鉄毒ガス事件」のほうが的確だと思っています
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投稿者 あっしら 日時 2003 年 9 月 26 日 15:00:21:Mo7ApAlflbQ6s

(回答先: 地下鉄サリン事件について疑問:サリンはとこから来たのか? 投稿者 すみちゃん 日時 2003 年 9 月 26 日 10:24:28)


すみちゃん、こんにちわ。
直接的な回答の内容ではないことを予め断っておきます。

“対米危機意識”が肥大化したオウムが武装路線に走り、それに基づく土谷被告の行動と証言の信憑性は疑わないとします。
(オウムが攻撃を受け続けていると認識し“対米戦争”に備えようとしたことは確かだと思っています(笑)また、オウム出家信者の3割以上が俗に言うスパイだったとも思っています)


「地下鉄サリン事件」が一般的な呼称ですが、「地下鉄毒ガス事件」と呼んだ方がいいと思っています。

「地下鉄毒ガス事件」では、発生から3時間ほどでサリンの散布であると発表されましたが、それは推定もしくは臆断であり、詳細な鑑定は行われていない時点のものです。

現在も進行中のオウム裁判では、唯一残った“サリン入り袋”が鑑定に回されていない(渡辺弁護士の著作より)という奇妙な推移で、物証がほとんど取り上げられずに証言で構図を描こうとしています。

また、カナダの防衛研究所メンバーも加わった検証で、「地下鉄毒ガス事件」被害者の尿から、イソプロピルアルコール(イソプロパノール)、エチルアルコール(エタノール)、メチルホスホン酸イソプロピル、メチルホスホン酸エチルが大量に、そしてそれより少なめのフッ素イオンが検出されたことから、サリンとは異なるEMPFという神経ガスやその副生成物にも被爆したと結論づけています。

イソプロピルアルコール(イソプロパノール)、メチルホスホン酸イソプロピルとフッ素イオンはサリンからのものと推定されるが、エタノールやメチルホスホン酸エチルが検出された由来が不明という理由です。
サリンの合成工程でエタノールは使用されず、サリンの加水分解でもエタノールは生成されず、エタノールはサリンと反応してしまうので溶剤としても使えないとのことです。

また、被害者の血液検査から、サリンではなく、散布されたのはタブンとソマンではないかという考えも根強く主張されています。

当時のTVニュースも「被害者からとられた血液サンプルのコリンエステラーゼ値が、タブンとソマンの混合物に相当した」と報道したり、東京の病院で採取された血液サンプルの酵素分析の結果から、毒性の持続性でサリンではない可能性が浮かび上がっていました。
サリンは非常に不安定な化合物で、神経ガスの中でもっとも持続性が低く、純粋のサリンでも4時間以内に毒性のない物質に分解し、純粋でないサリン(警察は30%が不純物だと主張)ははるかにもっと短い時間で致死性を失うといわれています。
しかし、通勤客の衣服に付着したわずかな神経ガスは、8時間またはそれ以上毒性が持続していました。
東京にある聖路加国際病院の医師や看護婦人が、瞳孔が縮小するなどの神経ガスの毒性症状に見舞われています。

さらに、被害者が示した鼻や口腔からの出血も疑念の対象になっています。
サリンやタブンは出血をおこさないが、ホスゲンは肺の血管に損傷を与えるとされています。
医師たちは地面に倒れたとき鼻をけがして出血したのだろうと推測しましたが、それは、口からのおびただしい出血を説明できないそうです。


マスメディアや国民の多くが氷解したと考えている「地下鉄サリン事件」も、長崎幼児殺害事件や福岡一家惨殺事件と同様(レベルははなはだしく違いますが)、まだまだ疑念に覆われていると考えています。


「松本サリン事件」は、毒ガスに関する高度な利用知識を持っているものの犯行だと思っていますが、それについては省略します。

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