イラク統治評議長 米軍撤退「来年中に」アラブ紙に答える記事に対する神浦元彰氏(J-rcom)のコメント
http://www.asyura.com/0310/war39/msg/455.html
投稿者 転載バカボン 日時 2003 年 10 月 01 日 12:53:43:kkVgFyCLlyr/.
(回答先: 早期回復祝賀:産経【イラク駐留米軍、来年にも撤退か】別途、朝日記事もあるが薄味 投稿者 木村愛二 日時 2003 年 10 月 01 日 08:17:11)
http://www.kamiura.com/new.html
[要約]イラク統治評議会のチャラビ議長は、27日付、アラブ圏の有力紙「アルハヤト」のインタビュー記事で、米国はイラク駐留軍を来年中に撤退させる意向だと話した。訪米中の同議長に米高官が非公式に伝えたという。「米軍は多国籍軍が駐留すれば、速やかに撤退したがっている。駐留の長期化や増派は望んでいない」と述べた。
[コメント]ウソだろう・・・と単純に片付けられない何かがある。しかし米軍は、「帰りたい、帰れない・・・」というのが本当の気持ちではないか。まあ、アラブ人であればこのインタビュー記事に好感を持つだろう。また来年の米大統領選挙を考えれば、ブッシュ大統領はすぐにでも駐留米軍を返したい気持ちもわかる。しかし例え多国籍軍がイラクに来ても、イラクから米軍が全面撤退すれば、石油利権などをフランスやロシアに「漁夫の利」で持っていかれる。それ以前に頼みの多国籍軍もそう簡単に来そうもない。・・・・。
やはりこの情報は、多国籍軍をイラクに呼び寄せる謀略のような気がする。多国籍軍を編成するための国際的な動きが遅いので、米軍が全面撤退するというエサ(疑似餌)をまいたというわけだ。するとイラクの石油利権に飛びつく国が、これはチャンスと多国籍軍参加を急ぐという策略である。そういえば、イギリスのブレア首相がいよいよ窮地に立った。06年までの次期総選挙を待たずに、首相を辞任する可能性が高まった。イラク戦争の失敗が国民のブレア離れに直結した。
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