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米国ネオコン派問題を、権力矮小化しようとする危険な傾向に警戒せよ。[週刊日本新聞]〜「法の書」
http://www.asyura2.com/0311/bd31/msg/714.html
投稿者 乃依 日時 2003 年 11 月 08 日 07:24:09:YTmYN2QYOSlOI

米国ネオコン派問題を、権力矮小化しようとする危険な傾向に警戒せよ。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/

投稿 平成15年11月08日00時11分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)十一月七日(金)
(第七百五十四回)

○日本民族は、米国ネオコン派の認識について、又しても、致命的な
 誤謬を冒し続けて居る。

○シァディア・B・ドルーリー女史の
 「アレクサンドル・コジェーブ − ポストモダン政治の源泉
 (Alexandre Kojieve − The Roots of Postmodern Politics 一九九四年)

○依然として、この米ネオコンについての初歩的文献すら、日本人の
 視野にも入っていない。

○ポスト近代思想。
 それこそ、米国ネオコン派の思想的源泉である。

○ポスト近代思想の核心は何か。
 それは、ニーチェ哲学である。

○しかし、二十世紀に入って、ニーチェ哲学は、

 (1)ニーチェ左派と、
 (2)ニーチェ右派とに、
  
  分化して居る。

○ニーチェ左派は、主としてフランスに、
 ニーチェ右派は主としてアメリカに。

○しかし、左も右も、同じく、ニヒリズムである。

○ニヒリズムとは何か。

○日本民族は、大正時代から、ニーチェを、一つの流行思想として受け
 入れたが、にも拘わらず、ニーチェ哲学に於けるニヒリズムの正体を、
 まともに、突き詰めて考えることを決してしなかった。

○ここのでのニヒリズムとは、人類文明の徹底的破壊の戦略である。

○一九〇四年、若きアレイスター・クロウリーは、カイロで、有名な
 「法の書」を書いた。

○書いたとは言っても、クロウリー自身は、或る偉大なる霊が降りて
 来て自分に口述した、自分はその指示通りに筆を動かしたのみ、
 などと称して居る。

○クロウリーによれば、
 過去二千年のアイオーンは終わった。
 これから新しいアイオーンが始まる。
 そしてこの新しいアイオーンの最初の世紀たるキリスト暦二十世紀は、
 未曾有の戦争、殺戮と破壊の百年と成るであろう、と言う。

○ニヒリズムとは、古いアイオーン(二千年)の一切の要素を破壊する
 ためのイデオロギー的武器、であると言う。

○「ポスト近代」は、ひとつのペテン的表現である。

○正確に言えば、「ポストキリスト教」である。

○否、それも厳密な言い方ではない。

○ユダヤ教、キリスト教、イスラム。
 この三つの宗教が、破棄されなければならない、と言う。

○もちろん、ユダヤ教起源の三つの一神教を破棄するのみでない。
 ヒンズー教も、佛教も、儒教も、日本の神道も、要するに人類の
 すべての既成宗教を、廃棄せよ、と言う。

○これは単なる机上の空論でもなければ、無責任な方言でもない。

○にも拘わらず、日本の自称(詐称)インテリエリート(実体は単なる
 白痴人間)権力階級は、アレイスター・クロウリーなどその名前すら、
 聞いたこともない。

○ニーチェのニヒリズムのみでない。

○シャバッタイ=フランキストによって変質させられた今日のユダヤ教
 (これを、正統派ユダヤ教ラビたちは、ニセのユダヤ教、ユダヤ教の
 破壊を目的とするユダヤの敵、と見る)の一人は、我々ユダヤは、
 永遠の破壊者である、と公言して居る(「ユー・ジェンタル!」)。

○米国のネオコン派一味の背後には、このようなものとしての
 ニヒリスト、ニヒリズムの、
 一大勢力がひそんで居るのである。

○それを、一部のキリスト教徒は、

 悪魔(サタン)、
 ルシファー、

 と呼ぶ。

 (了)

〜関連1
「支配論」は3つ
http://www.asyura2.com/0311/idletalk6/msg/250.html
投稿者 乃依 日時 2003 年 11 月 05 日

〜関連2
ラルーシュのシナルキズムについての重要論文(「EIR」二〇〇三年十月十七日)[週刊日本新聞]
http://www.asyura2.com/0311/bd31/msg/535.html
投稿者 乃依 日時 2003 年 10 月 30 日 01:53:00

Re: 「ネオコン」派はイスラエルや財閥の傀儡では?
http://www.asyura2.com/0311/bd31/msg/615.html

Re: ネオコンには本質的価値はない、というそういう見方も無難かもしれません。
http://www.asyura2.com/0311/bd31/msg/640.html

〜注釈
法の書
アレイスター・クロウリー (著), 島 弘之 (翻訳), 植松 靖夫 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4336024383/ref=sr_aps_b_/250-3549054-6911460

 書店で見かけたことあります。いかにも、オカルトな感じでした。

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