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Re: 食を奪うことによる人工飢餓の手本はイギリス政府のアイルランドに対して行ったものが鮮烈です。
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投稿者 wr1ももtre1 日時 2003 年 11 月 29 日 06:05:13:YgciqR71nfjCs

(回答先: Re: ああ、ウクライナの友よ!ウクライナの悲劇よ!およそ10年間で2000万人のウクライナ人がスターリン・ヒトラーによって殺されていた。 投稿者 カムイ 日時 2003 年 11 月 28 日 02:25:39)

カムイさん、ありがとうございます。
世界のパワーエリートが考えていることは、世界人口の大量処分と残った人間の奴隷化・家畜化ではないかと考えています。人口処分方法は、@大量破壊兵器(小型核兵器・化学兵器・生物学兵器)A戦争がすぐに思い浮かぶのですが、盲点となっているのは、スターリンがやった「食断」という方法ではないでしょうか。政府が食を奪うという方法で、2年間で1000万人も民衆を殺せるという手本を確立してしまったことに甚大な意味があります。実は政府が自国民をこの規模で飢餓殺すると言うのは、おそらく前例がないでしょうが、ある国がある別の国の勢力を殺ぐために、食断の方法を取った例が、一つあります。それは、19世紀のアイルランド飢餓事件です。この飢餓がきっかけで、たいへん多くの人が亡くなると同時に、多くの人が国土を離れ、アメリカに大量移民が起きたと理解されています。これは一般には農産物の不作から起きた自然飢餓と巷間考えられていますが、実は違います。イギリス政府が、アイルランド国内の港湾を中心に、農産物の流通の拠点を軍事的に占拠・掌握したため、アイルランド国内に食の流通が止まってしまったため、発生した人工飢餓事件でした。

自国政府が自国民を殺すため、あるいは他の国の国民を殺すため、食料を奪い、あるいは、食料の流通を止めてしまうという、大量殺人の方法、国力をダウンさせる方法が、あることを、我々は、もっと明瞭に意識する必要があると思います。ハイテクは不要で、ローテクで十分、つまり、食流通を止めればいいだけなのです。


パワーエリート側は、スターリン政府や、イギリス政府の取った方法を十分データベースとしている、研究しているはずだと思います。


パワーエリート側は食の世界的流通を米英の多国籍企業を通じて支配しつつあります。日本含め世界の農産物輸入の関税引き下げの目的は、食の多国籍企業をすべての国に浸透させることです。

これにより、一国の食料状況が多国籍企業側の一存で、決まる、つまり、生殺与奪の権力を彼らが握ることになります。彼らが、自分たちの流通システムを停止すればいいだけです。一国政府を脅迫すること、言うことを何でもきかせる力も持ってしまいます。


パワーエリート側の、人口処分対象は基本的に有色人種です。劣等人種とみなしているからです。フランスの農業自給率が高いことを彼らが憎悪することは考えにくい。アングロサクソンと、ユダヤ人指導層はそれぞれ、自分たちが支配人種(Master Race)であると考えています(特に後者は旧約聖書を典拠にしてきわめて強くそう主張します。)


日本の「ウクライナ化」は彼らが考えている基本戦略の一つであると考えています。日本人の生命が自立できないように、次第に外堀が埋められつつある印象を深めています。

ウクライナの人口飢餓虐殺事件は日本人の間でもっと研究される必要があるように思えます。

それにしても人間というのはあっけないもの、はかないものです。たった一人(スターリン)の意思だけで、2年間に1000万人がこの世から消滅してしまうというのですから。殺害規模のみからいえば、広島級原爆100発落としたのに相当しますね。鶴のひと声で、原爆100発ですよ(200発ぐらいか)。


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