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アメリカの動きです。[毎日新聞2001年6月4日] −原発建設業の生き残り策でしょうね。
http://www.asyura2.com/0311/genpatu1/msg/104.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 22 日 20:56:34:eWn45SEFYZ1R.

(回答先: アフリカで建設進む新型原子炉PBMRをめぐる論争(HOTWIRED)【こんな計画があるとは・・・】 投稿者 なるほど 日時 2003 年 11 月 22 日 12:23:19)

http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/Physics/200106/04-2.html

◇新型の高温ガス炉、ブッシュ政権後押し−−炉心温度の変化緩やか「軽水炉より安全」

 70年代半ばから原子力発電所の建設申請が途絶えていた米国で、四半世紀ぶりに申請の動きが出ている。「ペブルベッド型モジュール炉」(PBMR)と呼ばれる新型の高温ガス炉で、電力会社は来年にも建設を申請するという。ブッシュ政権は5月に原発見直しを含む新エネルギー政策を発表し、建設の動きを後押ししている。なぜ今、原発なのか――。【ワシントン斗ケ沢秀俊】

 PBMRの建設は米電力大手のエクセロン社が計画している。

 PBMRの原子炉にはウラン燃料を黒鉛やセラミックスで覆った粒を焼き固めた球(直径6センチ)約40万個が入れられる。炉は流動式で、燃料の黒鉛球は運転中にも装荷できる。核分裂反応で生じた熱は黒鉛球から炉内のヘリウムガスに伝わり、高温のヘリウムガスでタービンを回して発電する。高温ガス炉の一種で、ヘリウムガスが冷却材の役割を果たす。

 現在の商業用原発(軽水炉)は冷却材の水の供給が配管の破断などで止まる冷却材喪失事故が起きると、「チャイナ・シンドローム」と呼ばれる炉心溶融に発展する恐れがある。

 これに対し、高温ガス炉は燃料や炉の特性から異常時でも炉心温度の変化が極めて緩やかで炉心溶融の危険がなく、軽水炉よりも原理的に安全性が高いとされている。

 ★小炉で投資回収

 同社の設計の特徴は出力10万キロワットの小型炉(モジュール炉)にすることだ。標準規模の軽水炉の10分の1にすぎない。

 電気事業連合会ワシントン事務所の梶川允(まこと)首席は「初期投資を抑える意味がある」と語る。電力事業の規制緩和が進んだ米国では、電力会社間の競争が激しく、低コストと早期の初期投資回収が求められる。炉の大半を工場生産できるモジュール炉だと、建設費が安く、短期間で建設できる。エクセロン社は5年程度での初期投資回収を目指すという。

 米国では73年の石油ショック後の電力需要予測の下方修正や、原発の経済性低下の影響で、74年に出された建設申請が相次いで撤回された。79年のスリーマイルアイランド原発事故の後、新設の機運は完全に途絶えた。

 しかし、今なお103基の原発が総発電量の約23%を担っている。生き残った理由は、稼働率向上と運転期間の延長だ。80年に60%を下回っていた稼働率は00年には88%に達した。運転実績の良好な原発は許可期限が40年から60年へと延長されている。

 そうした中で、新エネルギー政策策定を指揮したチェイニー副大統領は5月22日、原子力推進団体主催の講演で、「原子力規制委員会(NRC)が新型炉の建設申請の審査を促進するよう求めたい」と、建設を支援する考えを示した。

 「やるべきことをやり尽くした今、新設に向かうしかない」。関西電力ニューヨーク事務所の藤田元久副所長(ワシントン代表)は背景をそう解説する。

 ★先行きは不透明

 しかし、PBMR実用化には、否定的な見方も強い。PBMR建設計画は同社と提携のあるエスコム社が南アフリカで先行して進めている。

 この計画に批判的な英サセックス大のスティーブ・トーマス主任研究員は「高温ガス炉は米国や欧州各国が50年代から取り組み、経済的、技術的理由で撤退した歴史がある」と指摘する。

 日本の原子力研究所も茨城県大洗町で高温ガス炉の研究炉を開発中だが、商業利用の計画はない。

 トーマスさんは「エスコム社は30基建設すれば採算が取れると試算しているが、原発を新設できる状況の国は少ない。コスト計算は非現実的で、競争にさらされると、いずれは撤退を迫られる」と予測する。

 米国でも実現性は不透明だ。梶川さんは「資源の豊富な米国が原子力を見直していることは、日本の原子力利用推進にとって意義が大きい」と評価しながらも、「原子炉格納容器がない構造をNRCが認めるかどうか分からない。格納容器を造ると、初期投資がかさむ」と問題点をあげる。

 藤田さんも「安全性を前面に掲げた新型炉の計画で地ならしした後、本命の改良型軽水炉の建設計画が出てくるのではないか」とみている。


[毎日新聞2001年6月4日]


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