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【関連情報】狂牛病関連病はvCJDだけではない、孤発型CJDにも関連の可能性【農業情報研究所(WAPIC) 02.11.29】 − やや古い記事ですが
http://www.asyura2.com/0311/gm9/msg/411.html
投稿者 シジミ 日時 2004 年 2 月 18 日 08:32:32:eWn45SEFYZ1R.
 

(回答先: イタリアで新型BSE二例、人間の孤発型CJDに似る−新研究【農業情報研究所(WAPIC)】 投稿者 シジミ 日時 2004 年 2 月 18 日 08:29:05)

★BSEと孤発型CJDとの関連については、「狂牛病板」では既に幾つかの投稿がありますが、報道されたイタリアでの「牛アミロイド型海綿状脳症(BASE)」の発生についての農業情報研究所(WAPIC)の関連記事を転載します。(シジミ)


http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/highlight/02112901.htm

02.11.29
 狂牛病(BSE)に関連した人間の海綿状脳症は、今まで、専ら新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)だけと考えられてきた。ところが、それは、少なくとも一部の孤発型クロイツフェルト・ヤコブ病(sporadic CJD)を引き起こしているのではないかという恐るべき研究が発表された。もしもこれが確かなことであれば、従来のクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)対策は重大な見直しを迫られることになる。
 この研究結果は、ロンドン・ユニヴァーシティ・カレッジのJhon Collinge教授等の研究チームによるもので、ヨーロッパ分子生物学機関雑誌の最新号に掲載されている(John Collinge et al, BSE prions propagate as either variant CJD-like or sporadic CJD-like prion strains in transgenic mice expressing human prion protein,The EMBO Journal,Vol. 21, No. 23 pp. 6358-6366, 2002)。研究チームは、人間のプリオン蛋白質を備えた実験用マウスの脳にBSE感染物質を注入した。一部のマウスは予想通りにvCJDを発病したが、他のマウスは人間の孤発型CJDと区別ができない型の脳症にかかったという。
 1920年代に発見された孤発型CJDは、脳内の正常なプリオン蛋白質が自然発生的に異常プリオン蛋白質に変わる病気と考えられてきた。主として中高年者に見られる病気で、およそ100万人に一人の率で発生すると言われてきた。また、最近は手術による感染の可能性も示唆されている。ところが、新たな研究は、今まで孤発型CJDと診断されていた患者の中に、BSE汚染牛肉を食べることによりこの病気を発病した者が含まれ得ることも示唆している。
 孤発型とされたケースがBSEに関連しているのかどうか、緊急に見直す必要があろう。イギリスの孤発型CJD発生件数は、1990年代初めには年に30件ほどであったが、その後次第に増え、90年代末には60件を超えた。その後は50件前後に減ったが、今年も今までに35件の発生を見ている。今年7月には、スイスの研究者が、スイスの1997-2000年のCJD発生数は8ー11件であったのに、昨年は19件に増え、今年も最初の四半期で7件に達したと、BSEが新たな形態のCJDの引き金になっている可能性を疑っている(CJD Concerns in Switzerland, meatnews.com,02.7.16)。今回の研究は、イギリスだけでなく、欧州諸国のCJDもBSEに関係しているのではないかと疑わせる(筆者は、さらに米国における孤発型CJDの急増にも関心を向けざるを得ない。米国における孤発型CJD発生件数は、1998年の44件から年々急増、2001年には138件に達している。このような大きな変動は、100万人に一人の自然発生的とされる病気に関してはあまりに不自然である)。ただし、その証拠を見つけだすのは極度に難しい。新たな検査方法の開発が不可欠であろう。
 しかし、この研究は、それだけではなく、これまでのBSE,、CJD対策の全般的見直しも迫る。食べ物や手術・輸血などによる交差汚染を通じての感染のリスクが根本的に再評価されねばならないであろう。一層多くの動物、さらには人間がこの致死的病気のキャリアーとなっている可能性が強まる。影響は羊の安全性にも及ぶであろう。人間には感染しないとされるスクレイピーの中にBSEが隠されているのではないかと調査が行なわれている。今までのところ、その証拠は発見されていない。しかし、研究は、BSEと関連した別種の海綿状脳症があり、それがスクレイピーと区別できない可能性があることも示唆する。
 ともすればBSEへの警戒が緩んでいる日本も他所事として見過ごしてはならないであろう。長い食物連鎖の中にはどこに落とし穴があるかわからない。大惨事は、針の穴ほどの欠陥から生じる。既存のコントロールが完全に実施されているかどうかの監視体制の拡充も含め、今一度、BSE、CJD対策を徹底的に見直すときではなかろうか。

 関連ニュース
 Scientists fear BSE link to second type of brain disease,Independent,11.28
http://www.independent.co.uk/

 BSE may have caused second strain of CJD,Guardian Unlimited,11.28
http://www.guardian.co.uk/

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