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輸血でHIV感染 高感度検査すり抜け、導入後初確認 [朝日新聞]
http://www.asyura2.com/0311/health7/msg/525.html
投稿者 なるほど 日時 2003 年 12 月 29 日 21:59:49:dfhdU2/i2Qkk2
 

(回答先: HIV汚染血液を出荷 日赤の高感度検査すり抜け(共同通信) 投稿者 エンセン 日時 2003 年 12 月 29 日 12:08:36)

2003年12月29日(月) 更新日時 : 2003年12月29日(月)21:10

 エイズウイルス(HIV)に感染した人の献血血液が検査をすり抜けて輸血に使われ、患者がHIVに感染していたことが29日、日本赤十字社の調査でわかった。99年10月の高感度検査の導入後、こうした事例は初めて。厚生労働省は同日、緊急の血液事業部会運営委員会を開き、検査の精度を高めるための対策を実施するよう日赤に求めた。

 日赤によると、献血したのは20代の男性で、11月16日に献血した際の検査でHIV陽性と判明した。この血液は廃棄されたが、男性は5月19日にも献血しており、日赤で保管していた血液の検体を調べたところ、12月17日になってHIV検出を確認。検査をすり抜けていたことがわかった。

 この時の献血血液から輸血用の赤血球製剤と血漿(けっしょう)製剤が各1本つくられ、血漿製剤が患者1人に投与されていた。この患者は輸血を受ける前の検査ではHIV陰性だったが、日赤から連絡を受けて実施した輸血後の検査で陽性であることが判明した。輸血された血液と、患者の血液から見つかったHIVの遺伝子の配列を調べて、因果関係の最終的な確認を進めている。

 献血血液については、遺伝子の一部を増幅させて調べる核酸増幅検査(NAT)と呼ばれる高感度検査を実施している。NAT導入以前の検査体制では、97年に1件、99年に2件のHIV感染が確認されている。02年夏に初めてのすり抜けが確認されたが、血液製剤の原料用として保管されていたため廃棄され、輸血には使われなかった。

 HIVや肝炎などの感染症に感染した直後はウイルスなどの量がわずかで、現在の検査技術ではすり抜けてしまう「空白期間」がある。高感度検査はこの期間をHIVで従来の22日間から11日間に短縮したが、すり抜ける可能性は今も残る。さらに現在の献血時の高感度検査では、50人分の血液をまとめて調べるため、感度は落ちることになる。

 日赤は、29日の運営委員会で、(1)まとめてNATにかける人数を20人分に減らして感度の向上をはかる(2)より感度の高い試薬を導入する(3)血漿製剤をすぐには出荷せず、保管期間を2〜6カ月に段階的に延ばす、との方針を示した。ただ、それでも「完全にすり抜けをなくすことは難しい」としている。

 一方、献血血液でHIV陽性が見つかる例が年々増加しており、自分が感染していないかを知る「検査」目的での献血を防ぐため、身分証明書の提示を求める試みを来春から一部の血液センターで始めるという。

http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20031229/K0029201222003.html

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