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ワシゃお言葉に甘えて永久的休眠(クリプトビオシス)に入らせてもらう
http://www.asyura2.com/0311/idletalk6/msg/335.html
投稿者 きゃべ爺 日時 2003 年 11 月 21 日 21:55:32:jfzS9MOte8/0k

(回答先: クリプトビオシスの歩みに戻る 投稿者 ちゃめ爺 日時 2003 年 11 月 20 日 23:03:07)

> きゃべ爺さま、おひさですじゃ。

おうおう.まだ生きとられたか.よかった.(といつも人から言われてるもんで;P)

> ふり返ると、わしの想いの中ではずいぶん時間がたったように想えますのじゃ。
 
ワシは,はや,自分の書いたもののタイトルさえ忘れてしもうた.^^;

> 今日のことと申されるのが、『えずら爺様に会うてきたとこじゃが』・『ちゃめ爺えずら爺さまに会いに行く』・『カバラ神秘主義を離散数学で乗り越える』と続いた中の、主要問題事項とするなら、心配せんでええじゃ。わしは忘れん(好きでない事はすまんが…すぐ忘れる)。わしにとっても抱えてきた深い問題を理解できる一生に一度の機会かも知れぬと覚悟していますじゃ。時間が掛かるかも知れぬが、しつこく同根の題を提起するかも知れぬじゃ。

今日のことというのは,今日のメシのことじゃったが,忘れんというそのお言葉はかたじけない.

> あらかじめ伝えておいた方がよいかも知れぬが、わしは数学は得意ではない。審美的にグラフを眺めるのは大好きじゃが…。
> 普通の幾何学、射影幾何学、そしてグラフは眺めているのが好きじゃから勉強はした。しかし、別にたいした次元には至っていない。
> 行列とか、数値ばかり出てきて図形的、イメージ的に理解できないものは投げておった。そのくせに複雑系の非線形解法で出て来るアトラクタなどの図象には、これを何とか理解してゆきたいと思いつつ、途中をさぼっていまだに理解していない。
> 宇宙空間に向けた地球大気の廃熱輸送能力と放射が地球の経済の限界を決める枠となり、それが自覚されざるを得なくなるのだろうと想い、エントロピー理論も使えるほどに理解したいと想いつつやっておらんのじゃ。ふぅ…ためいきが出てきた。

傾向としてはワシもそんなもんじゃ.グラフ理論はずっと気になっておったが,本気に
なったのはついこの間.と言っても何時の間にやら10年が過ぎておった.やれやれ.

> そして、きゃべ爺さまはカバラ神秘主義と離散数学という難しそうな話を持ち出されたが、前者は図像を一部知っているのみ、後者は全然知らぬじゃ。

離散数学というは,別でもない順列・組み合わせとかそこらの話じゃ.
アルゴリズムなども入りおる.つまり,連続でない領域における数学一切じゃ.
射影幾何学などにも離散系というのはあるぞよ.

> これでもよろしいかな、ちゃめ爺は対話相手としては偏りがあり、頼りないぞ。

十分過ぎてお釣りがくるわい.

> なお、あえてわしを神秘主義者というなら、文化的基盤と言えるのは禅とマイスター・エックハルトじゃろう。インドの諸宗教も。

もっとも高尚なとこじゃの.爺様らしい.

> しモーヌ・ヴェイユにも惹かれるところはあったが、実存を投げ込んでまで共感できなかったじゃ。

ワシも名前にはぐぐっと惹かれはしたが...

> しかし…なによりも旅から、また、山稜に身ひとつでさらされて地球と宇宙から知ったことが根源になっている。
> 想いがけぬ時に出会いがある。

ワシもせこい旅しかしておらんが,出会いはどんな小さな旅にでも必ずあった.

> なにやらしみじみしてしまったのう。

うむ.(とシケモクをあさる)

> ちなみに二本の木の話を一気におかしいと言ったのは上のようなわしの出自によるじゃ、邪気は無いじゃ。でははじめよう。

ワシは別のところで深い意味もなく2本を3本にしてしもうた.というか,創世記の記述にはもともと
結構おかしなところがある.神はアダムらに「これを食べたら死ぬで」と言われたのだが,彼らは死
ななかった.これは神の欺きではないのか?神様は嘘をついてもよいのか?結局人間は死を宣せ
られて園を追放されることになるが,これは事後を取り繕った話に過ぎぬ.

> ……………………………………………………………………………………………………………………………………………
> 『つまり,韜晦(深遠)な議論は胡散臭いというのが私の基本的な立場であり,スタンスである.』←それを自ら実証した…というふうにしか、理解できなかったけれど…怒らんでほし。

ワシの議論それ自体が韜晦なものに陥っているということかな?わはは.(とごまかす)

> 『むしろ原理がシンプルであればあるほど,その適用面,展開過程では複雑な事象が見出されることは避け難く,…』その原理部分での理解が可能であれば有り難いことです。

原理は至ってシンプルなものじゃ.いわく,『経済は交換であり,コミュニケーションであって,
貨幣はその媒体である.』 これに尽きる.

> 結局、ここ一帯はもう少しシンプルにして欲しかった所です。で…つづいて
>
> >(ここで代役に交代)
>
> となって論理展開が変わるところまでは、ほんとの秀才きゃべ爺さまかしら、と…つまんなかった。だって、ホントだもん。
> あっ、ぶたないで、ごめんなさいー ( i_i)\(-_-#)

ワシはシンプルな原理→複雑な事象という展開を考えておったのだが,ワシの理論自体が
プロファウンド(深遠な)ものになりつつあることは認めよう.しかし,これからそれを展開する
にあたって,これらのバックグラウンドのすべてが必要であったことが明らかになるじゃろう.

> *…………………
>
> さて、ご回答のここ以降が拝読して大変啓発的です、うーむこんな風に考えられるものとは想わなかった。
> 特にもちろん自分の専門ではない領域での専門的な話はわかりません。漠たる印象のみになります。

貨幣メディア論の第一定理:
『貨幣はその貨幣をメディアとする経済共同体総体の経済的価値を参照し,その価値を定量する』

この定理を理解するには東洋の叡智が必要じゃ.少し解説申そう.媒体には主に2種が
考えられる.一に伝送媒体,二に蓄積媒体じゃ.伝送媒体を通信理論の用語で言えば,
チャンネルじゃ.音声的なコミュニケーションの場合で言えば,空気層がこれに当る.
蓄積媒体とはたとえば,フロッピーディスクとかCDのようなもんじゃ.書物も蓄積媒体の
一種と言える.蓄積媒体は通常は可搬であるから,情報の移動は媒体自体を運搬する
ことによって行なう.手で運んでもよいし,輸送機関を使ってもよい.もちろん運搬手段
それ自体,伝送媒体と考えてもよい.人間の脳みそは外形的には蓄積媒体じゃ.きわめ
て特殊な媒体としてネットワークがある.ネットワークは伝送性と蓄積性を兼ね備えてい
るという点で,「世界」それ自体に極めて類似した性格を持っておる.(ここで大脳中枢の
ニューロネットを考えたとすれば,君は中々頭がよろし.まさに脳中にあるのは世界じゃ.
君がどう考えようと,君が君自身の外部にあると信じている世界は実は君の内部にある.)

貨幣はもちろん蓄積媒体じゃ.蓄積媒体には通常なんらかのメッセージがそれぞれ
媒体固有のコード形式で書き込まれておる.貨幣には何と書いてあるかな?いわゆ
る額面と呼ばれる数がそれじゃ.円とか$とか言う単位にはこの際あまり意味がない.
つまり,貨幣が保持しているコードはある切りのよいただの整数値であるに過ぎない.
前にすべてのメッセージは1個の巨大数として表現できるとお話したはずじゃ.つまり,
ある適切な解読方法があればすべての数を「意味」として解釈することができる.これ
に対比するとき,貨幣の表示するコードとしての数が,メッセージとしてほとんどなんの
意味も含まないものであることは驚くべきことである.このように意味的にはほとんど虚
無に近いコードがどのように,「経済共同体総体」つまり「世界」と結びつくのであろうか?

残念ながらワシは仏典には詳しくないので,あまり深遠なことは述べられないが,
たとえば,「南無妙法蓮華経」というお題目があるとする.この7文字の中にある者は
人類のすべての叡智,否,宇宙の真理が内臓されていると思念する(かもしれない).
一体全体そのようなことが可能であろうか?可能であると考えることと,その真理を
真の意味で獲得することとは区別されなくてはならない.しかし,少なくとも我々には
「そのようなことも有り得る」と肯定できるのではないだろうか?これは,「コスモス」と
いう語が宇宙を表象する(指示する)というような用法とはまったく異なるものであり,
その語句の中に宇宙の真理そのものが封じ込められなくてはならないのである.こ
のような観念を西洋人に理解させるのはかなり難しいのではないかという気もする.

どうじゃな?この説明から,10円札という貨幣に記された”10円”というコードが10
円という抽象物または観念(法定貨幣の機能)を指示するもの(これは記号論的解
釈である)ではなく,ダイレクトに「その貨幣の流通する経済共同体総体を参照する」
もの(超記号論的解釈と呼んでおこう)であるということをご理解頂けたであろうか?
ワシは寡聞にして,貨幣以外にこのような超記号とでも呼び得るようなもののあるの
を知らない.上ではたまたま南無妙法蓮華経というお題目を例示したが,これは喩
えとして引いたのみであって,実のところその効力を知るものではない.これはもち
ろん私がその語句に関連付けられた「共有的内部知識」を持たないことによる.

たとえば,こんな例を考えてみよう.ある商人がおった.商人はある商品を10個仕
入れ,それを3人のお客に売ったとする.この商人が受け取った貨幣の流通する世
界がいかばかり広いか分らないが,それにしても,この商行為によってこの商人が
獲得した知識はその「世界」に比してあまりに小さいもののように思われる.しかし,
これは必ずしもそうではないのだよ.この世界に1000万人の人間が住んでいたと
しよう.するとこの商人は,3個の商品が売れたことによって,少なくとも9999997
人の人間は何らかの理由によって自分の店から商品を買わなかったことを知る.
これはまぎれもなく,「全体に関する知識」である!もう一つ別の例を考えてみよう.

サルは貨幣を使うことができるだろうか?サルはおそらく時に他のサルからモノを奪う
ことをするだろう.他者にモノを与える(譲る)ようなことはできるだろうか?やや難しそ
うな感じはあるが有り得ないことではないような気もする.(実際,ワシのネコは仔ネコ
たちにエサを譲ることがあるのを観察しておる.)そこで,サルは他者にモノを与えるこ
とと奪うことの2つのことが行なえると仮定しよう.この2つの行為を組み合わせれば,
明らかに交換という操作を実現することができる.果たしてサルは物々交換を学ぶこ
とができるだろうか?実験してみたいが,敷居はかなり高そうだ.相当進化したサルな
らもしかしてできるようになるかもしれない.人間とサルの間なら可能性はもっと高い.

しかし,それにしてもサルにお金の使い方を教えるのはほとんど不可能であるように
見える.なぜだろう?一方,人間の子どもであれば小学一年生であっても,お使いく
らいはできるのではないだろうか?いや,多分3歳児でも可能であるように思われる.
3歳児にお年玉を与えてその反応を見ればよい.それが原理的に可能であることは
直ちに確認されよう.(実験後そのお金を取り戻さないように.)もしそうであるとしたら,
この「お使いのできる子ども」の獲得した知識の中には明らかに「経済共同体総体に
関する深い知識」が自ずと含まれていると考えるしかないのではなかろうか?

(貨幣は蓄積媒体ではあるが,同時に広域の伝送媒体ないし仮想的なネットワーク
と考えることもできる.これがマネタリシステムと呼ばれるものじゃ.この仮想的ネット
ワークの広域性ないし全域性が直接に経済共同体総体と対応していると考えるのが
もっとも分りやすいかも知れぬが,これでは何も説明したことにならんのじゃよ.但し,
伝送性と蓄積性を併せ持つ巨大ネットワークが世界とも頭脳とも類似するとすれば,
例の邪神を考察するときの足しにはなるかもしれん.その虚無的性格と合わせて...
(ワシが前に聖霊に擬したのはこの伝送媒体としての特性と蓄積媒体の特性を併せ
持つ貨幣メディアであった.ちなみにワシの理解によれば聖霊は伝送媒体である.)

> きゃべ爺さま:
> >経済共同体全体を一個の単一市場によって近似するという前提のもとで,アダム・
> >スミス的自由市場経済を再考してみます.アダム・スミスの理論のもっとも卓越して
> >いる点は,全体を観測できない局所的な取引の総体がある均衡点に自動的に遷移
> >する,つまりあたかも全体を知っているかのように振舞うことを立証した点です.
> >これを敷衍すると次のようなことが言えます.
>
> >「全体を観測できないにも関わらず全体を知っているかのように振舞うことができるの
> >であるから,おおまかに言えば全体を知っていたことになる」と推量することができる.
> >よって,貨幣メディア論の定理『貨幣はその貨幣をメディアとする経済共同体総体の
> >経済的価値を参照し,その価値を定量する』が自由市場経済の上でも概ね妥当する.
>
> ………………↑↓
>
> >あるいはことによれば「経済共同体の貨幣システムが総体的に認識・計測不能である」
> >ような事態に移行しつつある段階で始めて,暗闇に潜む亡霊が立ち上がってくるように,
> >マネタリシステムの闇の中から呼び起こされた邪神が活動を始めたと言うべきかもしれ
> >ません.この方が説得的であるような気もします.もう少し考えてみたいと思います.
>
> ここを上下とも参照しながら読むと、うへええっ!凄いことを言っているものだ、と想います。

「価値」とは何か?という問いはおそらく人間が発し得るもっとも深遠な問いであることに思
いを致さねばならぬ.マルクスの天才的なところは,それ(価値)が平均的な労働者の労
働時間によって近似できるところに気付いた点にある.この仮設を容認しさえすれば,曖昧
模糊とした経済共同体総体などという代物に言及することなく,ごく局所的な観測と計算に
よって,価値を算出することができる.そして,これは実用的な意味では十分正しい.しかし
ながらワシがかなり前に指摘したように,「マルクスの剰余価値説には時代的な制約があり,
それだけではもはや全体を説明できなくなって」おるのじゃ.ワシはその例として2点を挙げ
た.ひとつは労働に還元できない著作物(出版物)の価値であり,もう一つは産業が全自動
化され完全にロボット化されたとき,ロボットが労働者を駆逐するという問題である.

どちらの例も剰余価値説によっては説明することができない.しかし,コミュニケーション理
論を基礎とする貨幣メディア論ならそれが可能だ.著作物の問題はコミュニケーション理論
の上でもっとも整合的に説明することができる.完全にロボット化した社会では労働者はす
べて失業者になってしまうから,プロレタリアート独裁どころの話ではない.しかし,人間の
もっとも根源的・本然的営みがコミュニケーションであるとすれば,このような未来社会の展
望はなんら恐怖すべきものではなく,むしろ当然のものとして見えてくるのではないか?
我々は小鳥たちがそうであるように,歌い笑いさざめいて一日を過ごすようになるのである.

> あえて『こう言った方が正確ではないでしょうか』という意味で、言わせていただくとすれば…
>
> 『マネタリシステムの闇の中に開かれた不可知の領域の存在が、人間から邪神とも例えるべき過剰な貨幣的想像力(あるいは
> 活動の過剰?)を闇の中から呼び起こしその活動を可能にする』この邪神とも例えるべきものの奔出が市場に野放しになる事態
> が地球経営を破滅に呼び込む(既に野放しなので、既に呼び込みつつある)…

いや,すばらしい表現力じゃ.確かに,「邪神とも例えるべき過剰な貨幣的想像力」としか
呼びようのないものがグローバリズムの名の下で世界を跳梁跋扈しているように見える.
ここで,不可視であった領域が不可知に転ずるところにこの黒魔術の秘密の一端がある...

> うえええ、気持ち悪い。ここに人間から奔出するものは、神の相貌と悪魔の相貌が一緒みたいなものだ。

遂に気付きおったな!神の相貌は鏡の裏側から見なくてはならぬ.

ワシは前の論稿で,「巨大自動計算機であるアダム・スミス的マーケット」とか,「アダム・
スミス・マシーンと情報交換するチャンネル」のような表現を使って,経済共同体総体を説
明した.まだ全貌は現われてはいないが,経済活動が近い将来少なくともこのような表現
に類似したものになってゆくだろうということはうなづかれるに違いない.これは彼のダビン
チ研究所辺りで鋭意研究しているところじゃ.(そのときには,貨幣はメディアであるという
ことなど子どもでも知る常識になっておろう.)もちろん,マネタリシステムと経済共同体総
体は同じものではない.しかし,仮想的に経済共同体総体が電子化し,完全に透明なもの
になるという事態を想定することができる.これは何か?

アメリカで911の後に立法化されたTotal Information Awareness という機関を
ご存知だと思う.これは電子化されたすべての個人取引データを一つのデータベースに
集約するというアイディアである.つまり,個人のプライバシーを身包み剥いでしまうとい
う恐るべき発想であったが,とりあえずご破算になった.察するところこのようなゴミ情報
を集めても(技術的限界から)有意な知識を抽出できないことに気付いたのであろう.
(元々王様の仕立て屋どもがでっち上げたインチキな仕組みであるが,その思想の危険
性は凶悪と言ってもまだ足りぬ.)いずれにせよ,取引情報の秘匿と個人の(思想・信条・
行動の)自由とが深い相関にあることに気付かれるに違いない.

結局,問題はシステムのどの部分をガラス張りにし,どの部分をブラックボックスにする
かという点に尽きる.彼らは大衆のプライバシーを完全に把握しようとする一方,自分たち
がコントロールしている部分は完全に隠蔽することを意図しておる.我々が主張するのは
まさにそれを反転したものである.つまり,公的経済システム部分は100%公開されなく
てはならない.一方,私的経済システム部分は可能な限り暗箱化されるべきである.これ
は,ワシの理解するところによれば,憲法で保障するところの「通信の秘密」に該当する.

(声高に叫ばれている「民営化」というコーラスにも注意を怠ってはならぬ.民活と言えば
聞こえはいいが,ほとんどの場合,その意図は公共物の私物化と暗箱化ちなわち血税を
外部に持ち出すためのトンネルである.)

> あっしらさんの“彼ら”はこんなもんを解った上で、コントロールできる範囲で利用しているということなのでしょうね。

少なくとも中心メンバーはその理解に達しているであろうな.

> それを押しとどめ、妥当で静かに流動する「聖霊のような」ものへと貨幣システムの働きの総体を変容させるためには、天才バベージ氏のあのシステムが現実化する必要があると…

その通り.ワシはますますそのことを確信するようになった.

> (私はこの論考を読ませて頂いて、人間とシステムの双方に相互依存的な欠陥があると想うようになってきました、いやシステムは人間の欠陥の投影か…)

あっしらさんであれば,サタニズムと呼ぶところかな?

> なんだか本当に人間の自己自身に対する聖戦だね。宗教を越えた…

「戦争」の問題は「経済」に含まれ得るし,それ(経済問題を解決すること)によって解決できる
だろう.「人種」問題の根はおそらく「戦争」にあると思われるが,その解決には何かしら「普遍」
的なものが必要であるような気もする.「人種」問題というのは「差別」問題でもあり,「階級」問
題でもある.「差別」から「経済」に還流する節点に「人倫」を置くというのも(暫定案ではあるが)
考えられる.つまり,経済>戦争>差別>人倫>経済という駆動サーキットを考え,茅先生や
渋沢栄一の道徳的経済論をその先駆けと見るというのはどうじゃろう.

(ちゃめ爺の道徳論に対する懸念は道徳論がしばしば差別<道徳や階級<道徳のような逆
向きのドライブとして働くところにあるのではないかと思うのじゃが,違うかな?もちろんワシが
差別>人倫と表示しているところでは,人倫は差別の反定立としてドライブされるのだが.)

なぜ,ここに人倫のようなものが現われるかというと,一つには上記のように経済共同体総体
が完全に透明なシステムになるということは有り得ないし,またそうすべきでない(人権的見地
から)という点がある.つまり,システムに不可視な部分が残る以上,見えない部分をカバーす
る規定が必要であり,それを補償するのは相互的な信頼関係しかないと思われるからである.
これを平たく言えば,社会的モラルと個人的自由の相克(から調和への転位)という感じかな?

※もちろん,経済的要因以外の規制は可能な限り小さいものとするのが最善ではあるのだが,
モラルというのは経済的コストを最小にするための方策でもある.1000人収容の刑務所を10建
設して,10000人の警吏を雇うより,モラルを高めた方が安くつくのは間違いない.

最後に残る不可視部分とは言うまでもなく,個人情報であり,寡占者の恣意的な支配機構で
はない.しかしこのことは(技術的には)口で言うほどやさしいものではない.米国の連邦準備
銀行は明らかに私的企業であるが,仮に法令を修正し国立銀行とすれば(修正案を提出して
いる上院議員も存在する)問題はそれですべて解決するのかどうか?現在の日銀法(昭和17
年に制定されたものがベース)も一通り読んでみたが,一見それほど問題ないように見えたし...

> ツリーと循環のテーマも含んで、このきゃべ爺さまの論考はさらに発展する可能性もしくは必然性がありますね。

ワシはもう原論は提示したのだから,あとは誰か若いもんにやってもらいたいんじゃが...

> ゆっくり考えたい。地域、地球、貨幣システム、循環とツリー、女性原理…全部からめて混沌から秩序生成が現れるかもしれない。

上記のような綜合的ネットワーク的な思考方法は,明らかにオリエント起源のものであり,
西洋の分析科学的手法とはまったく異なるアプローチであると思われる.我々はかなり迂
遠な議論をしているように思われるかもしれないが,我々の獲得した視座から近未来を展望
しつつ目を現実の政治・経済の場に転じるなら,やや性急ながら以下のようなことが言える
ように思われる.(ゆっくり考えるのを妨げる意図はないので.お許しあれ.<(_ _)>)

まず,脱出口は以外に遠くないような気配がある.たとえば,私の目から見ると亀井氏らは
極右の位置にくるように見えるが,提言を読むと結構合意できる部分が多い.特に「税制の簡
素化」というのは重要な視点である.税制の簡素化というのは,システムをシンプルにすると
いうだけでなく,実はシステムを「公正かつ透明」なものにするという重大な意義を持っておる.
外務省の吏員らはほとんど何も仕事をしておらんし,大蔵省の連中は一年に一度節句働き
(予算編成)をしてあとは遊んでおるようじゃが,日本の国家機関のうち最悪なのは国税庁で
はないかとワシは睨んでおる.ほとんど誰もその内実を知らない(無茶苦茶ややこしく作って
ある)のだが,彼らが牛耳っておる徴税システムほど不正極まるものはおそらくないと思う.

ワシは土地や証券の投機を好ましくないと考えているので,インフレ待望という点に関しては
彼らと意見が分かれる.インフレ待望というのは,要は土地と株の値段が上がればよいという
ことで,これは資産家を利することはあっても,実物経済には本来的に関係無い(むしろ有害)
事象である.ワシの主張が理解されるには共同的資本主義の青写真を見てもらうしかないが.

おそらく消費税の引き上げというのも避けられないだろう.消費税の問題点は弱者に負荷の
かかるシステムであるという点であるが,これは社会政策的な再配分を工夫することによっ
てある程度カバーすることは可能である.ワシが問題にしておるのは,土地取引,証券取引,
外国為替取引,デリバティブ取引などの高額取引が一切非課税になっている点であり,これ
は明らかに不正であり,不公正である.これらを含むすべてのトランザクションに均等低率の
課税を行なうというのが共同的資本主義の3本柱の一つである取引税である.逆に取引税と
外形課税が実現される時には,ほとんど共同的資本主義は実現されたと言ってもよい.

★消費税の引き上げを容認する条件は公的年金制度の再建であり,これ以外には無い.

年金システムの建て直しには愚考氏が主張されておられる通り,一度公的年金制度を完全
に解体・清算し,全額租税負担による全国民均等一律の基礎年金制度を構築する以外ない
と思っておる.(国民の20%がすでに年金制度から脱落しているという現実を見よ.)この清
算によって民間に還付される巨額資金の投入がこの平成大不況から我々を救う唯一の手立
てである.これは採血された保存血液を自己の体内に戻すようなものであるから,もっとも健
全な治療法である.各個人は還付された資金を元に自由に上積み分の私的年金を構築すれ
ばよい.公的年金会計の穴埋め,破綻した民間の年金基金の補填をどうするかという問題は
それほど難しい問題ではない.国民の完全な支持を得て実行されるのなら,政府貨幣の発行
は決してリスキーな暴挙ではない.年金制度が確立されて始めて国民は将来に希望を抱き,
健全な消費生活に復帰するだろう.それからようやく日本経済の血流は循環し始める.

ワシは日本経済の再建とアメリカからの離脱というのはほとんど同義であると考えておる.
なぜなら,あらゆる状況証拠から考えて,この事態はまさにアメリカから仕掛けられた第2次
太平洋戦争であるからじゃ.その意味で,すべての真の愛国者(米国の工作員となることを
拒絶する者)は右であれ左であれ一致協力するしかないと思っておる.もとより,これは国民
を国家総動員的群集心理的盲従に駆り立てることを意味するものでは有り得ない.日本が
米国への隷従から離脱して独自の道を歩み始めることの世界史的意義は極めて大であるが,
これは真に民族的長征であり,国民の総意を結集することなしに果たし得るものではない.

> 木のお話は大切な事項であったようで、粗暴に『二つの木とは、悪意をもって騙られた“神話”か…』を書いてしまい、申し訳なく
> 想っていますが、訴えるべき真実性はあの時あったのです。うまく言語化し、説明できるまで時間を下さい。

もしかして,題意を難しく取り過ぎておられたのではないかのぉ?
巡回しながら木を登るものの名前は「蛇」であったのじゃが...

> マイスター・エックハルトの書いたことをご存知でしたら(「神の慰めの書」など)象徴としての木を分けて二本も三本も、根源の神話で出すのはおかしいと言い出す事情も感じ取っていただけるかと…。

エックハルトは名前も聞いたことがないが,ワシも「慰め」はほしー.

> 馬場英治の今日の宿題: オイラー閉路問題(一筆書き)の解法を示せ.
>
> ↑面白そうだけど(グラフは勉強したいけれど)、今は嫌です!(ノ-_-)ノ ~┻━┻
> 考えたい事がいっぱいですもの。

この答えは簡単じゃ.右手と左手を伸ばして隣と手をつなげば”ひとりでに”輪ができる.
両手ということは辺が2つということじゃ.よって,グラフのすべての点が偶数本の辺を
持っていれば,そのグラフはオイラー閉路を持つことになる.

> 最後に、啓発多きお返事へのお礼を申し上げます。

こちらこそ,ご丁寧な返信傷み入ります.

> では、また(^-^)

そのうちな.ワシゃお言葉に甘えて永久的休眠(クリプトビオシス)に入らせてもらうぞ.

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